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【MLB】マー君、負ければ今季終了の大一番で7回零封の快投!地区S突破に望みつなぐ

2017/10/09

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 ニューヨーク・ヤンキースは8日(日本時間9日)、本拠地で行われたア・リーグ地区シリーズ第3戦でクリーブランド・インディアンスを1-0で下した。
 
 第1戦・第2戦は敗戦を喫し、この試合で負けたら今季終了と窮地に追い込まれて本拠地のヤンキー・スタジアムに戻ってきたヤンキース。崖っぷちの大一番となったが、ここで今季は不安定な投球が続いた田中が最高の投球を見せてくれた。
 
 試合はヤンキースが田中将大、インディアンスが今季18勝のカラスコの両先発で始まり、投手戦の様相を呈した。
 
 今日の田中は球威・制球力ともに抜群で、インディアンス打線に狙いを絞らせず7回を92球で3安打・7奪三振・1四球・無失点の快投。
 
 一方のカラスコも6回途中に満塁のピンチを背負って降板するまで無失点の好投。そして、満塁のピンチもメジャー屈指の左腕・ミラーに抑えられスコアボードに0が並び続けた。
 
 しかし、7回にイニング跨ぎとなったミラーから、バードが試合の均衡を破るソロ本塁打を放ち、ヤンキースは待望の先制点を奪い遂に試合が動いた。また、結果としてこの1点が決勝点となった。
  
 リードを奪ったヤンキースは、ロバートソン、チャップマンとつないで完封リレー。田中は初めての地区シリーズ登板で初勝利を手にするとともに、窮地に追い込まれたチームを救った。
 
 投手陣の好投で、地区シリーズ突破に望みをつないだヤンキース。リーグ優勝決定戦進出のためにはインディアンスに2連勝する必要があるが、果たしてヤンキースはここから意地を見せることができるだろうか。