コラム
2020/07/04
イチロー、メジャー2年目の活躍 そして前年にシーズンMVP、新人王など多くのタイトルを獲得し、華々しいメジャーデビューを飾ったイチローだ。 2年目を迎えた2002年のイチローは、前年同様「1番・右翼」を主戦場とし、その活躍で打線を牽引した。 春先から好調を維持。特に5月は月間打率4割を超えるなど、前年を上回るペースで安打を量産し、一時はリーグ首位打者に躍り出た。 しかし、8月に入ると成績が悪化。イチローの不振と同時にチームも下降線を辿った。9月に2年連続のシーズン200安打を達成するも、チームは地区3位の成績に終わった。 最終的 ... 続きを見る
2020/07/03
マイク・トラウトやジャスティン・バーランダーを筆頭に、MLBには数々のスター選手が存在する。そして、それらの選手をあらゆる視点から分析することも野球観戦の醍醐味だろう。今回ベースボールチャンネル編集部では、メジャー屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(年俸は『BASEBALL REFERENCE』、ゾーン別打率は『MLB.com』を参考)。※成績は2019シーズンのみ、サイン盗み等を考慮しないものとする... 続きを見る
2020/07/03
旋風を巻き起こしたイチロー そして、長いMLBの歴史に名を残すこととなった、イチローだ。 イチローは、オリックス・ブルーウェーブ(現オリックス・バファローズ)から日本人選手初のポスティングシステムを行使し、マリナーズに入団。NPBでは首位打者、ベストナイン、ゴールデングラブ賞の7年連続受賞をはじめ、最多安打、最高出塁率5回、シーズンMVP3回など数々のタイトルを獲得し、日本を代表する選手として知られた。 MLBでは、開幕戦で「1番・右翼」として初出場初スタメンを果たし、初安打も放った。以降は安打を量産するなどチームの主力として予想を大きく上回る活躍を見せたイチ ... 続きを見る
2020/07/02
チーム打率.290の2010年ダイナマイト打線 今季も貧打にあえぎ、開幕11戦で2勝9敗と苦しんでいる阪神。ここ数年は、打撃力向上へ目指して補強・育成を進めているが、高齢なレギュラー陣、若手のレギュラー定着、優良助っ人外国人選手の獲得など課題は山積みだ。 そんな阪神にも、強打で鳴らしたシーズンが何度もある。1946年にチーム打率.288を記録して「ダイナマイト打線」と命名されて以来、強力打線が形成される度にこの名称で呼ばれている。バース、岡田、掛布の「バックスクリーン三連発」が印象的な1985年の「ニューダイナマイト打線」をはじめとし、リーグ優勝した2003年な ... 続きを見る
2020/07/01
太田椋 2人目は高卒2年目の内野手・太田椋。 太田は、天理高から2018年ドラフト1位で入団。2年夏に甲子園出場を果たし、遊撃のレギュラーとしてベスト4進出に貢献した。3年夏は奈良大会決勝で惜しくも涙を飲んだが、主将としてチームを牽引した。 ルーキーイヤーとなった昨シーズンは、オープン戦で受けた死球による骨折で長期離脱を強いられた。それでも二軍で64試合に出場し、6本塁打を放つなど大器の片鱗を見せ、シーズン終盤には一軍デビューを飾った。 今シーズンは開幕二軍スタートとなったが、まずは二軍で結果を残し、遊撃のレギュラー争いに加わっていく。 【次ペ ... 続きを見る
2020/07/01
張奕 2人目は、大卒4年目右腕・張奕。 張は、日本経済大から2016年育成ドラフト1位で入団。福岡第一高時代に甲子園出場は叶わなかったが、投手と外野を兼任し、チームの中核を担った。日本経済大では1年時から外野のレギュラーに定着し、リーグ戦新人王も獲得した。以降も主軸として活躍を続け、野手としてドラフト指名を受けた。なお、台湾国籍の張だが、日本の高校、大学を卒業してのドラフト入団であるため、日本人選手扱いとなっている。 ルーキーイヤーは二軍で経験を積むも、打撃成績は低迷。翌2018年には外野手登録ながら投手として登板し、昨シーズンから正式に投手登録に変更した。投 ... 続きを見る
2020/06/30
万波中正 2人目は、高卒2年目の外野手・万波中正。 万波は、横浜高から2018年ドラフト4位で入団。3年間全てで夏の甲子園に出場し、1年時から主力級の活躍を見せていた。2、3年時には投手も経験し、甲子園では中軸として打撃でチームを牽引した。 昨シーズンは主に二軍で経験を積んだ万波。90試合に出場し、14本塁打と持ち味の長打力を発揮した。シーズン終盤には高卒ルーキーながら一軍デビューも果たすなど、首脳陣の期待も大きい。 今シーズンの開幕一軍入りは逃したが、練習試合では特大の一発を放つなどアピールを続けており、早期の一軍昇格を目指す。 【次ページ】 ... 続きを見る
2020/06/30
鈴木健矢 2人目は社会人卒ルーキー右腕・鈴木健矢。 鈴木は、2019年ドラフト4位で入団。木更津総合高では、3年春の甲子園に出場し、エースとしてチームを牽引した。卒業後は社会人のJX-ENEOSに進み、1年目から補強選手として都市対抗に出場。2年目には社会人日本代表にも選出され、4年目はエース格としてチームの社会人野球日本選手権進出に貢献した。 リリーフとして期待される今シーズンは、オープン戦、練習試合と好投を続け、ルーキーで唯一の開幕一軍入りを決めた。23日の楽天戦ではプロ初登板を果たし、1回を無失点に抑える上々のデビューを飾った。 サイドス ... 続きを見る
2020/06/29
安田尚憲 2人目は、高卒3年目の内野手・安田尚憲。 安田は、履正社高から2017年ドラフト1位で入団。2年夏から2季連続で甲子園に出場し、主軸として活躍した。3年時には明治神宮大会優勝も経験。夏は大阪大会準決勝で敗退となったが、その後高校日本代表に選出され、打撃でチームを牽引した。 2018年には高卒ルーキーながら一軍デビューを果たし、プロ初本塁打も放つなど、17試合に出場した。昨シーズンは一軍出場なしに終わるも、二軍では本塁打王、打点王に輝き、安打数もリーグ最多だった。 飛躍が期待される今シーズン、オープン戦では不調に終わったが、練習試合最終 ... 続きを見る
2020/06/29
中村稔弥 2人目は、同じく大卒2年目左腕・中村稔弥。 中村は、亜細亜大から2018年ドラフト5位で入団。清峰高時代に甲子園出場は果たせなかったが、亜細亜大では1年時からベンチ入りを果たし、2年時には最優秀投手に輝く活躍を見せた。以降もエース格として登板を重ね、リーグ戦通算18勝を記録した。 ルーキーイヤーとなった昨シーズンは、先発として一軍デビューを果たしたが、打ち込まれて二軍に降格。再昇格となった際には主にロングリリーフでの起用となり、初勝利も記録。最終的に10試合に登板した。 リリーフとして期待される今シーズンは、オープン戦、練習試合と登板 ... 続きを見る
2020/06/28
太田光 2人目は、大卒2年目の捕手・太田光。 太田は、大阪商業大から2018年ドラフト2位で入団。広陵高では3年夏に甲子園出場を果たし、熱戦を演じた。大阪商業大では1年時から正捕手となり、いきなりMVPを獲得する大活躍を見せた。計6度のリーグ優勝に貢献し、多くのタイトルも獲得した。 ルーキーイヤーとなった昨シーズンは、開幕は二軍スタートとなったが、交流戦期間に一軍初昇格。最終的に55試合に出場し、プロ初本塁打も放った。 正捕手筆頭候補として期待がかかる今シーズンは、持ち前のキャプテンシーと高い守備力で首脳陣にアピール。オープン戦、練習試合と出場 ... 続きを見る
2020/06/28
津留﨑大成 2人目は、大卒ルーキー右腕・津留﨑大成。 津留﨑は、慶應大から2019年ドラフト3位で入団。慶應高時代の甲子園出場経験はなく、慶應大でも右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた影響で、1年時はリハビリに専念した。以降は苦しい期間を経て、リリーフエースへと成長。4年時にはチームの明治神宮大会優勝にも貢献した。 ルーキーイヤーの今シーズンは、キャンプから一軍に帯同。オープン戦初戦では失点を喫したが、以降は練習試合に入っても無失点投球を続け、見事開幕一軍の切符を手に入れた。21日のオリックス戦ではプロ初登板を果たし、1回無失点に抑えた。 &nb ... 続きを見る
2020/06/27
三森大貴 2人目は、高卒4年目の内野手・三森大貴。 三森は、青森山田高から2016年ドラフト4位で入団。3年春に甲子園出場を果たし、「4番・遊撃」としてチームを牽引した。 ルーキーイヤーから2年間は二軍で経験を積み、昨シーズンは序盤に一軍初昇格。初スタメンとなった試合では猛打賞を記録するなどインパクトを残し、最終的に24試合に出場した。 二塁のレギュラー候補として期待される今シーズンは、オープン戦から出場を続け、練習試合ではシュアな打撃でアピールに成功。初の開幕一軍入りを手にした。開幕戦こそ牧原大成にスタメンを譲ったが、翌20日の千葉ロッテ戦で ... 続きを見る
2020/06/27
泉圭輔 2人目は、大卒2年目右腕・泉圭輔。 泉は、金沢星稜大から2018年ドラフト6位で入団。金沢西高時代の甲子園出場経験はないが、金沢星稜大では1年時から登板を重ね、リーグ戦通算18勝をマークした。 ルーキーイヤーとなった昨シーズンは、開幕一軍入りとはならなかったが、二軍で好投を続け、シーズン序盤に一軍初昇格。同年はリリーフとして14試合に登板し、2勝3ホールド、防御率1.96と安定した投球を見せた。 さらなる期待がかかる今シーズンは、オープン戦で7回2/3を無失点に抑え、首脳陣へ猛アピール。練習試合でも評価を上げ、開幕一軍入りを決めた。長身か ... 続きを見る
2020/06/26
呉念庭 2人目は、大卒5年目の野手・呉念庭。 呉は、第一工業大から2015年ドラフト7位で入団。岡山県共生高では甲子園出場経験はないが、第一工業大では1年時からレギュラーとして活躍を続けた。なお、台湾国籍の呉だが、日本の高校、大学を卒業してのドラフト入団であるため、日本人選手扱いとなっている。 ルーキーイヤーの2016年に一軍デビューを果たし、43試合に出場したが、以降は出場機会が減少。昨シーズンは自身初めての一軍出場なしに終わった。 勝負の年となる今シーズン、オープン戦では打撃の調子が上向かなかったが、練習試合では本塁打を放つと、これを機に調 ... 続きを見る
2020/06/26
浜屋将太 2人目は社会人卒ルーキー・浜屋将太。 浜屋は、三菱日立パワーシステムズから2019年ドラフト2位で入団。樟南高時代には3年夏に甲子園に出場を果たし、エースとしてチームを牽引した。卒業後は社会人の三菱日立パワーシステムズに進み、入社2年目からはエース格として活躍。3年目には都市対抗、社会人野球日本選手権にも出場を果たした。 貴重なリリーフ左腕として期待される今シーズン、オープン戦ではロングリリーフでも好投を見せ、首脳陣にアピール。練習試合でも登板を重ね、開幕一軍入りを果たした。 キレのある速球を活かした安定した投球で、一軍定着を目指す。 ... 続きを見る
2020/06/25
塩見泰隆 2人目は、社会人卒3年目の外野手・塩見泰隆。 塩見は、JX-ENEOSから2017年ドラフト4位で入団。武相高時代の甲子園出場経験はないが、帝京大では1年時からレギュラーとして活躍した。JX-ENEOSでは入社2年目にチームの主力へと成長し、同年にドラフト指名を受けた。 即戦力として期待された2018年は、二軍で3割を超える打率をマークし、夏場に一軍初昇格。プロ初安打も記録し、最終的に16試合に出場した。昨シーズンは、一軍で打撃不振に陥ったが、二軍では74試合に出場し、2年連続の3割越えとなる打率.310、16本塁打、23盗塁の好成績を残した。 &n ... 続きを見る
2020/06/25
清水昇 2人目は、大卒2年目右腕・清水昇。 清水は、國學院大から2018年ドラフト1位で入団。帝京高時代に甲子園出場は叶わなかったが、國學院大では2年時からエース格となり、リーグ戦通算13勝を挙げた。 ルーキーイヤーとなった昨シーズンは、一軍で3先発を含む11試合に登板するも、安定感を欠く投球が目立った。 迎えた今シーズンは、オープン戦からリリーフとして好投し、猛アピール。練習試合でも登板を重ね、開幕一軍入りを果たした。安定した投球を続ける清水への評価は日に日に高まっており、勝利の方程式の一角も視界に入っている。 【次ページ】異例の移籍を果たし ... 続きを見る
2020/06/24
髙松渡 2人目は、高卒3年目の内野手兼外野手・髙松渡。 髙松は、滝川二高から2017年ドラフト3位で入団。甲子園出場経験はないが、広角に打ち分けるバットコントロールと、圧倒的なスピードは高いレベルにあった。 ルーキーイヤーは二軍でも3試合の出場となったが、昨シーズンは82試合に出場。打率.278の成績を残し、シーズン終盤には一軍初出場も果たした。 今シーズンは練習試合でランニング本塁打を放つなど躍動し、首脳陣に猛アピールしたが、開幕一軍入りとはならなかった。好調の打撃を維持し、早期の一軍昇格を目指す。 【次ページ】注目度高い2018年ドラ1野手... 続きを見る
2020/06/24
梅津晃大 2人目は、大卒2年目右腕・梅津晃大。 梅津は、東洋大から2018年ドラフト2位で入団。仙台育英高時代には2年春に甲子園に出場を果たした。東洋大では1年時から登板したが、以降はイップスやけがに苦しんだ。苦悩を乗り越え、4年時にリーグ戦初勝利を記録。その後、将来性を高く評価され、中日からドラフト指名を受けた。 ルーキーイヤーの昨シーズンは、夏場に一軍昇格を果たし、先発として初登板初勝利を記録。その後も好投を続け、4勝、防御率2.34と堂々たる成績を残した。 さらなる期待を背負った今シーズンは、オープン戦では打ち込まれたが、練習試合でも先発 ... 続きを見る
2020/06/23
小園海斗 2人目は、高卒2年目の内野手・小園海斗。 小園は、報徳学園高から2018年ドラフト1位で入団。高校時代には2度甲子園に出場し、3年夏にはその活躍でチームをベスト8進出に導いた。また、2年時から2年連続で高校日本代表に選出され、チームの中核を担った。 ルーキーイヤーの昨シーズンは、オープン戦から一軍に帯同。開幕一軍入りとはならなかったが、シーズン途中に一軍初昇格を果たした。主に遊撃で58試合に出場し、4本塁打を放つなど高卒ルーキーらしからぬ活躍を見せた。 今シーズンは二軍スタートとなったが、遊撃、三塁のレギュラー候補としても期待されてお ... 続きを見る
2020/06/23
100打点達成者はなし 各球団の4番打者を集めた超重量級の打線。チーム本塁打数はプロ野球記録の259本を数えた。3番から7番まで続々とOPS.900超えの強打者が名を連ねた。ローズ、小久保、ペタジーニら本塁打王経験者の威圧感は相当なものだっただろう。 唯一の1桁本塁打に終わった遊撃手・二岡もけがに起因するコンディション不良によるもので、前年には29本塁打をマークしていた。そのため、全員に一発の可能性がある、一瞬たりとも気の抜けないラインアップだったと言えるだろう。また控えも、通算525本塁打を誇る清原和博や、広島時代に本塁打王に2度輝いた江藤智、現巨人ヘッドコーチの元木大介ら ... 続きを見る
2020/06/23
遠藤淳志 2人目は高卒3年目右腕・遠藤淳志。 遠藤は、霞ヶ浦高から2017年ドラフト5位で入団。1年夏に甲子園出場を果たしたが、1年生ということもあり、ベンチ入りとはならなかった。3年夏にはエースとして茨城県大会の決勝戦に駒を進め、延長15回を一人で投げ切る力投を見せた。 ルーキーイヤーの2018年は二軍で経験を積み、昨シーズンはリリーフとしてシーズン途中に一軍初昇格。登板を重ねるごとに評価を上げ、終盤には重要な局面を任されることも増えた。最終的に34試合に登板し1勝1敗1セーブ6ホールド、防御率3.16の成績を残した。 先発転向に挑戦する今シ ... 続きを見る
2020/06/22
島田海吏 2人目は、大卒3年目の外野手・島田海吏。 島田は、上武大から2017年ドラフト4位で入団。九州学院高時代には、2年春にレギュラーとして甲子園出場を果たした。上武大では、2年時からレギュラーを獲得。リーグ戦通算打率は3割を大きく上回り、4年時に選出された大学日本代表では、優勝に貢献する活躍を見せた。 赤星憲広氏(元阪神)の背番号「53」を引き継ぐなど大きな期待をかけられた島田は、ルーキーイヤーから開幕一軍に抜擢された。しかし、同年は12試合の出場に留まり、昨シーズンは7試合の出場となった。 今シーズンは開幕一軍入りを逃すも、二軍で出場を ... 続きを見る
2020/06/22
谷川昌希 2人目は、社会人卒3年目右腕・谷川昌希。 谷川は、九州三菱自動車から2017年ドラフト5位で入団。筑陽学園高では甲子園出場はなく、東京農業大時代にも登板を積み重ねたが、全国大会への出場はなかった。プロ注目となったのは、九州三菱自動車入社後のことだった。1年目から先発として活躍し、2年連続で補強選手として都市対抗に出場。3年目にはエースとしてチームを都市対抗へと導いた。同年に社会人日本代表にも選出され、大車輪の活躍で優勝を手にした。 即戦力として期待された2018年は、先発として一軍デビューを果たしたが、この1試合のみで二軍に降格。その後リリーフとして ... 続きを見る
2020/06/22
細川成也 2人目は、高卒4年目の外野手・細川成也だ。 細川は、明秀学園日立高から2016年ドラフト5位で入団。甲子園出場はなかったが、二刀流の好選手として知られていた。身体能力が高く、打撃では高校通算63本塁打を放った。 2017年には二軍で114試合に出場。荒削りながら、10本塁打をマークするなど、持ち味の長打力を発揮した。終盤に一軍昇格を果たすと、初打席初本塁打、2試合連続本塁打を放つ衝撃のデビューを飾った。クライマックスシリーズ、日本シリーズでも一軍に帯同し、安打を放つなど高卒ルーキーとは思えない活躍を見せた。以降もレギュラー候補としてその期待値は高い。 ... 続きを見る
2020/06/21
伊勢大夢 2人目は、大卒ルーキー右腕・伊勢大夢。 伊勢は、明治大から2019年ドラフト3位で入団。九州学院高時代には、エースとして2度の甲子園出場を果たした。明治大ではクローザーとして活躍していたが、3年時に先発へ転向した。4年時には森下暢仁(現広島東洋カープ)らとともに、全日本大学選手権に出場。大学日本代表にも選出された。 坂本とともに即戦力として期待される今シーズンは、リリーフとして計算されており、オープン戦、練習試合で好投を続けたことで、見事開幕一軍の切符を手にした。 サイド気味から投げ込む最速150キロ中盤の速球を武器に、一軍定着を目指 ... 続きを見る
2020/06/20
山下航汰 2人目は、高卒2年目の外野手・山下航汰。 山下は、健大高崎高から2018年育成ドラフト1位で入団。湯浅の1年後輩にあたる。2年春にレギュラーとして出場した甲子園では、2本の満塁本塁打を放ち、脚光を浴びた。2年夏は、群馬県大会で5試合連続本塁打を記録。高校通算75本塁打を放った。 ルーキーイヤーの昨シーズンは、二軍で大活躍。7月5日に早々と支配下契約を勝ち取った。その後一軍出場を果たし、初安打も記録。二軍では最終的に打率.332をマークし、イチロー以来となる高卒1年目での首位打者に輝いた。 今シーズンは開幕前に右手有鈎骨を骨折し、残念な ... 続きを見る
2020/06/20
チーム打率は当時の日本記録も投壊 ラインアップに名を連ねた野手が全員3割前後のアベレージを残したマシンガン打線。当時の日本記録となるチーム打率.294(現在はセ・リーグ記録)を残し、抜け目のない打線を形成した。711得点はチーム得点2位の巨人に約100点差つけたが、ダイハード打線同様本塁打数はリーグ4位で140本だった。 なかでもチームを牽引したのは、4番のロバート・ローズだ。打率.369、37本塁打をマークし、OPSは歴代二塁手の中でも最高クラスの1.094。そして打点は、1950年の小鶴誠に次ぐ歴代2位の153打点をたたき出した。前回のダイハード打線が100打点を4人で分 ... 続きを見る
2020/06/19
沼田翔平 2人目は、同じく高卒2年目右腕・沼田翔平。 沼田は、旭川大高から2018年育成ドラフト3位で入団。3年夏には甲子園出場を果たし、タイブレークの末、初戦敗退となったが、粘り強い投球でチームを牽引した。 ルーキーイヤーの昨シーズンは、三軍、二軍で登板。一軍の舞台を目指す今シーズンは、持ち味の制球力を武器にオープン戦、練習試合で好投を続け、猛アピール。堂々たる成績を残し、5月31日に念願の支配下契約を勝ち取った。 リリーフとしての活躍が期待される今シーズンは、開幕一軍入りとはならなかったものの、首脳陣に確かなインパクトを残した、まずは二軍で ... 続きを見る
2020/06/19
圧倒的打力も本塁打数は… 圧倒的な打力でリーグ優勝、日本一を成し遂げたダイハード打線。チーム打率.297のハイアベレージに加え、井口資仁、松中信彦、城島健司、バルデスの100打点カルテット、さらには盗塁数もリーグ2位に60個近い差をつけ断トツの147個と、上位陣の機動力がさらなる破壊力を生んだ。 特に圧巻だったのは、7月27日のオリックス・ブルーウェーブ(現オリックス・バファローズ)戦。1試合32安打のプロ野球記録を樹立し26得点をあげると、数日後の8月1日には同じくオリックス相手に31安打、29得点。オリックス投手陣にトラウマを植え付けた。 そして意外なこと ... 続きを見る
2020/06/18
オリックスの開幕ローテーション予想 開幕投手に指名されたのは、昨シーズン最高勝率のタイトルを獲得した山岡泰輔。 2年連続2度目の大役を務める。 注目は、ドラ3ルーキー・村西良太だ。 今シーズン、近畿大からドラフト3位で入団した右腕・村西。サイドスローから威力ある速球を投げ込み、テンポの良い投球が持ち味だ。 リリーフとして調整していた村西だったが、チーム事情も重なり、オープン戦で先発登板。及第点の投球を見せ、一躍ローテーション候補に躍り出た。練習試合ではさらに投球内容を向上させ、アピールに成功。開幕ローテーション入り ... 続きを見る
2020/06/18
日本ハムの開幕ローテーション予想 開幕投手に指名されたのは、今オフのメジャー移籍を目指すエース・有原航平。 3年ぶり2度目の大役を務める。 注目は、ドラ1ルーキーの河野竜生だ。 今シーズンJFE西日本からドラフト1位で入団した左腕・河野。高校時代からその名を馳せており、小柄ながら、速球は最速150キロ超を計測し、持ち味の打たせて取る投球には定評がある。 即戦力として期待されている今シーズンは、オープン戦、練習試合で登板を続け、課題もありながら、及第点の投球を見せ、開幕ローテーションに当確ランプを灯した。   ... 続きを見る
2020/06/18
千葉ロッテの開幕ローテーション予想 開幕投手に指名されたのは、昨シーズンにリリーフも経験した石川歩。 2年連続2度目の大役を務める。 勢いのある若手を、実績のある中堅が支える布陣となったが、中でも注目したいのが、同学年の2投手だ。 まずは、高卒6年目の右腕・岩下大輝。岩下は2018年に一軍デビューを果たし、初勝利を記録した。昨シーズンは、主に先発として5勝をマーク。登板機会を増やし、順調に成績を向上させている。 今シーズンはオープン戦、練習試合ともに打ち込まれる場面が目立ち、厳しい立ち位置となったが、ローテーション ... 続きを見る
2020/06/18
楽天の開幕ローテーション予想 開幕投手に指名されたのは、エース・則本昂大。 2年ぶり6度目の大役を務める。 注目は、プロ2年目の長身左腕・弓削隼人だ。 ルーキーイヤーの昨シーズンも、即戦力として期待され、先発として3勝をマーク。持ち味の制球力を武器に、試合を作った。 さらなる活躍が期待される今シーズンは、オープン戦で安定した投球を披露し、ローテーション争いをリード。練習試合でも登板を重ね、開幕ローテーション入りが濃厚だ。 オフに金銭トレードで加入し、実績十分な涌井秀章、クローザーから先発に転向した松 ... 続きを見る
2020/06/18
ソフトバンクの開幕ローテーション予想 開幕投手に指名されたのは、東浜巨。 自身初の大役を務めることとなった。 注目は、新外国人左腕・マット・ムーアだ。 ムーアは、メジャー通算54勝、オールスターゲームにも選出されるなど実績は十分。大きな期待を背負い、昨オフにソフトバンクへ加入した。 オープン戦では3試合(8回2/3)を無失点に抑える完成度の高い投球を披露。練習試合でも登板を続け、期待通り開幕ローテーション入りを決めた。 エース・千賀滉大を欠く中、ベテラン左腕・和田毅、リック・バンデンハークが順当にロ ... 続きを見る
2020/06/18
オリックスの開幕スタメン予想 昨シーズンと比べ、大きく変化したオリックス打線。特に注目したいのは、新外国人選手の存在だ。 まずはメジャーで数々の実績を残し、鳴り物入りで入団したアダム・ジョーンズ。昨シーズンもメジャーの舞台で活躍を見せており、まさに異例の来日と言っていいだろう。ベテランではあるが、「4番・右翼」として期待されており、その打棒に大きな注目が集まっている。 もう一人の新外国人、アデルリン・ロドリゲスは、メジャー経験こそないものの、持ち味の長打力を活かし、オープン戦ではアピールに成功。練習試合でも好調を維持し、首脳陣の評価 ... 続きを見る
2020/06/18
西武の開幕ローテーション予想 開幕投手に指名されたのは、昨シーズン、破竹の勢いで勝ち星を重ねた、ザック・ニール。 来日2年目で、初の大役を担う。 注目したいのは、初の開幕ローテーション入りとなった、與座海人だ。 プロ3年目を迎えるアンダースローの変速右腕・與座だが、ルーキーイヤーに右肘靱帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を経験。昨シーズンは育成選手として過ごし、オフに支配下選手に復帰を果たした。初の一軍を目指す今シーズンは、オープン戦、練習試合で好投を続け、首脳陣に猛アピール。その投球で打者を幻惑し、見事開幕ローテーションを手中 ... 続きを見る
2020/06/17
ヤクルトの開幕ローテーション予想 開幕投手に指名されたのは、プロ19年目、40歳の石川雅規。 3年ぶり9度目となる大役を務める。 注目は、復活を期す右腕・小川泰弘だ。 ルーキーイヤーからエース格の活躍を見せた小川。長らく先発投手陣の中心を担っているが、開幕投手も務めた昨シーズンは、26試合登板で、5勝、防御率4.57と自身ワーストの成績に終わった。 今シーズンは、開幕投手こそ石川に譲ることとなったが、オープン戦では登板試合の全てで好投。練習試合では打ち込まれる場面もあったが、順当に開幕ローテーション入りを果たし、5 ... 続きを見る
2020/06/17
中日の開幕ローテーション予想 開幕投手に指名されたのは、昨シーズンに復活を遂げた、大野雄大。 3年ぶり3度目の大役を任された。 若手、中堅、ベテランとバランスの取れた顔触れとなったが、中でも注目したいのが、年齢差15歳の2投手だ。 まずは今シーズンで36歳を迎える、プロ15年目のベテラン・吉見一起。精密なコントロールと抜群の安定感で、多くの実績を積み上げてきた吉見だが、2012年を最後に2桁勝利からは遠ざかっている。再起をかける今シーズンは、オープン戦、練習試合で好投を続け、開幕ローテーション入りを掴んだ。 そして ... 続きを見る
2020/06/17
広島の開幕ローテーション予想 開幕投手に指名されたのは、昨シーズン11勝をマークした、大瀬良大地。 2年連続2度目の大役を務める。 注目は、ドラ1ルーキー・森下暢仁だ。 今シーズン、明治大からドラフト1位で入団した右腕・森下。大学4年時にはエースと主将を務め、チームをリーグ優勝に導いた。その活躍から注目度も高く、即戦力として期待されている。 入団後は順調に登板を重ね、実戦では打ち込まれる試合もあったが、持ち味の安定感を発揮。ルーキーながら首脳陣からの信頼も得ており、早々に開幕ローテーション入りを決めた。 大瀬良と二枚看板の活躍 ... 続きを見る
2020/06/17
DAZN DAZNは、広島東洋カープを除く11球団の主催試合を観ることができる。また、唯一対象外の広島も、ビジターゲームは観戦可能であるため、実質的には全球団をカバーしていることになる。 今シーズンのプロ野球はDAZNで!いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中! 加入方法は、公式WEBサイトから、アカウント(名前、メールアドレス)を作成し、支払情報を追加するだけで、すぐに始めることができる。また、いつでも退会可能だ。 価格は、ドコモユーザーなら月額980円、それ以外の場合も1750円(いずれも税抜)で、1カ月の無料期間がついている。他社 ... 続きを見る
2020/06/17
阪神の開幕ローテーション予想 開幕投手に指名されたのは、昨シーズン、オリックスからFA移籍で加入した、エース・西勇輝。 阪神では初、オリックス時代を含めると、2年ぶり2度目の大役となる。 注目したいのは、復活を期す2投手の存在だ。 まずは、左腕の岩貞祐太。昨シーズンは、先発ローテーション入りを果たすも、8試合の登板で、2勝に終わった。今シーズンは中継ぎ起用を示唆されていたが、左のエースとして期待された髙橋遥人の不調により、先発起用に変更。調整期間は短かったが、練習試合で結果を残し、見事ローテーション入りを勝ち取った。 ... 続きを見る
2020/06/17
DeNAの開幕ローテーション予想 開幕投手に指名されたのは、エース・今永昇太。 2年連続2回目となる大役を務める。 「左腕王国」も現実味を帯びてきたDeNA投手陣。注目は、ドラ2ルーキーの坂本裕哉だ。 今シーズン、立命館大からドラフト2位で入団した左腕・坂本。大学の2学年先輩には、東克樹がおり、プロの舞台でも再びチームメイトとなった。精密なコントロールが武器で、大学時代には抜群の安定感を誇り、即戦力としても期待されている。 オープン戦、練習試合でアピールを続けた坂本。最終テストとなった試合で、同じく開幕ローテーショ ... 続きを見る
2020/06/17
日本ハムの開幕スタメン予想 打線に昨シーズンから大きな変化はなく、開幕は既存戦力での戦いとなりそうだ。 期待したいのは来日2年目となる王柏融だ。 台湾時代には打率.400を超える成績を残すなど、大活躍した王。大きな期待を受け、昨シーズンに加入したが、初年度から期待通りの活躍とはいかず、88試合の出場で、打率.255にとどまった。日本の投手への適応が課題となる今シーズンは、オープン戦から好調を維持。練習試合では本塁打も放つなど勝負強い打撃を見せている。王の活躍は日本ハム打線の鍵となってくるだろう。 熾烈な争いを繰り広げているのが、三 ... 続きを見る
2020/06/17
巨人の開幕ローテーション予想 開幕投手に指名されたのは、エース・菅野智之。 2年連続5回目となる大役を務める。 注目したいのは、初の開幕ローテーション入りとなった、戸郷翔征だ。 高卒2年目の戸郷は、ルーキーイヤーとなった昨シーズン終盤に一軍初昇格。リーグ優勝がかかった試合で、初登板初先発という異例のデビューを果たした。勝敗は付かなかったものの、ルーキーとは思えぬ堂々たるマウンド捌きを披露。同試合で、チームはリーグ優勝を決めた。以降は、日本シリーズでも登板を果たすなど、貴重な経験を積んだ。 背番号が「68」から「13 ... 続きを見る
2020/06/16
千葉ロッテの開幕スタメン予想 注目したいのは新2・3番コンビだ。 2番・角中勝也は、昨シーズンも108試合に出場するなど、卓越したバットコントロールを武器に主に左翼、指名打者として活躍を続けている。また、2012年に打率.312、2016年には打率.339で2度の首位打者に輝いた実績を持つ。練習試合では主に2番で起用されており、さらなる活躍に期待がかかっている。 3番にはソフトバンクからFA移籍で加入した福田秀平。プロ入り後、レギュラーとして出場した年はないものの、俊足を活かしたプレースタイルと、パンチ力ある打撃が魅力で、移籍の際に ... 続きを見る
2020/06/15
楽天の開幕スタメン予想 注目は2人の新戦力ではないだろうか。 まずは、千葉ロッテからFA移籍で加入した鈴木大地だ。優れたキャプテンシーと、堅実なプレーには定評があり、ユーティリティー性も兼ね備える。内野の全ポジション、外野でも出場経験のある鈴木だが、楽天では三塁での起用が濃厚だ。練習試合では様々な打順を打っているが、状況に応じた打撃ができる器用さから、2番を予想する。 もう一人は、オリックスから加入したステフェン・ロメロ。昨シーズンはけがの影響もあり、81試合の出場となったが、高い打力を見せた。過去のシーズンを踏まえると、けがの心配 ... 続きを見る
2020/06/14
ソフトバンクの開幕スタメン予想 今シーズンも充実の戦力を有するソフトバンクだが、アルフレド・デスパイネ、ジュリスベル・グラシアルが新型コロナウイルス流行の影響で来日できず、開幕は絶望的に。ラインアップの大きな変化が予想される。 一番の注目は、高卒6年目の栗原陵矢だ。 本職は捕手の栗原だが、一塁、外野もこなす。今シーズンは、オープン戦でもアピールし、練習試合に入ってからは、その打棒を遺憾なく発揮。特大の本塁打を放つなど、一躍レギュラー候補に躍り出た。 そして、復活を期す上林誠知と、長谷川勇也。両選手ともに高い打撃技術には定評がある ... 続きを見る
2020/06/14
西村徳文 投打 右投両打 ポジション 内野手・外野手 経歴 宮崎・福島高-鹿児島鉄道局 ドラフト 1981年ドラフト5位 現役年数 16年 所属球団 ロッテ(1982〜1997) 通算成績 1433試合、打率.272、1298安打、33本塁打、326打点、363盗塁 日本ハム・栗山英樹監督の現役時代は?――プロ野球12球団監督の選手成績を振り返る 千葉ロッテ・井口資仁監督の現役時代は?――プロ野球12球団監督の選手成績を振り返る 楽天・三木肇監督の現役時代は?――プロ野球12球団監督の選手成績を振り返る ソフトバンク・工藤公 ... 続きを見る