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中田翔の巨人電撃移籍に台湾野球ファンも騒然。懸念される“陽岱鋼コース”、王柏融は「ポスト中田」の好機

2021/08/21

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 読売ジャイアンツが20日、北海道日本ハムファイターズの中田翔内野手を獲得することを発表し、日本だけではなく台湾の野球ファンの間でも大きな話題となった。今シーズンは打率.193、4本塁打と打撃不振に陥っているが、チームメイトへの暴行問題により一、二軍全ての試合の出場停止処分を受けた後、トレードへと至った。
 

 
 中田の電撃移籍に対して、台湾の野球ファンも驚きの声が多かった。かつて元台湾代表の陽岱鋼外野手(現巨人)とともにプレーしていたからだ。当時は台湾でもパ・リーグの試合が中継されており、中田は「翔哥(翔お兄ちゃん)」という愛称で親しまれた。

 さらに、30歳を過ぎてベテランとなってからも、2018年から日本ハムに加入した「台湾の4割大王」こと王柏融(ワン・ボーロン)外野手を可愛がり、「中田会」にも参加させた。過去に王も自身のインスタグラムを更新し、「今日も再び中田会に参加した。素晴らしい夜だった。たとえ言葉が通じなくても、お互いに好きになるという自然な感じが本当にいい」と投稿し、中田への思いを語っていた。
 
 そんな中田が、最後は後輩のチームメイトと衝突して暴行問題を起こし、退団がささやかれた。台湾の野球ファンも「CPBL(台湾リーグ)や日本の独立リーグに来るとしたら大事件だ」と、移籍先の話題で盛り上がった。結果、巨人が手を挙げたことは、多くの台湾野球ファンも、日本ハム栗山監督と巨人球団の心の広さを感じずにはいられなかった。
 
 しかし、過去に陽岱鋼も巨人へ移籍したが、一時期の好調な期間を除いては苦しい日々が続いている。現在も二軍で戦っており、三軍に落ちた頃もあった。かつて日本ハムで輝きを放ったスターも、今季で5年契約が終わりを迎える。台湾では、陽の状況も踏まえて、「中田も巨人のプレースタイルに適応できるのか」と心配する声もある。
 
 中田は、20日に記者会見で謝罪し、これから反省の心をもちながら新たな野球人生を始めたいと語った。そしてその日の札幌ドームナイターでは、王が「4番・指名打者」で出場した。このところの起用をみると、チームの新たな4番打者として期待されている一面もある。「ポスト中田時代」に入った日本ハム。台湾野球ファンが注目する台湾選手らの話題には、いつも中田翔の存在がある。
 
 
鄭仲嵐






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