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イチローが現役引退を表明、大谷翔平は打者に専念――日本人野手のメジャー挑戦を振り返る【2019年編】

2020/08/06

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 7月23日(日本時間7月24日)に開幕を迎えたメジャーリーグ。60試合制や、ナショナル・リーグ初の指名打者(DH)制導入など、NPB同様2020年は異例のシーズンとなる。
 

 
 一方で、今年は新たに筒香嘉智、秋山翔吾、山口俊の3人がNPBから海を渡り、メジャーの舞台に挑戦。2人の野手が同時に挑戦するのは、2012年の青木宣親と川﨑宗則以来8年ぶりとなる。筒香と秋山は、日本人野手再評価の流れを作ることができるだろうか。
 
 本シリーズでは、年度別シーズンOPSランキングトップ10選手と、同年の日本人選手の成績を振り返り、時代背景とともに日本人野手のメジャーリーグ挑戦の軌跡を辿る。今回は2019年編。

2019年シーズンOPSランキングトップ10


 
 
 2019年は、クリスチャン・イェリッチ(ミルウォーキー・ブリュワーズ)が初の1位に輝いた。終盤に右膝膝蓋骨骨折により負傷者リスト(IL)入りとなり、そのままシーズンを終えたものの、打率.329、44本塁打、97打点、30盗塁をマーク。2年連続でナショナル・リーグ首位打者を獲得し、「トリプルスリー」も達成した。長打率.671、OPS1.100は両リーグトップの数値を誇り、マイク・トラウトの3連覇を阻止した。
 
 そのトラウトは、僅差で2位となった。同年は打率.291、45本塁打、104打点、OPS1.083、両リーグトップの出塁率.438をマーク。自身3度目となるシーズンMVPに選出された。
 
 3位にはコディ・ベリンジャー(ロサンゼルス・ドジャース)がランクイン。同年は打率.305、47本塁打、115打点、OPS1.035をマークした。打撃タイトルこそ逃したものの、その活躍でチームを地区優勝へと導き、シーズンMVPに輝いた。
 
 4位はネルソン・クルーズ(ミネソタ・ツインズ)、5位はアレックス・ブレグマン(ヒューストン・アストロズ)と続いた。
 
 同年のブレグマンは、打率.296、41本塁打、112打点、OPS1.015をマーク。打撃では上位打線を担い、守備では三塁、遊撃をこなすなどアメリカン・リーグを制したチームに欠かせない存在となり、自身初のシルバースラッガー賞も獲得した。
 
 6位に入ったのは、アンソニー・レンドーン(ワシントン・ナショナルズ)だ。同年は打率.319、34本塁打、126打点、OPS1.010をマークし、ナ・リーグ打点王を獲得。「3番・三塁」として攻守に渡り大活躍を見せ、チームのワールドチャンピオンに大きく貢献した。
 
 以降は、7位にケーテル・マルテ(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)、8位にジョージ・スプリンガー(アストロズ)、9位に4年連続のランキング入りとなったノーラン・アレナド(コロラド・ロッキーズ)、10位にはナショナルズの若き4番フアン・ソトという結果となった。

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