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コラム

「打者・大谷」全米に衝撃与えた15安打。“ゾーン”で見る驚異の適応能力、今後の課題は

2018/05/08

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が、メジャーリーグ最初の1カ月を終えた。投手として2勝を挙げた一方、打者としても3試合連続本塁打を含む4本塁打を記録するなど打率.341を記録。渡米前から「二刀流」としてオフの話題をさらった大谷だが、その注目と期待に見事に応える結果を見せた。... 続きを見る


マーリンズに現れた“あの映画”のような苦労人ルーキー、現役最高左腕に投げ勝った24歳とは

2018/04/27

カーショウとの年俸差は膨大  25日の試合で敗戦投手になったカーショウは、2013年オフに7年2.15億米ドル(約235億円)の巨額契約を結んだと報じられている。しかし、今季はここまで1勝4敗と成績が振るわない。リチャーズの今季年俸は不明だが、カーショウと比較すればその差は膨大であることは想像に難くない。    高額な主力選手を次々と放出したマーリンズは、2018年の総年俸額でメジャー30球団中23位だ。一方のドジャースは総年俸額ではレッドソックス、ジャイアンツに続く3位でありながら、ここまで勝率5割を切り、ナショナル・リーグ西地区3位に沈んでいる。    当然のように、メ ... 続きを見る


“ケタ違いの飛距離”証明の清宮、昇格時期は? バランス保った起用法求められる【小宮山悟の眼】 

2018/04/23

北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎内野手が、ファームの試合で本塁打を連発。体調を崩し力を発揮できずにいたが、ここにきてようやく持ち味を見せる活躍をしている。果たして1軍昇格はいつになるのか、そして起用法はどういった形になるのだろうか?... 続きを見る


メジャー速球ランキングに異変。チャップマンの牙城破る21歳新星の登場か

2018/04/21

1Aの成績は傑出せず、カージナルス首脳陣の先見の明  驚くべきことは1Aでも特に傑出した成績を残したわけではない。2017年シーズン通算で8勝3敗、防御率2.82、105イニングで95奪三振。決して悪くはないが、2A、3Aを飛び越えて大抜擢するほどの成績ではない。しかし、ヒックスはオープン戦で7イニング8奪三振の好投を見せ、開幕25人の枠に入った。今のところ中継ぎとしての役目をしっかり果たしている。    ヒックスは身長188センチ、体重84キロとメジャーリーグの投手としては小柄な方。チャップマンのような長い腕もなければ、ノア・シンダーガードのような筋肉質な身体でもない。大谷翔平、ダ ... 続きを見る


菊池と則本の投げ合いに見たエースの矜持。試合を支配する「三振の力」【新装版・野球新書】

2018/04/17

試合の勝敗、投手の球速、野手の打率、盗塁数…プロ野球を観戦する際に注目するポイントはいくつもある。今回は4月13日の東北楽天ゴールデンイーグルス-埼玉西武ライオンズ戦において、試合の流れを左右した両チーム・エースの「三振の力」について考える。... 続きを見る


タイブレーク制度は野球の醍醐味を失わせるのか。今季からマイナーで導入、メジャーへの適応の可能性は

2018/04/15

経営的視点では時間短縮はファンサービス  投球間隔の時間制限については今のところ試合の流れに大きな変化はみられない。直接影響を受ける現場の投手からはリズムが狂うなど評判が悪い試みではあるが、投球の質が落ちて打高投低の傾向が顕著になるかは少なくともシーズンが終わってからの比較調査が必要になるだろう。    選手やコーチ、監督、さらにはコアな野球ファンの多くは「いたずらに時間短縮を図るルールは野球の醍醐味(だいごみ)を失わせる」と反発する。しかし、スポーツビジネスのライバルであるアメリカンフットボールやバスケットボール、アイスホッケー、サッカーなどの他のメジャースポーツと比較すると、プレ ... 続きを見る


大谷はどのようにOP戦の成績を覆したのか。エンゼルスの起用法にみる“二刀流“のメリット【小宮山悟の眼】

2018/04/13

 渡米前から「二刀流」の可否で日米両球界から注目を集めていたロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手。開幕前は懐疑的な意見が多かったが、ここまでの大谷は投打にわたる活躍には目を見張るものがある。華々しいデビューを飾ったが、メジャーリーグでの今後のキャリアを見据え、大谷はメジャー1年目をどう過ごすべきか。... 続きを見る


今季の新人王候補は? 投手有力のセ、野手を推したいパ。選出にはチーム事情の影響も 【小宮山悟の眼】

2018/03/29

プロ野球セ・パ両リーグが30日、開幕する。今回は今季の最優秀新人(新人王)について考えたい。昨季はセ・リーグが京田陽太(中日ドラゴンズ)、パ・リーグは源田壮亮(埼玉西武ライオンズ)の野手2人が獲得した。今季の候補選手はどのような顔ぶれか。... 続きを見る


それでも大谷をマイナー降格させない理由。見逃せない営業サイドの思惑と経済への影響

2018/03/23

 大谷翔平が苦しんでいる。今季から加入したロサンゼルス・エンゼルスでも二刀流挑戦が注目を集めるが、オープン戦では投打で結果を残せていない。現地ではマイナーからのスタートを推奨する声もあるが、球団には様々な理由から降格させられない理由がある。... 続きを見る


センバツきょう開幕。 注目選手は? 存在際立つ大阪桐蔭3選手、二刀流、長身の投手陣も

2018/03/23

素材系・長身投手が目白押し  一方、彼らを迎え撃つ投手陣だが、実績では明治神宮大会優勝投手・市川悠太(明徳義塾・高知)が挙げられる。    サイドスローから最速145キロのストレートとカーブ、スライダー、スプリットを投げ分ける。制球力にも優れるこういうタイプは、春に打ち崩すのが難しい。昨秋は公式戦10試合をすべて一人で投げ抜いた。登板過多が心配されるが、古いタイプの指揮官のもとで、これは避けられないだろう。    また、今大会は長身投手が多い大会でもある。いわゆる素材系だ。    大阪桐蔭打線を封じ込んだ創成館(長崎)のエース川原陸は184センチの長身から左腕をし ... 続きを見る


「お前ら悔しくないのか!」。今の選手、監督にも怒り…江本孟紀氏が語る人間・星野仙一

2018/03/20

 野球評論家の江本孟紀氏は、2018年1月4日すい臓がんのため70歳で亡くなった星野仙一氏と長年にわたって交流があった。選手を叱咤激励し続けた星野氏について旧知の江本氏にはどのように映ったのか。3月22日に『僕しか知らない星野仙一』を上梓した江本氏が客観的に分析する。... 続きを見る


大谷との違いは? レイズが挑む前例なき二刀流・マッケイの育成、慎重姿勢が生み出すメリット

2018/03/09

今季、メジャーリーグで二刀流と言えば、ロサンゼルス・エンゼルスに入団した大谷翔平選手。日米球界の注目度は非常に高く報道も過熱しているが、その一方でもう一人の二刀流であるタンパベイ・レイズ傘下に所属するブレンダン・マッケイ選手は静かに調整を続けている。... 続きを見る


侍ジャパン“大成功”のオーストラリア戦、その意義とは? 代表の価値上げたメンバー選考と選手起用

2018/03/05

野球日本代表「侍ジャパン」は、オーストラリア代表の強化試合「ENEOS侍ジャパンシリーズ2018」に2連勝。稲葉篤紀監督が率いるトップチームにとって幸先のいい初陣となったが、目標とする2020年東京五輪の金メダルへ向け、今シリーズはどのような意味を持ったのか。... 続きを見る


「プロ野球は優秀なトレーナーを上手く活かしきれていない」。米コンディショニング専門家はキャンプをどう見たのか

2018/03/04

アスリートにとって、体のケアはパフォーマンスや選手寿命に大きく関わる重要な要素となる。世界の様々なプロスポーツチームで日本人トレーナーは活躍しているが、日本のプロスポーツチームはどうなのか。ファンクショナル・カッピング・メソッドの創始者、浅野吉隆氏に話を聞いた。(取材・文:角谷剛)... 続きを見る


牧田と平野に立ちはだかる最大の壁。日本人リリーフがメジャーで成功するポイントは?【小宮山悟の眼】

2018/02/22

メジャーリーグのスプリングトレーニングが始まった。まだ日本人選手の中には未契約選手もいるが、今回はメジャーに舞台を移した2人のリリーバー、牧田和久(パドレス)と平野佳寿(ダイヤモンドバックス)の成功ポイントについて話したい。... 続きを見る


大谷の新監督、ソーシアとは。名将? 時代遅れ? 評価分かれる指揮官は二刀流を導けるか

2018/02/19

大谷翔平が加入したロサンゼルス・エンゼルスは、近年では珍しく1人の指揮官が長期政権を築いている。指揮官の手腕は大谷の二刀流実現の鍵を握るともいえるが、2000年からチームを率いるマイク・ソーシア監督は、現地ではどのような評価なのだろうか?... 続きを見る


「日本に親愛の気持ち」。日本で活躍した助っ人3人が語る現在【カリビアンシリーズ戦記】

2018/02/16

メキシコで開催されたカリビアンシリーズには、日本球界でプレーした多くの選手が参加している。今回、フレデリク・セペダ(元巨人/キューバ)、ラウル・バルデス(元中日/ドミニカ共和国)、オーランド・ロマン(元ヤクルト/プエルトリコ)の3選手に話を聞いた。... 続きを見る


ソフトバンク柳田を見逃したら損! 逆方向への一発が予感させる“伝説のシーズン”

2018/02/16

 今、最も球場で見たい選手といえば、多くの人々が柳田悠岐の名を挙げるだろう。背中に付くほどのフォロースルーから放たれる豪快な打球は、それだけでチケット代を払う価値がある。    宮崎・アイビースタジアムで行われている福岡ソフトバンクホークスの春季キャンプも終盤に差し掛かった15日、柳田は早くも存在感を放っていた。    小雨がちらつく中で行われたフリー打撃では、軽々と柵越えを連発。その後に行われたシート打撃では、自身今季初の実戦形式ながら、石川柊太からレフトオーバーの二塁打、笠谷俊介からはレフトスタンドに飛び込む本塁打を放った。    一般的に、逆方向へ長打を放つ ... 続きを見る


いまだ契約未定。イチローに衰えはあるのか? セイバーメトリクスから現状の立ち位置を分析

2018/02/15

加齢に伴い徐々にパフォーマンスを落とすも、2016年は見事な復活  次に加齢の影響が、イチローの選手としての価値にどの程度のインパクトを与えているかを見ていきたい。2つ目の図はMLBに移籍して以降、それぞれのシーズンで攻撃、守備でどれだけリーグ平均を上回ったかを表したものだ。    攻撃の指標として使用するwRC+はリーグ平均を100とした1打席あたりの打者の傑出度を表したもので、130ならばその打者はリーグ平均レベルの打者の1.3倍の貢献を見せたといえる。守備指標として使用するUZRは、同ポジションを同じだけ守った平均的な守備者に比べてどれだけ失点を防いだかを表したものだ。wRC+ ... 続きを見る


ダルビッシュとカブスが結ばれた理由。敏腕社長に最高の指揮官。世界一へ理想の環境に

2018/02/14

シカゴ・カブスは、ダルビッシュ有と契約に合意したことを発表した。停滞するMLBの移籍市場の中で、ダルビッシュの去就は注目を集めていたが、ついに正式に決定した。多くのオファーがあると報じられた中で、ダルビッシュはなぜカブスへの入団を決めたのか。その理由を探る。... 続きを見る




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