コラム
2020/10/04
安打、盗塁、出塁率 ♢安打 最多安打は、8月に続いて112安打を放った楽天の鈴木大地内野手となった。9月はやや調子を落としたが、自身初の打撃タイトルに向けその座を死守した。2位は110安打でオリックスの吉田正、3位は105安打でソフトバンクの柳田となっている。 鈴木大地 112安打 吉田正尚 110安打 柳田悠岐 105安打 ♢盗塁 盗塁王は、26盗塁を決めたソフトバンクの周東佑京内野手だ。開幕から1ヶ月以上盗塁なしと出遅れたが、初盗塁を決めて以降はペースを上げ、9月は14盗塁、打率も3割を超えるなど打撃にも好影響を及ぼしている。2位は23盗塁で日本ハムの西川遥 ... 続きを見る
2020/10/04
安打、盗塁、出塁率 ♢安打 最多安打は、3ヶ月連続で119安打を放ったDeNAの佐野となった。巧みなバットコントロールで安打を量産。状況に応じた打撃も目立ち、9月は39安打を積み上げた。2位は110安打で同じくDeNAの梶谷、3位には105安打でDeNAの宮﨑敏郎内野手、中日の大島洋平外野手が並んでいる。 佐野恵太 119安打 梶谷隆幸 110安打 宮﨑敏郎 105安打 大島洋平 105安打 ♢盗塁 盗塁王は、3ヶ月連続で20盗塁を決めた阪神の近本光司外野手となった。8月と同じく5盗塁をマークし、数字を伸ばした。2位は16盗塁で巨人の増田大輝内野手、3位は13盗 ... 続きを見る
2020/10/01
アトランタ・ブレーブス シーズン成績 35勝25敗、勝率.583 注目選手 投手 マックス・フリード 今季成績 11試合(56回)、7勝0敗、50奪三振、防御率2.25、WHIP1.09 打者 マーセル・オズーナ 今季成績 60試合、打率.338、77安打、18本塁打、56打点、OPS1.067 アトランタ・ブレーブスは、3年連続でナ・リーグ東地区を制した。今季は投手成績が低水準だったものの、破壊力抜群の打撃陣がカバー。OPSは両リーグトップで、打率、本塁打もリーグ2位の数字となった。 注目投手は、先発左腕 ... 続きを見る
2020/09/30
オークランド・アスレチックス チーム成績 36勝24敗、勝率.600 ア・リーグ西地区1位 注目選手 投手 クリス・バシット 今季成績 11試合(63回)、5勝2敗、55奪三振、防御率2.29、WHIP1.16 打者 ロビー・グロスマン 今季成績 51試合、打率.241、40安打、8本塁打、23打点、8盗塁、OPS.826 両リーグ通じて一番乗りでア・リーグ西地区優勝を決めたオークランド・アスレチックス。今季は打撃陣が軒並み不調となったものの、投手陣の奮闘でカバー。特にブルペン陣はリーグ随一の安定感を誇った。 ... 続きを見る
2020/09/29
近年のサイ・ヤング賞で重視される指標とは デグロムが受賞した過去2年を見ると、外的要因が関与する勝利数より、自身の投球内容のみが反映される防御率、奪三振、WHIPなどの指標が重視される傾向にあり、これらで他を圧倒する数字を残した投手が争いを制している。 2018年は、マックス・シャーザー投手(ワシントン・ナショナルズ)が18勝、300奪三振で最多勝と最多奪三振の二冠に輝いたが、防御率は2.53でリーグ3位。デグロムは10勝に留まり、奪三振でもシャーザーを下回ったが、2位以下を大きく引き離す防御率1.70で最優秀防御率を獲得し、より多くの票を集めた。 また、昨季 ... 続きを見る
2020/09/29
巨人の新たな切り札・増田大輝 最も「代走の切り札」としての活躍を見せているのが巨人の増田大輝内野手だ。 増田は、四国IL・徳島から2015年育成ドラフト1位で入団。大学中退後に一度とび職に就くも、野球の道に戻り、独立リーグを経てドラフト指名を受けた苦労人だ。 ルーキーイヤーは主に三軍で経験を積むと、2年目の2017年には一軍のオープン戦に帯同。シーズンでは二軍で好成績を残し、7月28日に支配下契約を結んだ。 しかし、以降も二軍暮らしが続き、昨季念願の一軍デビュー。主に代走、守備固めとして存在感を見せ、リーグ6位タイの15盗塁をマークした。 &n ... 続きを見る
2020/09/20
代走のスペシャリスト・増田大輝と期待の新星・松原聖弥 野手では育成出身の増田大輝、松原聖弥の2選手が強い存在感を放っている。 代走のスペシャリストの地位を確立したのは、育成ドラフト1位入団で独立リーグ出身の5年目、増田大輝内野手だ。増田は一度とび職に就くも、野球の道に戻り、独立リーグを経てNPB入りを果たした苦労人。入団後は俊足を活かしたプレーでアピールし、2年目の2018年7月28日に念願の支配下契約を勝ち取った。昨季一軍デビューを果たすと、主に代走として15盗塁を記録。今季は開幕一軍入りを果たすと、8月6日阪神タイガース戦では11点ビハインドの展開で投手としてマウンドに上 ... 続きを見る
2020/09/17
変化球割合 続いて、変化球についてだ。昨季投球の最も多くを占めていたフォーシーム(33.7%)。しかし、被打率.280、被長打率.517と痛打される場面が目立った。しかし今年は、フォーシームの割合を18.7%まで減少させた。その結果、フォーシームの被打率は.094と、全球種で最も優れた数字となった。 フォーシームに代わって最も多く投じているのはスライダー(38.6%)、次いでチェンジアップ(29.7%)だ。80マイル台前半の2球種を軸とすることで、メジャーリーグの中では速いとは言えない平均91.7マイル(約147.6キロ)の速球で、並み居る強打者たちを打ち取るこ ... 続きを見る
2020/09/06
ロッテ、日本ハム、オリックス <千葉ロッテマリーンズ> 島孝明投手(3位・東海大市原望洋高)※2019年引退 種市篤暉投手(6位・八戸工大一高) ロッテは2選手を指名。6位の種市は、入団2年目の2018年に一軍デビューを果たし、昨季は先発として初勝利を含む8勝を挙げた。奪三振能力は特筆するものがあり、若きエースとしてのさらなる活躍が期待されている。 <北海道日本ハムファイターズ> 堀瑞輝投手(1位・広島新庄高) 高山優希投手(5位・大阪桐蔭高) ※2020年から育成契約 山口裕次郎投手(6位・履正社高) ※入団合意せず 郡拓也捕手(7位・帝京高) 今井順之助内野手 ... 続きを見る
2020/09/05
広島、中日、ヤクルト <広島東洋カープ> 高橋昂也投手(2位・花咲徳栄高) 坂倉将吾捕手(4位・日大三高) アドゥワ誠投手(5位・松山聖陵高) 長井良太投手(6位・つくば秀英高) 広島は4選手を指名。全員が一軍デビューを果たしている。5位のアドゥワは。入団2年目の2018年にリリーフとして53試合に登板。昨季は先発に転向し3勝を挙げた。4位の坂倉は、持ち味の打力に加え守備力の向上も見せており、一軍の重要戦力となりつつある。 <中日ドラゴンズ> 石垣雅海内野手(3位・酒田南高) 藤嶋健人投手(5位・東邦高) 中日は2選手を指名。5位の藤嶋は、入団2年 ... 続きを見る
2020/09/04
安打、盗塁、出塁率 ♢安打 最多安打は、85安打を放った楽天の鈴木大だ。昨オフにFA移籍で楽天に加入した鈴木大は、開幕を「2番・三塁」で迎えたが、以降は様々な打順で起用。高い対応力で期待通りの働きを見せている。6、7月も3割を超える打率をマークしたが、8月はさらに状態を上げ、打率.394、月間41安打を放った。2位は81安打でオリックスの吉田、3位は76安打でソフトバンクの柳田となっている。 鈴木大地 85安打 吉田正尚 81安打 柳田悠岐 76安打 ♢盗塁 盗塁王は、16盗塁を決めた千葉ロッテマリーンズの和田康士朗外野手だ。今季3年目の和田は、持ち味の俊足で猛 ... 続きを見る
2020/09/04
安打、盗塁、出塁率 ♢安打 最多安打は、6、7月度に続き80安打を放ったDeNAの佐野となった。ここまで全試合に4番で先発出場。8月は月間34安打を放ち、2位以下を引き離した。2位には73安打でヤクルトの村上、中日の大島洋平外野手が並んだ。 佐野恵太 80安打 村上宗隆 73安打 大島洋平 73安打 ♢盗塁 盗塁王は、6、7月度に続き15盗塁を決めた阪神の近本光司外野手となった。不振に陥っていた打撃も改善を見せ、8月は打率.352をマーク。2年連続盗塁王に向け視界は良好だ。2位は12盗塁で巨人の増田大輝内野手、3位は9盗塁で広島の堂林翔太内野手となっている。 & ... 続きを見る
2020/09/03
野手 スティーブン・モヤ 投打 右投左打 守備位置 外野手、一塁手 昨季成績 71試合、打率.242、64安打、11本塁打、38打点(シーズン合計成績) 今季成績 7試合、打率.241、7安打、3打点 来日3年目を迎えたモヤ。昨季は7月に中日からトレードで加入すると、オリックスでは64試合の出場で2桁10本塁打を放った。今季は開幕を二軍で迎えると、しばらく二軍暮らしが続いた。7月31日にようやく一軍昇格を果たしたが、7試合の出場で本塁打ゼロに終わり、8月10日に二軍降格となった。 アダム・ジョーンズ 投打 右投右打 守備位置 外野手 新入団 今季成績 58 ... 続きを見る
2020/09/02
野手 王柏融 投打 右投左打 守備位置 外野手 昨季成績 88試合、打率.255、78安打、3本塁打、35打点、1盗塁 今季成績 25試合、打率.136、6安打、1打点 来日2年目を迎えた王。昨季は大きな期待がかかったが、けがの影響もあり88試合出場に留まった。今季はオープン戦、練習試合でレベルアップした打撃を見せ猛アピール。「5番・指名打者(DH)」で開幕スタメンの座を射止めた。しかし好調の打撃は影を潜め、31打数3安打、打率.097と大きく低迷。7月26日に二軍降格となった。8月18日には再昇格を果たすも、打撃不振に苦しんでいる。 クリスチャン・ビヤヌエバ ... 続きを見る
2020/09/01
野手 ブランドン・レアード 投打 右投右打 守備位置 三塁手 昨季成績 139試合、打率.248、121安打、32本塁打、89打点 今季成績 39試合、打率.233、31安打、6本塁打、15打点 来日6年目を迎えたレアード。昨季は打率.248も32本塁打、89打点をマークし、チームの得点源となった。今季は開幕を「4番・三塁」で迎えると、10試合で5本塁打と好調なスタートを切った。しかし7月になると不調に陥り、月間打率.209、本塁打は1本のみに終わると、腰の張りを訴え、8月5日に登録抹消。現在は治療の為一時帰国し、再来日は未定となっている。 レオネス・マーティ ... 続きを見る
2020/08/27
野手 ステフェン・ロメロ 投打 右投右打 守備位置 外野手 昨季成績 81試合、打率.305、90安打、18本塁打、63打点、3盗塁 今季成績 51試合、打率.298、54安打、15本塁打、35打点 オリックス・バファローズから移籍したロメロ。昨季はけがの影響で81試合の出場に留まるも、打率.305、18本塁打と存在感を示した。今季は「6番・右翼」として開幕スタメンを掴むと、期待通りの活躍で打線を牽引。7月以降は打率こそやや落としているが、現時点で15本塁打とハイペースでアーチを描いている。 ジャバリ・ブラッシュ 投打 右投右打 守備位置 外野手 昨季成績 ... 続きを見る
2020/08/26
野手 エルネスト・メヒア 投打 右投右打 守備位置 一塁手 昨季成績 75試合、打率.211、27安打、6本塁打、31打点 今季成績 18試合、打率.250、12安打、6本塁打、11打点 来日7年目を迎えたメヒア。昨季は自己ワーストの75試合の出場で6本塁打と悔しいシーズンになった。今季も開幕一軍入りを逃すなど厳しいスタートとなるも、7月25日に一軍へ昇格。直後は結果が出なかったが、8月6日日本ハム戦で今季初安打となる第1号本塁打を放つと、11日楽天戦では3年ぶりとなる1試合2本塁打を記録するなど、8月だけで6本塁打と持ち前の長打力を存分に発揮している。 コー ... 続きを見る
2020/08/25
野手 ウラディミール・バレンティン(日本人選手扱い) 投打 右投右打 守備位置 外野手 昨季成績 120試合、打率.280、115安打、33本塁打、93打点 今季成績 47試合、打率.196、31安打、9本塁打、22打点 東京ヤクルトスワローズから移籍したバレンティン。来日10年目の今季からは日本人選手扱いとなる。昨季も33本塁打を放つなど長打力を発揮し、ソフトバンクでもその活躍に期待がかかったが、開幕から絶不調。6、7月は7本塁打を放つも、打率.182と大きく低迷した。8月に入っても本調子とは程遠く、打順も下位に。8月21日には二軍降格となった。 アルフレド ... 続きを見る
2020/08/23
野手 アルシデス・エスコバー 投打 右投右打 守備位置 遊撃手 新入団 今季成績 45試合、打率.291、46安打、1本塁打、18打点、4盗塁 メジャーでは遊撃の名手として名を馳せ、ゴールドグラブ賞も受賞した経歴を持つエスコバー。オープン戦、練習試合ではメジャー仕込みの守備を披露し、期待通り正遊撃手として開幕を迎えた。打撃面でも開幕直後は不調だったが、7月は打率.309とシュアな打撃で高打率を残した。8月以降も調子を維持しており、高い貢献度を見せている。... 続きを見る
2020/08/21
野手 ダヤン・ビシエド 投打 右投右打 守備位置 一塁手 昨季成績 143試合、打率.315、168安打、18本塁打、93打点、2盗塁 今季成績 52試合、打率.286、58安打、12本塁打、43打点、1盗塁 来日6年目を迎えたビシエド。昨季も主に4番として全試合出場を果たし、ベストナインに輝くなど、打線の中核を担った。今季はやや低調なスタートを切ったが、7月は打率.340、7本塁打とその遅れを取り戻した。8月は再び低調気味となっているが、19日のヤクルト戦では2本塁打と復調の兆しを見せており、今季も不動の4番として存在感を放っている。 ソイロ・アルモンテ 投 ... 続きを見る
2020/08/20
野手 アレハンドロ・メヒア 投打 右投右打 守備位置 三塁手、一塁手 昨季成績 56試合、打率.259、42安打、7本塁打、17打点 今季成績 21試合、打率.214、12安打、2本塁打、4打点、1盗塁 来日5年目を迎えた育成出身のメヒア。昨季は自己最多の56試合に出場し、7本塁打を放った。レギュラー定着を狙う今季は、開幕一軍入りを果たすと、開幕2戦目の6月20日DeNA戦で「5番・三塁」としてスタメン出場も無安打となり、6月は不振が続いた。7月に入ると調子は上向きとなったが、ライバルの堂林翔太、ホセ・ピレラらが好調を維持していたため、出場機会は減少。7月24日に二軍降格と ... 続きを見る
2020/08/15
野手 ホセ・ロペス 投打 右投右打 守備位置 一塁手 昨季成績 142試合、打率.241、133安打、31本塁打、84打点 今季成績 42試合、打率.256、41安打、4本塁打、17打点 来日8年目を迎えたロペス。昨季は打率こそやや低迷したものの、31本塁打を放ち、クリーンアップの一角としてチームに貢献した。日米通算2000安打も視野に入れる今季は、開幕から絶不調。スタメン落ちとなるなど、年齢による衰えも心配された。7月に入ると、持ち味の勝負強い打撃を取り戻していたが、現在は再び不調気味となっている。 ネフタリ・ソト 投打 右投右打 守備位置 外野手、一塁 ... 続きを見る
2020/08/09
野手 ジェフリー・マルテ 投打 右投右打 守備位置 三塁手、一塁手 昨季成績 105試合、打率.284、99安打、12本塁打、49打点 今季成績 13試合、打率.289、13安打、2本塁打、5打点 来日2年目を迎えたマルテ。今季は「3番・三塁」で開幕を迎えると、好調を維持し、打線を牽引した、以降は4番に座っていたが、左ふくらはぎの張りを訴え、7月11日に登録抹消。現在は2軍で実戦復帰を目指している。 ジャスティン・ボーア 投打 右投左打 守備位置 一塁手 新入団 今季成績 31試合、打率.265、27安打、7本塁打、19打点、1盗塁 メジャ ... 続きを見る
2020/08/07
野手 ヘラルド・パーラ 投打 左投左打 守備位置 外野手 新入団 今季成績 29試合、打率.305、29安打、3本塁打、12打点 昨季のワールドチャンピオン、ワシントン・ナショナルズから加入したパーラ。MLBではゴールドグラブ賞を2回受賞するなど、外野守備も魅力の中距離打者だ。「7番・右翼」で開幕スタメンを掴むと、開幕3連戦で2本塁打を記録。メジャー仕込みの打棒を見せた。最近はスタメン落ちの試合も見られるが、チームの貴重な戦力となっている。 ゼラス・ウィーラー 投打 右投右打 守備位置 三塁手、一塁手、外野手 昨季成績 117試合、打率.243、100安打 ... 続きを見る
2020/08/06
現役引退を表明したイチロー メジャー19年目を迎えたイチローは、遂にその現役生活にピリオドを打った。 2018年シーズン途中にマリナーズのスペシャルアシスタントアドバイザー(会長付特別補佐)に就任したイチロー。オフにマリナーズと選手契約を交わし、日本で行われるオークランド・アスレチックスとの開幕2連戦に向けて、開幕ロースター入りを果たした。 3月20日の開幕戦では、「9番・右翼」でスタメン出場。第1打席は二飛、第2打席では四球を選ぶと、直後の4回の守備からベンチに退き、開幕戦は1打数無安打1四球という結果になった。 21日の2戦目には、同じく「 ... 続きを見る
2020/08/05
安打、盗塁、出塁率 ♢安打 最多安打は、47安打を放ったソフトバンクの柳田。7月28日の西武戦では通算1000安打も達成した。2位は45安打で楽天の鈴木大地内野手、3位は44安打でオリックス吉田となっている。 柳田悠岐 47安打 鈴木大地 45安打 吉田正尚 44安打 ♢盗塁 盗塁王は、12盗塁を決めたロッテの荻野だ。35歳を迎える荻野だが、足でも例年通りの存在感を見せた。現在は故障離脱を強いられており、早期復帰を目指している。2位は10盗塁で盗塁王3度の実績を持つ日本ハムの西川遥輝外野手、3位には7盗塁で西武の源田壮亮内野手、主に代走として出場しているオリック ... 続きを見る
2020/08/04
安打、盗塁、出塁率 ♢安打 最多安打は、46安打を放った横浜DeNAベイスターズの佐野恵太外野手、宮﨑敏郎内野手の2人だ。筒香嘉智の後継者として4番を務める佐野は、本塁打こそ出ていなかったものの、開幕から打撃好調。7月22日にようやく今季第1号本塁打を放つと、そこから3試合連続本塁打を放つなど、日に日に存在感を増している。対して様々な打順をこなす宮﨑は、与えられた場所で結果を残し、打線の潤滑油となっている。3位には44安打で広島の鈴木、堂林の2人が続いている。 佐野恵太 46安打 宮﨑敏郎 46安打 鈴木誠也 44安打 堂林翔太 44安打 ♢盗塁 盗塁王は、10 ... 続きを見る
2020/08/01
イチローは古巣マリナーズに復帰。シーズン途中に異例の就任も 続いて、メジャー18年目を迎えたイチローだ。 同年はキャンプインまで未所属となっていたが、3月にシアトル・マリナーズと契約。古巣への復帰が決定した。 開幕戦に「9番・左翼」として名を連ね、5年ぶりの開幕スタメンを勝ち取ったイチロー。しかし、打撃不振となり、シーズン序盤の5月3日に、マリナーズのスペシャルアシスタントアドバイザー(会長付特別補佐)への異例の就任が発表され、残りの試合は欠場することも伝えられた。 最終的に15試合の出場で、打率.205、OPS.460となった。就任以降はチームに帯同し、選 ... 続きを見る
2020/07/30
青木宣親の2017年シーズン そして、メジャー6年目を迎えた青木だ。 前年のシーズン終了直後にウエーバー公示を経て、アストロズへ移籍した青木。 4月の月間打率は3割を超えるなど、順調なスタートを切ると、6月11日には日米通算2000安打を達成した。 以降もまずまずの成績を残していたが、7月下旬にトレード移籍でトロント・ブルージェイズに加入。結果は残していたものの、僅か1ヶ月弱で自由契約となった。 直後にシーズン3球団目となるニューヨーク・メッツと契約。レギュラーとして出場を続け、目まぐるしい1年を終えた。 最終的 ... 続きを見る
2020/07/29
青木宣親の2016年シーズン オフにシアトル・マリナーズに移籍した青木。 前年に発症した目眩の影響も心配されたが、開幕スタメンを勝ち取った。しかし、低調な成績が続き、6月下旬には調整のためマイナーへ降格となった。 7月下旬に昇格するも、約1ヶ月で再降格。再び昇格した後は、持ち前の高い打撃技術を発揮した。 最終的に打率.283、OPS.738をマークしたが、118試合と出場数を減らした。同年は対左投手にも苦戦し、降格する要因の一つとなった。 【次ページ】新たな歴史を刻んだイチロー... 続きを見る
2020/07/28
川﨑宗則の2015年シーズン 続いて、メジャー4年目を迎えた川﨑だ。 前年に一度自由契約となったが、ブルージェイズとマイナー契約を結び直した川﨑。過去3年間同様マイナーで開幕を迎え、アピールを続けていたが、頭部死球を受ける不運に見舞われた。 復帰後は、5月下旬にメジャー昇格を果たすと、主に守備固め、代走として出場。以降は故障者が出ると昇格、故障者が復帰後は降格のサイクルを繰り返した。 最終的に23試合出場に留まり、打率.214、OPS.598となった。同年は打席数も少なく、アピールの場もわずかなものだった。 【次ページ】青木宣親の2015年シー ... 続きを見る
2020/07/24
ブルージェイズの開幕ローテーション予想 アメリカン・リーグ東地区に属するトロント・ブルージェイズ。 昨シーズンは67勝95敗で地区4位に終わり、低迷期脱却に向け、オフには先発投手を積極的に補強した。 山口俊は、開幕ローテーションを外れる可能性が高い。 オフに読売ジャイアンツからFA移籍でブルージェイズに入団した山口。昨シーズンは最多勝、最高勝率、最多奪三振の投手三冠を獲得する活躍を見せた。本人は先発を希望しているが、首脳陣はNPB時代のリリーフ経験を高く評価しており、ロングリリーフ、スポットの先発要員として開幕を迎える見通しだ。 ... 続きを見る
2020/07/24
ヤンキースの開幕ローテーション予想 アメリカン・リーグ東地区に属するニューヨーク・ヤンキース。 昨シーズンは103勝59敗で地区優勝を果たし、リーグチャンピオンシリーズまで駒を進めた。 一時は開幕投手も囁かれた田中将大は、大事を取って開幕ローテーションからは外れる見通しだ。 4日(同5日)に行われた実戦形式の練習で、打球が頭部に直撃。精密検査では軽度の脳震盪と診断され、現在はチームに合流して練習を行うなど順調な回復を見せているが、開幕は急がせない方針となった。 開幕投手に指名されたのは、投手史上最高額で契約を結んだ ... 続きを見る
2020/07/23
カブスの開幕ローテーション予想 ナショナル・リーグ中地区に属するシカゴ・カブス。 昨シーズンは84勝78敗で地区3位に終わり、5年ぶりにポストシーズン進出を逃した。 ダルビッシュ有は、開幕2戦目の先発が明言されている。 昨シーズンは年間通して先発ローテーションの座を守った。前半戦は不安定な投球が目立ったが、後半戦に入ると復調を果たし、最終的に6勝8敗、防御率3.98、奪三振は229個を数えた。今シーズンは開幕投手こそ譲ったが、先発投手陣の柱として期待されている。 開幕投手を務めるのは、カイル・ヘンドリックス。 高 ... 続きを見る
2020/07/23
ツインズの開幕ローテーション予想 アメリカン・リーグ中地区に属するミネソタ・ツインズ。 昨シーズンは破壊力抜群の打線を擁し、101勝61敗で地区優勝を果たした。オフには大型補強を敢行し、駒不足が見られた先発投手陣も補った。 前田健太は、開幕3戦目の先発が濃厚だ。 オフに金銭トレードでロサンゼルス・ドジャースから移籍した前田。昨シーズンは開幕から先発ローテーションの一角を担ったが、例年同様に終盤からポストシーズンにかけてはリリーフとして起用され、最終的に10勝8敗、防御率4.04の成績を残した。ツインズでは、本人の希望通りシーズン通 ... 続きを見る
2020/07/22
マリナーズの開幕ローテーション予想 アメリカン・リーグ西地区に属するシアトル・マリナーズ。 昨シーズンは68勝94敗で地区最下位に沈み、再建を目指すシーズンとなる。 60試合という短期決戦の今シーズンは、6人編成のローテーションを組むこととなったマリナーズ。 菊池雄星は、開幕2戦目の先発が決定的となっている。 メジャーデビューとなった昨シーズンは、6勝11敗と大きく負け越し。防御率5.46と安定感を欠くなど、期待通りの活躍とはならなかった。迎える今シーズンは、フォームを改良し、球速の大幅アップに成功。変化球の精度も ... 続きを見る
2020/07/22
エンゼルスの開幕ローテーション予想 アメリカン・リーグ西地区に属するロサンゼルス・エンゼルス。 昨シーズンは72勝90敗で地区4位に終わり、巻き返しを狙うシーズンとなる。 大谷翔平の二刀流起用の兼ね合いで、6人編成のローテーションを組むエンゼルス。 復活を目指す投手・大谷は、開幕3戦目の先発が濃厚だ。 昨シーズンは、右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)のリハビリに時間を費やし、投手としての出場はなかった。再起を図る今シーズンは、紅白戦でも順調に登板を重ねており、メジャー1年目を上回る二刀流としての活躍が望まれ ... 続きを見る
2020/07/21
レッズの開幕スタメン予想 ナショナル・リーグ中地区に属するシンシナティ・レッズ。 昨シーズンは、75勝87敗で地区4位に終わり、オフには野手陣の大型補強を敢行した。 秋山翔吾は「1番・左翼」での起用が予想される。 オフに埼玉西武ライオンズからFA移籍でレッズに入団した秋山。2015年にはシーズン216安打の日本記録を樹立するなど、好成績を残し続けた。日本人初の所属となるレッズでは、日本時代同様にリードオフマンとして期待されており、守備では慣れ親しんだ中堅をはじめ、左翼、右翼も臨機応変にこなすことが求められている。 大きな注目を集め ... 続きを見る
2020/07/20
レイズの開幕スタメン予想 アメリカン・リーグ東地区に属するタンパべイ・レイズ。 昨シーズンは96勝66敗と地区2位の成績を残し、ワイルドカードで6年ぶりのポストシーズン進出を果たした。 当初1番起用が見込まれていたオースティン・メドウズが、新型コロナウイルス感染により離脱。復帰時期は未定となっており、メドウズ不在で開幕を迎える可能性が高い。 出塁率の高さから1番起用も噂されている筒香嘉智は、「2番・左翼」とした。 オフに横浜DeNAベイスターズからポスティングシステムを行使し、レイズに入団した筒香。打撃はもちろん、守備面のユーティ ... 続きを見る
2020/07/19
イチローの2014年シーズン 続いて、メジャー14年目を迎えたイチローだ。 同年は、開幕スタメンにイチローの名はなかった。あらゆる起用法での出場となったが、その悔しさを晴らすかのような活躍を見せ、前半戦は3割近い打率を残した。 後半戦に入ると、やや打撃が湿り気味になったが、大きな不調に陥ることなくシーズンを完走した。 最終的に143試合に出場。打率.284、15盗塁、OPS.664をマークした。出場数はやや減少したが、打撃面ではほとんどの部門で昨シーズンを上回る成績を残した。 【次ページ】ワールドシリーズに出場した青木宣親... 続きを見る
2020/07/18
エンゼルスの開幕スタメン予想 アメリカン・リーグ西地区に属するロサンゼルス・エンゼルス。 昨シーズンは72勝90敗で地区4位に終わり、巻き返しを狙うシーズンとなる。 二刀流・大谷翔平は、「4番・DH」でのスタメン起用が予想される。 昨シーズンは右ひじ靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)の影響で投手での出場は断念。野手として主に3番で起用され、打率.286、18本塁打、62打点、OPS.828をマークした。メジャー3年目となる今シーズンは、2年ぶりの投手起用、さらには外野手としての出場も検討されるなど、起用法にも大きな注目が集まっている。 &nb ... 続きを見る
2020/07/16
同年限りでメジャーの舞台を去った3選手 松井秀喜、福留孝介、西岡剛の3選手は、同年限りでメジャーを去ることとなった。 まずは、メジャー5年目を迎えた福留だ。 同年2月にシカゴ・ホワイトソックスとメジャー契約。開幕から主に代打など途中出場での起用が続いた。6月に右脇腹を痛め、故障者リスト入りとなると、同月に自由契約となった。 7月にはヤンキースとマイナー契約を結んだが、メジャー昇格は叶わず、そのままシーズンを終えた。 最終的にシーズン合計24試合に出場。打率.171、OPS.489に終わった。メジャーデビュー 年にはオールスター出 ... 続きを見る
2020/07/14
エンゼルスへ移籍した松井秀喜 続いて、メジャー8年目を迎えた松井秀喜だ。 前年オフに7年間在籍したニューヨーク・ヤンキースから、ロサンゼルス・エンゼルスへ移籍。日本人野手としては初の所属となった。 古巣での活躍から大きな期待を背負った松井秀は、新天地で「4番・指名打者」として開幕を迎えた。開幕戦では、決勝打となる適時打と豪快な本塁打を放つ活躍を見せ、鮮烈なデビューを飾った。 その後も4番に座り、4月26日にはメジャー通算1000安打を達成した。しかし5月に不調に陥ると、打率が低迷。2割5分台で前半戦を折り返した。 以降はしばらく ... 続きを見る
2020/07/13
悔しいシーズンを送った3選手 ここでは、不本意な成績に終わった3選手を振り返っていきたい。 まずは、メジャー8年目を迎えた田口壮だ。 前年オフにカブスとマイナー契約を結んだ同年は、しばらくマイナーで過ごしたが、40歳を過ぎた9月にメジャー昇格を果たした。 しかしシーズン終盤での昇格ということもあり、出場機会に恵まれず、不完全燃焼でシーズンを終えることとなった。 最終的に打率.273、OPS.697をマークしたが、わずか6試合の出場に終わった。メジャーでは主に途中出場が多かったが、スーパーサブとしてチームに貢献し続けた田口。8年間 ... 続きを見る
2020/07/10
田口壮と井口資仁は2度目のワールドチャンピオンも… 2008年のワールドシリーズでは、田口壮と井口資仁が所属するフィラデルフィア・フィリーズと、岩村明憲が所属するタンパペイ・レイズが激突。4勝1敗でフィリーズに軍配が上がり、田口、井口がともに2度目のワールドチャンピオンに輝いた。 しかし、同年の両選手は成績不振に陥った。 まずは、メジャー7年目を迎えた田口壮だ。 前年オフにフィリーズへ移籍した田口。 開幕から途中出場が続いたが、同年は日米通算1500安打を達成した。 後半戦には出場機会が減少。ポストシーズンでもわずか1試合の出場 ... 続きを見る
2020/07/09
松井稼頭央、井口資仁両内野手の2007年シーズン ここでは松井稼頭央、井口資仁両内野手の2007年シーズンを振り返っていきたい。 まずは、前年のシーズン途中にロッキーズへ移籍した松井稼だ。 メジャー4年目を迎えた同年は、2年ぶりに開幕スタメンを勝ち取った。4年連続の初打席本塁打とはならなかったが、複数安打を放つ活躍を見せた。しかし10試合足らずで腰痛により離脱。1ヶ月以上の離脱を強いられた。 5月下旬に復帰後は、「1番・二塁」に定着。チームはシーズン終盤に快進撃を見せ、ワイルドカードでのポストシーズン進出を決めた。 ポストシーズ ... 続きを見る
2020/07/08
W松井の2006年シーズン まずは、メジャー4年目を迎えた松井秀喜だ。 同年は、開幕戦から本塁打を放つなど幸先の良いスタートを切った松井秀。しかし、5月の試合でスライディングキャッチを試みた際に負傷し、途中交代。左手首骨折と診断され、無念の長期離脱となった。 8月に戦列復帰を果たすと、復帰後は好調を維持したままシーズンを終えたが、NPB時代から続く連続試合出場記録も1768試合でストップした。 最終的に打率.302、OPS.887をマークしたが、自己ワーストの51試合出場、8本塁打に留まり、けがに泣かされたシーズンとなった。 続 ... 続きを見る
2020/07/07
飛躍を遂げた田口壮と、けがに泣いた松井稼頭央 飛躍の1年となったのが、田口壮だ。 メジャー4年目を迎えた2005年は、前年の活躍から首脳陣の信頼も厚く、期待がかかるシーズンとなった。 途中出場も多かったが、開幕から多くの試合に出場。様々な起用法に対応し、アピールを続けた。特に8月は12試合連続安打をマークするなど好調を維持し、スタメン出場も増加。以降はクリーンアップを任されるなど、チームの2年連続地区優勝に大きく貢献した。 最終的に自己最多の143試合に出場。打率.288、8本塁打、53打点、OPS.734の好成績を残した。また、持ち味の勝負強 ... 続きを見る
2020/07/06
松井秀喜、メジャー2年目の活躍 前年に名門ニューヨーク・ヤンキースに入団し、クリーンアップを担うなど、十分な活躍を見せた松井秀。 2年目を迎えた2004年には、さらに成績を向上させた。 同年は日本で開幕2連戦が行われ、慣れ親しんだ東京ドームに凱旋。「2番・左翼」としてスタメン出場を果たし、2戦目には本塁打を放つ活躍で、日本のファンにその勇姿を届けた。 以降はハイペースで本塁打を量産し、前半戦だけで前年を上回る本塁打数を記録。2年連続でオールスターゲームにも選出された。後半戦では4番に定着し、100打点に到達。打撃でチームを牽引し、地区優勝に大き ... 続きを見る
2020/07/05
イチロー、メジャー3年目の活躍 メジャー2年間で実績を積み重ね、マリナーズ打線の中核を担うイチロー。 3年目を迎えた2003年も、不動の「1番・右翼」として変わらぬ活躍を続けた。 春先は打撃の調子がいまひとつだったが、5月に入ると安打を量産。オールスターゲームにも3年連続でファン投票の両リーグ最多得票で選出されるなど、実力だけでなく、メジャーの顔ともいえる人気を誇った。 8月に打撃が湿りがちになると、前年と同じくチームも失速。自身は200安打に到達するも、チームは僅差で地区2位となった。 最終的に159試合に出場。打率.312、 ... 続きを見る