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「野手転向は考えるな」原嵩、孤独なリハビリを支える小林雅コーチの言葉【マリーンズキャンプ通信2018#5】

プロ3年目・原嵩は昨年11月10日に右肩鏡視下手術、右肘神経移行術を受けた。実戦復帰の照準は10月のフェニックスリーグ。長く地道なリハビリに今取り組んでいる最中だ。

2018/02/16

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実戦復帰10月を見据えて

  陸上競技場メインスタンドの階段をひたすら昇り、降りる。それがプロ3年目・原嵩投手の石垣島春季キャンプの主要メニューだ。59段ある階段を一日50往復。2時間ほどかけてじっくりと下半身を鍛える。メインスタンドの最上段からはメイン球場やサブグラウンドなども見ることが出来る。他の選手たちがグラウンドでプレーをしている姿を見ながら黙々とまた階段を下りる。
 
「孤独です。自分も先輩方とノックを受けたいしキャッチボールもしたい。一人でリハビリは辛い。正直、難しい気持ちで葛藤するときはあります」
 
 昨年の5月ぐらいに肩と肘に痛みを感じるようになった。その痛みが激しくなったのは8月。お箸を持つのも苦しくなった。右腕に力が入らない。すぐに病院で診察を受けると全治には9カ月ほどかかるとの診断を受けた。目が点になった。それでも万全でピッチングをしたいとの思いから昨年11月10日に神奈川県横浜市内の病院にて右肩鏡視下手術、および右肘神経移行術を受けた。全身麻酔。起きたら病室だった。12月は安静でストレッチを行うのが精いっぱい。1月にようやくエアロバイクを漕げるようになり2月のキャンプから肩の可動域を広げるトレーニングと下半身強化を行えるところまでようやくたどり着いた。キャッチボール再開は5月か6月。ブルペン入りは8月ぐらいが目安で実戦復帰を思い描くのは10月の宮崎で行われるフェニックスリーグだ。
 
「少しでもパワーアップしてマウンドに戻ろうと思っています。ストレートのキレ、質を上げたい。今、しっかりと下半身を作って、体も堅かったので柔軟性をつけて柔らかい投げ方を目指していこうと思っています。時間はたっぷりとある。開き直って、やれることをしっかりとやっていこうと思います」

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