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【MLB】ドジャース、今季は敵地名物の外野席プールでの祝勝会を否定「プールに飛び込む以上の目標がある」

2017/10/09

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 7日(日本時間8日)にナ・リーグ地区シリーズ第2戦でアリゾナ・ダイヤモンドバックスを下し、リーグ優勝決定戦進出に王手をかけているロサンゼルス・ドジャース。
 
 第3戦・第4戦はダイヤモンドバックスの本拠地、チェイス・フィールドで行われる予定だが、8日付で地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」では同球場名物の「外野席ジャグジープール」で過去にドジャースが起こした出来事を紹介。
 
 今回試合が行われているダイヤモンドバックスの本拠地であるチェイス・フィールドには右中間の外野席にジャグジープールが設置されている。 
 
 同球場は砂漠に囲まれたアリゾナ州・フェニックスに所在しており、雨が降ることはほとんどなく年中を通して温暖な気候となっているため、球場内のプールは非常に人気があり予約も後を絶たない人気スポットとなっている。
 
 試合が予定されているチェイス・フィールドでドジャースは4年前の2013年に地区優勝を上げた際、シャンパンファイト後の興奮が収まりきらなかった選手たちが、名物のプールに飛び込んで大はしゃぎを見せていた。
 
 そもそも、このプールは飛び込みが禁止と明記されており、勿論この行為に対してダイヤモンドバックス球団は怒り、顰蹙を買った過去がある。なお、同年のドジャースはリーグ優勝決定戦でセントルイス・カージナルスに敗れている。
 
 再び同球場で節目の勝利を飾りそうになっているドジャースだが、この件についてロバーツ監督は以下のようにコメントを残した。
 
「もうこんなことは起こらないよ。今のチームは当時と全然違うチームになっているし、プールに飛び込むことよりも大きな目標を持っている。今の選手たちは、このことをしっかりと理解していると考えている。右中間席のプールに飛び込むことなんて、誰も興味ないのではないか」
 
 2013年から現在までドジャースに所属している選手は、クレイトン・カーショウ、ケンリー・ジャンセン、エイドリアン・ゴンザレス、柳賢振の4人のみ。ロバーツ監督の言う通り、確かに現在のドジャースは当時と異なるチームとなっていることは間違いなく、今回はこのような行為が行われることはないだろう。
 
 第3戦には、ダルビッシュ有投手が登板する。チェイス・フィールドは海抜332メートルに所在し、空気も乾燥していることからヒッターズ・パークとして知られているが、ダルビッシュはチームを3連勝、そしてリーグ優勝決定戦に導くことはできるだろうか。