「打者・大谷」全米に衝撃与えた15安打。“ゾーン”で見る驚異の適応能力、今後の課題は
2018/05/08

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が、メジャーリーグ最初の1カ月を終えた。投手として2勝を挙げた一方、打者としても3試合連続本塁打を含む4本塁打を記録するなど打率.341を記録。渡米前から「二刀流」としてオフの話題をさらった大谷だが、その注目と期待に見事に応える結果を見せた。... 続きを見る
2018/05/08
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が、メジャーリーグ最初の1カ月を終えた。投手として2勝を挙げた一方、打者としても3試合連続本塁打を含む4本塁打を記録するなど打率.341を記録。渡米前から「二刀流」としてオフの話題をさらった大谷だが、その注目と期待に見事に応える結果を見せた。... 続きを見る
2018/05/03
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は5月1日(日本時間2日)に予定されていた5試合目の先発登板を回避した。走塁の際に左足首をねん挫した影響のようだが、大事には至っていないようだ。今回はこれまでの大谷の投球を振り返りたい。... 続きを見る
2018/05/01
埼玉西武ライオンズの菊池雄星投手は4月28日、本拠地で東北楽天ゴールデンイーグルス戦に先発登板し、今季5勝目を挙げた。開幕投手を務めてからの5戦5勝は球団新記録となった。28日の試合後、本人に開幕から1カ月の自身やチームの状況を直撃した。... 続きを見る
2018/04/27
カーショウとの年俸差は膨大 25日の試合で敗戦投手になったカーショウは、2013年オフに7年2.15億米ドル(約235億円)の巨額契約を結んだと報じられている。しかし、今季はここまで1勝4敗と成績が振るわない。リチャーズの今季年俸は不明だが、カーショウと比較すればその差は膨大であることは想像に難くない。 高額な主力選手を次々と放出したマーリンズは、2018年の総年俸額でメジャー30球団中23位だ。一方のドジャースは総年俸額ではレッドソックス、ジャイアンツに続く3位でありながら、ここまで勝率5割を切り、ナショナル・リーグ西地区3位に沈んでいる。 当然のように、メ ... 続きを見る
2018/04/23
北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎内野手が、ファームの試合で本塁打を連発。体調を崩し力を発揮できずにいたが、ここにきてようやく持ち味を見せる活躍をしている。果たして1軍昇格はいつになるのか、そして起用法はどういった形になるのだろうか?... 続きを見る
2018/04/21
1Aの成績は傑出せず、カージナルス首脳陣の先見の明 驚くべきことは1Aでも特に傑出した成績を残したわけではない。2017年シーズン通算で8勝3敗、防御率2.82、105イニングで95奪三振。決して悪くはないが、2A、3Aを飛び越えて大抜擢するほどの成績ではない。しかし、ヒックスはオープン戦で7イニング8奪三振の好投を見せ、開幕25人の枠に入った。今のところ中継ぎとしての役目をしっかり果たしている。 ヒックスは身長188センチ、体重84キロとメジャーリーグの投手としては小柄な方。チャップマンのような長い腕もなければ、ノア・シンダーガードのような筋肉質な身体でもない。大谷翔平、ダ ... 続きを見る
2018/04/19
今季のメジャーリーグでの日本人ルーキーといえば、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手が脚光を浴びているが、日本でリリーバーとして活躍した平野佳寿、牧田和久の2投手もいい形で起用されている。... 続きを見る
2018/04/17
試合の勝敗、投手の球速、野手の打率、盗塁数…プロ野球を観戦する際に注目するポイントはいくつもある。今回は4月13日の東北楽天ゴールデンイーグルス-埼玉西武ライオンズ戦において、試合の流れを左右した両チーム・エースの「三振の力」について考える。... 続きを見る
2018/04/15
経営的視点では時間短縮はファンサービス 投球間隔の時間制限については今のところ試合の流れに大きな変化はみられない。直接影響を受ける現場の投手からはリズムが狂うなど評判が悪い試みではあるが、投球の質が落ちて打高投低の傾向が顕著になるかは少なくともシーズンが終わってからの比較調査が必要になるだろう。 選手やコーチ、監督、さらにはコアな野球ファンの多くは「いたずらに時間短縮を図るルールは野球の醍醐味(だいごみ)を失わせる」と反発する。しかし、スポーツビジネスのライバルであるアメリカンフットボールやバスケットボール、アイスホッケー、サッカーなどの他のメジャースポーツと比較すると、プレ ... 続きを見る
2018/04/13
渡米前から「二刀流」の可否で日米両球界から注目を集めていたロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手。開幕前は懐疑的な意見が多かったが、ここまでの大谷は投打にわたる活躍には目を見張るものがある。華々しいデビューを飾ったが、メジャーリーグでの今後のキャリアを見据え、大谷はメジャー1年目をどう過ごすべきか。... 続きを見る
2018/04/09
埼玉西武ライオンズが27年ぶりの開幕8連勝を果たした。課題となっていた投手陣が粘り、強力打線は好機を逃さない。チームが好調を維持する中で多くの好プレーが生まれるが、今回はあまり注目されない“1本”を取り上げたい。... 続きを見る
2018/04/05
第90回記念選抜高校野球大会は、大阪桐蔭の史上3校目となる春連覇で幕を閉じた。決勝で完投した根尾昂は、史上初の2年連続センバツ優勝投手となった。プロ注目の“二刀流”として成長した背景にはある経歴とは。... 続きを見る
2018/04/03
プロ野球開幕3連戦を終え、きょうから2カード目に入る。12球団がそれぞれ今季目指す野球の“色”が見えてきた。埼玉西武ライオンズに光るのは走塁のうまさだ。... 続きを見る
2018/04/02
試合の勝敗、投手の球速、野手の打率、盗塁数…プロ野球を観戦する際に注目するポイントはいくつもある。この連載では、野球観戦力が高まる情報を伝えるとともに、“プロフェッショナル”とは何かを考えていく。... 続きを見る
2018/03/31
昨季の日本一・福岡ソフトバンクホークスが開幕戦を白星で飾った。12球団初の育成出身開幕投手・千賀滉大は、オープン戦の不安を払しょくする落ち着いた投球だった。... 続きを見る
2018/03/30
埼玉西武ライオンズのエース・菊池雄星投手。昨季は日本球界左腕最速の158キロを記録し、リーグ最多勝、最優秀防御率のタイトルを獲得した。プロ9年目を迎え、菊池が進化し続ける背景には左腕特有の調整法があった。... 続きを見る
2018/03/29
プロ野球セ・パ両リーグが30日、開幕する。今回は今季の最優秀新人(新人王)について考えたい。昨季はセ・リーグが京田陽太(中日ドラゴンズ)、パ・リーグは源田壮亮(埼玉西武ライオンズ)の野手2人が獲得した。今季の候補選手はどのような顔ぶれか。... 続きを見る
2018/03/27
プロ野球が30日に開幕する。きょうから2回に分けて、セ・パ両リーグの順位予想、今季展望について話したい。まずはセ・リーグから。... 続きを見る
2018/03/23
大谷翔平が苦しんでいる。今季から加入したロサンゼルス・エンゼルスでも二刀流挑戦が注目を集めるが、オープン戦では投打で結果を残せていない。現地ではマイナーからのスタートを推奨する声もあるが、球団には様々な理由から降格させられない理由がある。... 続きを見る
2018/03/23
素材系・長身投手が目白押し 一方、彼らを迎え撃つ投手陣だが、実績では明治神宮大会優勝投手・市川悠太(明徳義塾・高知)が挙げられる。 サイドスローから最速145キロのストレートとカーブ、スライダー、スプリットを投げ分ける。制球力にも優れるこういうタイプは、春に打ち崩すのが難しい。昨秋は公式戦10試合をすべて一人で投げ抜いた。登板過多が心配されるが、古いタイプの指揮官のもとで、これは避けられないだろう。 また、今大会は長身投手が多い大会でもある。いわゆる素材系だ。 大阪桐蔭打線を封じ込んだ創成館(長崎)のエース川原陸は184センチの長身から左腕をし ... 続きを見る
2018/03/22
第90回記念選抜高校野球大会が23日、阪神甲子園球場で開幕する。記念大会のため出場校が36校に増加した今大会は白熱した展開が予想される。優勝候補筆頭とされるのは大阪桐蔭。「最強世代」と言われるが、指揮官はその評判をどう見るのか。... 続きを見る
2018/03/20
野球評論家の江本孟紀氏は、2018年1月4日すい臓がんのため70歳で亡くなった星野仙一氏と長年にわたって交流があった。選手を叱咤激励し続けた星野氏について旧知の江本氏にはどのように映ったのか。3月22日に『僕しか知らない星野仙一』を上梓した江本氏が客観的に分析する。... 続きを見る
2018/03/16
プロ野球の開幕を約3週間後に控え、オープン戦も終盤に差し掛かっている。春季キャンプやオープン戦の視察を通じて、今後が楽しみに思えた選手に注目したい。... 続きを見る
2018/03/13
読売ジャイアンツに上原浩治投手が10年ぶりに復帰した。4月に43歳になるベテラン右腕は、すでにGナインを圧倒する投球を見せており、古巣での活躍に期待が集まっている。... 続きを見る
2018/03/10
日本球界で歴史的な活躍を見せた大谷翔平が、ロサンゼルス・エンゼルスへの入団を決めた。歴史上でも希少な逸材の入団に地元ロサンゼルスではどのような反響があったのか。現地在住記者が追った。(取材・文:角谷剛【アーバイン】)... 続きを見る
2018/03/09
今季、メジャーリーグで二刀流と言えば、ロサンゼルス・エンゼルスに入団した大谷翔平選手。日米球界の注目度は非常に高く報道も過熱しているが、その一方でもう一人の二刀流であるタンパベイ・レイズ傘下に所属するブレンダン・マッケイ選手は静かに調整を続けている。... 続きを見る
2018/03/08
プロ野球の開幕まで1カ月を切り、オープン戦が本格化してきた。今回はオープン戦の成績がシーズンに与える影響を考えたい。... 続きを見る
2018/03/06
村田修一内野手がルートインBCリーグ栃木ゴールデンブレーブスに入団することが5日、発表された。昨年10月の自由契約以降、他のNPB球団でプレーすることを模索してきたが、独立リーグへの所属を決断。NPB復帰にはどんな道が待ち受けるのか。... 続きを見る
2018/03/05
野球日本代表「侍ジャパン」は、オーストラリア代表の強化試合「ENEOS侍ジャパンシリーズ2018」に2連勝。稲葉篤紀監督が率いるトップチームにとって幸先のいい初陣となったが、目標とする2020年東京五輪の金メダルへ向け、今シリーズはどのような意味を持ったのか。... 続きを見る
2018/03/04
アスリートにとって、体のケアはパフォーマンスや選手寿命に大きく関わる重要な要素となる。世界の様々なプロスポーツチームで日本人トレーナーは活躍しているが、日本のプロスポーツチームはどうなのか。ファンクショナル・カッピング・メソッドの創始者、浅野吉隆氏に話を聞いた。(取材・文:角谷剛)... 続きを見る
2018/03/02
福岡ソフトバンクホークスの2016年ドラフト1位・田中正義投手は2月28日、春季キャンプを終えた。即戦力として期待された昨季は、シーズンのほとんどをリハビリに費やした。「開幕1軍」を目指す右腕が2年目にかける思いとは。... 続きを見る
2018/03/02
「ENEOS侍ジャパンシリーズ2018」に出場する野球日本代表「侍ジャパン」のメンバーが発表された。今回のオーストラリアとの強化試合は、稲葉篤紀監督が初めて指揮するフル代表戦となる。代表チームの意義やメンバーについて考えたい。... 続きを見る
2018/03/01
稲葉篤紀監督が率いる侍ジャパンは、3月3日と4日にENEOS侍ジャパンシリーズ2018を行う。この2試合を戦うオーストラリア代表には、どのようなメンバーなのだろうか。コーチ、選手ともに日本球界とゆかりのある人物が多数在籍している。... 続きを見る
2018/02/28
いつの時代でも、プロ野球のグランドには男前がいる。その姿、そのプレー、その言葉…老若男女を魅了する彼らは、どのような信念を持っているのか。第2回は“史上最高の遊撃手”、松井稼頭央選手。(取材・文:海老沢純一)... 続きを見る
2018/02/27
中日ドラゴンズの松坂大輔投手は26日、約11カ月ぶりに実戦復帰した。球速は140キロ台を記録、1イニング3者凡退の好投をみせた。... 続きを見る
2018/02/27
いつの時代でも、プロ野球のグランドには男前がいる。その姿、そのプレー、その言葉…老若男女を魅了する彼らは、どのような信念を持っているのか。第2回は“史上最高の遊撃手”、松井稼頭央選手。(取材・文:海老沢純一)... 続きを見る
2018/02/25
ファイターズの2018年開幕投手は、有原航平が最有力とみられていた。その有原が右肩痛で開幕先発ローテから外れると先日報じられた。果たして、今年の開幕投手は誰が任されるのだろうか。... 続きを見る
2018/02/22
メジャーリーグのスプリングトレーニングが始まった。まだ日本人選手の中には未契約選手もいるが、今回はメジャーに舞台を移した2人のリリーバー、牧田和久(パドレス)と平野佳寿(ダイヤモンドバックス)の成功ポイントについて話したい。... 続きを見る
2018/02/20
北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手が春季キャンプで好調ぶりをアピールしている。これまで高い注目を集めながらも結果を残せず、30歳の節目を迎える今季は背水のシーズン。好調を維持し、開幕ローテーション入りを果たせるか。... 続きを見る
2018/02/19
大谷翔平が加入したロサンゼルス・エンゼルスは、近年では珍しく1人の指揮官が長期政権を築いている。指揮官の手腕は大谷の二刀流実現の鍵を握るともいえるが、2000年からチームを率いるマイク・ソーシア監督は、現地ではどのような評価なのだろうか?... 続きを見る
2018/02/18
ロサンゼルス・ドジャースからフリーエージェント(FA)となっていたダルビッシュ有投手の移籍先がシカゴ・カブスに決定した。今回は、ダルビッシュがカブスでどのような役割を果たすか考えたい。... 続きを見る
2018/02/17
メキシコで開催されたカリビアンシリーズは、盛況の中で幕を閉じた。今大会の運営副委員長を務めている元巨人のエドガー・ゴンザレスは、大会後に自らの胸に秘める壮大な夢を語った。(取材・文:高橋康光)... 続きを見る
2018/02/16
メキシコで開催されたカリビアンシリーズには、日本球界でプレーした多くの選手が参加している。今回、フレデリク・セペダ(元巨人/キューバ)、ラウル・バルデス(元中日/ドミニカ共和国)、オーランド・ロマン(元ヤクルト/プエルトリコ)の3選手に話を聞いた。... 続きを見る
2018/02/16
メジャーリーグでも春季キャンプがスタート。日本とは異なり、多くの試合を行う中で調整するのが主流だが、その歴史はどのようなものなのだろうか? また、現在ではレギュラーシーズン以上に人気を集めるため、莫大な経済効果を生んでいるという。... 続きを見る
2018/02/16
今、最も球場で見たい選手といえば、多くの人々が柳田悠岐の名を挙げるだろう。背中に付くほどのフォロースルーから放たれる豪快な打球は、それだけでチケット代を払う価値がある。 宮崎・アイビースタジアムで行われている福岡ソフトバンクホークスの春季キャンプも終盤に差し掛かった15日、柳田は早くも存在感を放っていた。 小雨がちらつく中で行われたフリー打撃では、軽々と柵越えを連発。その後に行われたシート打撃では、自身今季初の実戦形式ながら、石川柊太からレフトオーバーの二塁打、笠谷俊介からはレフトスタンドに飛び込む本塁打を放った。 一般的に、逆方向へ長打を放つ ... 続きを見る
2018/02/16
プロ3年目・原嵩は昨年11月10日に右肩鏡視下手術、右肘神経移行術を受けた。実戦復帰の照準は10月のフェニックスリーグ。長く地道なリハビリに今取り組んでいる最中だ。... 続きを見る
2018/02/15
加齢に伴い徐々にパフォーマンスを落とすも、2016年は見事な復活 次に加齢の影響が、イチローの選手としての価値にどの程度のインパクトを与えているかを見ていきたい。2つ目の図はMLBに移籍して以降、それぞれのシーズンで攻撃、守備でどれだけリーグ平均を上回ったかを表したものだ。 攻撃の指標として使用するwRC+はリーグ平均を100とした1打席あたりの打者の傑出度を表したもので、130ならばその打者はリーグ平均レベルの打者の1.3倍の貢献を見せたといえる。守備指標として使用するUZRは、同ポジションを同じだけ守った平均的な守備者に比べてどれだけ失点を防いだかを表したものだ。wRC+ ... 続きを見る
2018/02/15
2015年ドラフト会議から2年――辛い経験を糧に社会人野球でさらに成長し、2017年マリーンズドラフト4位で入団した菅野剛士。明大時代のチームメートたちと、ようやく同じスタートラインに立った。... 続きを見る
2018/02/14
シカゴ・カブスは、ダルビッシュ有と契約に合意したことを発表した。停滞するMLBの移籍市場の中で、ダルビッシュの去就は注目を集めていたが、ついに正式に決定した。多くのオファーがあると報じられた中で、ダルビッシュはなぜカブスへの入団を決めたのか。その理由を探る。... 続きを見る
2018/02/13
北海道日本ハムファイターズにドラフト1位で入団した清宮幸太郎内野手。プロ入り前の注目の高さはいまだ衰えず、米国での1軍キャンプの様子が各メディアで熱心に伝えられている。... 続きを見る