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メジャーリーグ最新情報

【MLB】ダルビッシュ、父が米入国できず? 移民選手多数…球界にも広がるトランプ政権の懸念

2017/01/30

 アメリカのドナルド・トランプ大統領による入国規制が、MLB界にも影響を及ぼす可能性が出てきている。幸いなことに、現在MLBに所属する選手で、今回の入国規制に直接該当する選手はいなかったが、様々な国籍の選手が活躍しているだけに、不安の声が上がる。    そんななか、テキサス州の地元紙『スポーツ・デイ』では28日付で、今回の入国規制が『ダルビッシュ有投手の父である、ダルビッシュ・セファート・ファルサさんが春先に息子の投球を見ることを不可能にした』との記事を報じている。ファルサさんはイラン人であり、今回の入国規制に該当することになる。    レンジャーズ球団も公式に、今回の大統 ... 続きを見る


【MLB】ドジャース、昨季PO敗退の要因が判明? 時差ボケが投手に与える影響とは

2017/01/30

 ノースウエスタン大学のラビ・アビダ教授が23日、時差ボケがMLB選手のパフォーマンスに与える影響を分析した論文を『米国科学アカデミー紀要』に発表した。    アビダ教授が20年間に行われた40,000試合以上の分析に基づいた調査によると、投球に関しては東に移動した投手はホーム・アウェー関わらずにホームランを打たれやすくなっていると分析している。その影響はホームフィールド・アドバンデージを打ち消すレベルで明確に現れているようだ。    では、なぜ東へ移動すると負の影響が現れるのだろうか。人間の体内時計は24時間よりも少し長い時間で周期しているからだとアビダ教授は語る。 &n ... 続きを見る


【MLB】古巣マリナーズが示したイチローへの敬意。凱旋試合でボブルヘッドを配布へ

2017/01/29

 シアトル・マリナーズが4月19日のマイアミ・マーリンズ戦でイチロー外野手の偉業を讃えるボブルヘッドを無料で配布すると発表した。先着2万人に2004年のMLBシーズン最多安打記録262安打の達成を模した姿と、昨年のMLB通算3000本安打達成のときの姿を1つの台に合わせた豪華なボブルヘッドが配布される。    他球団に移籍した選手の商品を配布することから、マリナーズのイチローに対する特別の敬意を見ることができる。イチローはマリナーズに在籍した2001年から2012シーズン途中までで、MLBシーズン最多安打記録の262安打を含む、2533安打を記録。この数字は球団史上1位である。 &n ... 続きを見る


【MLB】Rソックスがオルティスの「34」を永久欠番に決定。引退即は球団史上初

2017/01/28

 ボストン・レッドソックスは26日、昨シーズン限りで現役を引退したデビッド・オルティス内野手の背番号「34」を永久欠番とすることを決めた。レッドソックスの永久欠番としては11人目で、三冠王のカール・ヤストレムスキーや最後の4割打者のテッド・ウィリアムスなどのメンバーの仲間入りを果たした。    「ビッグ・パピ」との愛称でも知られるオルティスは現役最終年の2016年シーズンも打率.315 38本塁打 127打点と2006年以来の3回目の打点王を獲得。DHとしてのシルバー・スラッガー賞も史上最多の7回目を獲得するなど、ファンに惜しまれながら現役を退いた。キャリア通算では打率.286 54 ... 続きを見る


【MLB】強打者ハワード、未だ所属チームなし。06年日米野球で驚異のバックスクリーン弾

2017/01/27

 2006年の日米野球で来日し、東京ドームで驚異のバックスクリーン弾を放って一躍有名となった元フィラデルフィア・フィリーズのライアン・ハワード内野手が未だに所属先が見つからずにFAとなっている。    13年間に渡ってフィリーズでプレーをしたものの、昨シーズンは打率.196 25本塁打 59打点と、打率はキャリア最低を記録。高額な年俸、高齢(37歳)そして成績の衰えがネックとなり、フィリーズは彼との契約オプションを破棄したことを発表。フィリーズのフランチャイズプレーヤーは初めてFA選手となった。    そかし、ハワードは『フォックスニュース』のインタビューで「まだ、高いレベ ... 続きを見る


【MLB】マイナー契約の韓国人強打者“郷に入っては郷に従え”? 代名詞バット投げ封印へ

2017/01/27

 サンフランシスコ・ジャイアンツと23日にマイナー契約を結んだ韓国人スラッガー、黄載鈞(ファン・ジェギュン)内野手が自身の代名詞でもあるバット投げをMLBでは封印すると決めたようだ。韓国を代表する通信社『聯合ニュース』が26日に報じた。    記事によると、黄はロッテ・ジャイアンツ時代のチームメイトである、ジョシュ・リンドブロム投手とジム・アドゥチ外野手からアドバイスを受けた模様。MLBでは度々、論争となるバット投げであり、次の打席では身体の近くにボールを投げられるなど一般的には失礼なものであると見なされている。    現在のMLB選手で最も豪快にバット投げをする選手といえ ... 続きを見る


【MLB】ダルビッシュ、開幕ローテ入り確実。新たな武器“重い直球”手に入れ完全復活へ

2017/01/27

 テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手は、開幕ローテーション入りがほぼ確実と見られている。    米サイト「SBネーション」では、25日付でレンジャーズの開幕ローテーションを予測する特集が組まれた。レンジャーズでは、昨季まで先発として活躍していたデレク・ホランド投手、元広島東洋カープのコルビー・ルイス投手が退団しており、先発ローテーションを再編する必要が出てきている。    昨季、防御率3点台を維持出来ていた先発投手は、ダルビッシュと左腕エース、コール・ハメルズ投手の2人だけであり、それ以外の投手は4点台以上で、安定感に欠けていた。    そこで、レンジャー ... 続きを見る


【MLB】野手はホームチームが不利? 米国内時差ボケが選手に与える影響とは

2017/01/26

 ノースウエスタン大学のラビ・アビダ教授が23日、時差ボケがMLB選手のパフォーマンスに与える影響を分析した論文を『米国科学アカデミー紀要』に発表した。    アメリカ本土は日本と異なり、国土が東西に広いので国内で時差が生じている。ニューヨークなどの都市がある東海岸標準時、シカゴなどがある中西部標準時、デンバーなどがある山岳部標準時、そしてロサンゼルスがある太平洋標準時と4つのタイムゾーンが本土には存在している。すなわち、東海岸から西海岸の間には常に3時間の時差が存在するのだ。    アビダ教授の20年間に行われた40,000試合以上の分析に基づいた調査によると、東に異なる ... 続きを見る


イチローはマリナーズ史上最高のFA選手。古巣番記者が選出「カノ、クルーズも及ばない」

2017/01/26

 マイアミ・マーリンズのイチロー外野手が、古巣シアトル・マリナーズの歴代最高クラスのFA選手に選出された。    MLB公式サイトでは23日付で、各球団の担当記者が歴代最高のFA選手を選出する特集記事を掲載。同記事内でマリナーズ番記者、グレッグ・ジョン氏が「シアトル・マリナーズの史上最高のFA選手に分類されるのは容易である」と、イチローを評した。    他の候補には現在のマリナーズで主軸打者であるロビンソン・カノ、ネルソン・クルーズや、かつて打点王を獲得したブレット・ブーンが挙げられていたが、いずれの選手もイチローの傑出度には及ばないとしている。    2001年 ... 続きを見る


【WBC】“唯一のメジャー”青木は「1、2番」。世界一奪還へ打線もチームもけん引へ

2017/01/25

 侍ジャパンの追加メンバー8名が24日、発表された。MLB組からは参加辞退の表明が相次ぎ、現状で参加する選手はヒューストン・アストロズの青木宣親外野手のみとなっている。日米通算2000本安打まで残り35本と迫っている安打製造機の青木には、小久保JAPANの切り込み隊長としてチャンスメイクが期待されており、上位打線での起用が見込まれている。    会見では、小久保裕紀監督も質疑応答で青木について以下のようにコメントしている。   「青木は早い段階から、『どんな状況になろうとも、必要であれば喜んで参加します』という意思を伝えてくれていたので、その心意気とメジャーで戦っている強さ ... 続きを見る


【MLB】田中将大のWBC不参加、米メディアは好意的「力がみなぎった状態で開幕を迎える」

2017/01/24

 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大が、自身のツイッターを通じてWBCへの不参加を表明した。侍ジャパンの小久保裕紀監督の熱烈オファーも実らず、今回のWBCもNPBに所属する選手を中心に戦うことになりそうだ。    MLBに所属する投手では、現時点で田中将大を始め、上原浩治、前田健太が不参加を表明している。まだ参加の可否を明言していないのは、岩隈久志、トミー・ジョン手術から復帰後、1年も経過していないダルビッシュ有、新球団へ移籍したことで出場が難しい田澤純一だが、いずれも不参加が見込まれている。    田中が不参加を表明したことは、日本だけでなくアメリカでも話題となっている。 ... 続きを見る


【MLB】ダルビッシュも続くか。“剛球の証100マイル”、3年間で3倍増

2017/01/22

 MLBのデータ分析サイトの『ベースボール・サヴァーント』によると、2016年シーズンで投げられた100マイル(約161キロ)以上の球速の球は計1419球となっており、2015年の912球、2014年の562球、2013年の465球と3年間でおよそ3倍の数となっている。    2016年の100マイル超えの投球数の圧倒的な増加の要因は何だろうか。大きな要因はアトランタ・ブレーブスで2016年にデビューした、マウリシオ・カブレラによるものであると分析することができる。彼は昨シーズンに投げた全投球数644球のうち344球が100マイル超えと、全投球数におけるおよそ53%が100マイルを超 ... 続きを見る


【MLB】16歳のサムライに熱視線。WBC予選、日本式投球術で剛球連発!

2017/01/21

 16歳のブラジル人投手のエリック・パルディーニョにMLB各球団からの注目が集まっているとMLB公式サイトが現地12日付で伝えている。彼は15歳で2016年のWBC予選ラウンドのブラジル対パキスタン戦に登板し、90マイル(約144キロ)超えのストレートを連発した実績を持つ。    記事によると、バストスと呼ばれるブラジルの街で育ったパルディーニョは身長178cm、体重が75kgで父親がブラジル人、母親の両親が日本人の日系3世である。8歳で野球を始め、12歳でブラジルにあるヤクルト野球アカデミーに入り、3年間日本式の投球術を学んだ。その地で広島東洋カープ、東北楽天ゴールデンイーグルスで ... 続きを見る


3人が新たに米・野球殿堂入り。高知入団のラミレスは落選

2017/01/19

 現地18日、新たな野球殿堂入りが発表された。  今年はジェフ・バグウェル、ティム・レインズ、そしてイバン・ロドリゲスの3人が選出された。    バグウェルは、1991年4月8日にMLBデビュー。2005年までの15年間、ヒューストン・アストロズでプレーし、通算2150試合に出場、7797打数、2314安打、449本塁打、1529打点、打率.297、長打率.540をマークした。    MLBで23年プレーしたレインズは、モントリオール・エクスポズ、シカゴ・ホワイトソックス、ニューヨーク・ヤンキースなど6球団に所属した経歴を持つ。通算成績は、2502試合に出場し、8872打数 ... 続きを見る


メジャー昇格期待の中後悠平、2017年もゼロからのスタート。「挑戦者として、キャンプで結果を残す」

2017/01/12

2015年シーズンオフに千葉ロッテマリーンズから戦力外通告を受けた中後悠平。昨シーズンはアメリカにわたり、アリゾナ・ダイヤモンドバックス傘下のマイナーに所属。シーズンを通じて安定した成績を残し、今季はメジャー昇格も期待される。中後に昨シーズンを振り返ってもらいつつ、今季の抱負を聞いた。今回はその後編だ。... 続きを見る


中後悠平、アメリカでつかんだ転機「メソメソして、びびっても仕方ない。野球を楽しむ原点に帰った」

2017/01/11

2015年シーズンオフに千葉ロッテマリーンズから戦力外通告を受けた中後悠平。昨シーズンはアメリカにわたり、アリゾナ・ダイヤモンドバックス傘下のマイナーに所属。シーズンを通じて安定した成績を残し、今季はメジャー昇格も期待される。中後に昨シーズンを振り返ってもらいつつ、今季の抱負を聞いた。今回はその前編だ。 ... 続きを見る


【MLB】田中トレードなら相手はマリナーズのキング? 米メディア「可能性低いが、両選手のニーズは満たす」

2017/01/04

オプトアウト条項を持つことからシーズン中にトレードされることを有力視されている田中将大。米メディアでは西海岸のマリナーズをトレード先候補とし、可能性は低いとしながらも相手にはフェリックス・ヘルナンデスの名前をあげた。... 続きを見る


【MLB】田中将大は放出候補の一番手? 米メディア「トレードすれば、見返りはチャップマン以上」

2016/12/21

メジャーへ移籍して初めて1年を通してプレーし、健康状態さえ万全ならエース級の成績を残せることを証明した田中将大。しかし来オフ、オプトアウトの条項を持つだけにメディアは条件次第での放出を示唆。実行されれば見返りは、昨オフのチャップマン以上になると見られている。... 続きを見る




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