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松井秀喜が日本人選手初のワールドシリーズMVPに、イチローは日本人通算安打記録を樹立――日本人野手のメジャー挑戦を振り返る【2009年編】

2020/07/13

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 ついに7月23日(日本時間7月24日)開幕が決まったメジャーリーグ。60試合制や、ナショナル・リーグ初の指名打者(DH)制導入など、NPB同様2020年は異例のシーズンとなる。
 

 
 一方で、今年は新たに筒香嘉智、秋山翔吾、山口俊の3人がNPBから海を渡り、メジャーの舞台に挑戦。2人の野手が同時に挑戦するのは、2012年の青木宣親と川﨑宗則以来8年ぶりとなる。筒香と秋山は、日本人野手再評価の流れを作ることができるだろうか。
 
 本シリーズでは、年度別シーズンOPSランキングトップ10選手と、同年の日本人選手の成績を振り返り、時代背景とともに日本人野手のメジャーリーグ挑戦の軌跡を辿る。今回は2009年編。

2009年シーズンOPSランキングトップ10


 
 
 2009年は、アルバート・プホルス(セントルイス・カージナルス)がランキング連覇を果たした。同年のプホルスは、打率.327、47本塁打、135打点でナショナル・リーグ本塁打王を獲得。長打率.658、OPS1.101は2年連続両リーグトップの数値を誇り、チームを地区優勝へと導いた。
 
 2位には捕手のジョー・マウアー(ミネソタ・ツインズ)が初のランキング入りを果たした。同年は打率.365、28本塁打、96打点をマーク。出塁率.444は両リーグトップの数値となっており、アメリカン・リーグ首位打者、シーズンMVPに輝いた。
 
 3位のプリンス・フィルダー(ミルウォーキー・ブルワーズ)は両リーグトップの141打点をマークし、ナ・リーグ打点王を獲得。4位にジョーイ・ボットー(シンシナティ・レッズ)、5位に2005年のランキング1位、デレク・リー(シカゴ・カブス)が入った。
 
 6位には前年から4つ順位を上げたケビン・ユーキリス(ボストン・レッドソックス)、7位は巨人でプレーしたエドガー・ゴンザレス氏の兄、エイドリアン・ゴンザレス(サンディエゴ・パドレス)と日本にゆかりのある選手が続き、8位はフロリダ・マーリンズ(現マイアミ・マーリンズ)のハンリー・ラミレスとなった。
 
 同年のラミレスは、打率.342、197安打、出塁率.410をマークし、初の打撃タイトルとなるナ・リーグ首位打者を獲得。27盗塁を決めるなど、足でも存在感を示した。
 
 9位は同年のワールドチャンピオン、ニューヨーク・ヤンキースからマーク・テシェイラ、10位はベン・ゾブリスト(タンパペイ・レイズ)という結果になった。

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