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センバツきょう開幕。 注目選手は? 存在際立つ大阪桐蔭3選手、二刀流、長身の投手陣も

2018/03/23

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打高投低の前評判

 打高投低と言われるのが今大会の前評判だ。
 
 しかし、センバツというのは気候的なものもあり、得てして打撃陣が苦戦するというのも事実だ。案外、序盤戦は拮抗した対決になるのではないか。
 
 では今大会にはどんな選手たちがいるのか。まずは攻撃陣から注目選手を挙げていきたい。
 
 打線は大阪桐蔭の3選手の存在感が際立つ。
 
 1番を打つ藤原恭大は俊足が持ち味で、さらに外野の間を抜く長打を打てるのが魅力だ。プレイボール後いきなり二塁打を食らったらひとたまりもない。4番を打つ根尾昂は昨秋の公式戦で5本塁打20打点を叩きだした。体躯的にスラッガータイプではないが、中学時代のスキー競技で鍛えた体幹の強さが爆発的なパワーを生み出している。同じくクリーンアップを打つ山田健太は勝負強さが光る。
 
 西の横綱として大阪桐蔭が騒がれる一方、「東の横綱」として評価が高いのは東海大相模(神奈川)だ。
 
 4番を打つ森下翔太はプロも注目するスラッガー。強肩で脚力もあるアスリートタイプ。穴のない打者としては今大会ナンバーワンかもしれない。昨秋の公式戦では打率5割を超えて5本塁打をマーク。初めての全国大会でどんなパフォーマンスを見せてくるか注目したい。
 
 スラッガータイプでは2年生ながら東邦(愛知)の主砲・石川昂弥も騒がれている。高校通算本塁打は12発とまだ爆発には至っていないが、広角に力強い打球を打てる。東邦は昨秋の新チーム結成後、48試合で44勝1敗3分と圧倒的な力を誇る。優勝候補の一角にあがっているだけに、石川の打棒が爆発すれば、一気に優勝に近づく。
 
 智弁和歌山の主砲・林晃汰も爆発を狙う。昨夏甲子園に出場しながら、秋は肘の疲労骨折を患いメンバー外。雌伏の時を過ごしただけに、その打棒に注目があつまる。その林不在の間に智弁和歌山の主砲を務めた文元洸成は昨秋3本塁打とこちらも期待大だ。
 
 投打の二刀流で評判の中央学院(千葉)・大谷拓海の打棒も評価が高い。昨秋の神宮大会ではアウトコースの球を逆方向に打ち返してスタンドにぶち込んだ。とても高校生とは思えない打球に、プロスカウトもうなった。昨夏甲子園でも活躍した日本航空石川の主砲・上田優弥、巧打者タイプでは村松開人(静岡)、日置航(日大三・東京)らがいる。

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