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社会人・高校野球・その他

香川・三本松が小刻みに得点重ね12安打9得点の猛攻で甲子園初勝利!【全国高校野球】

2017/08/13

〇三本松9-4下関国際●    第99回全国高校野球選手権大会の第6日(13日・甲子園球場)第2試合は、三本松(香川)が下関国際(山口)を9-4で破り、三本松は通算4度目の甲子園出場で悲願の初勝利を手にした。    初回、三本松は先頭の大久保が放った打球がイレギュラーバウンドし、幸運いきなり好機を作ると、続く多田の二ゴロ間に大久保は本塁生還。三本松は幸先よく1点を先制した。2回には6番・渡辺が左中間スタンドへソロ本塁打を放ち2点目を追加。    4回には先頭の佐藤が二塁打を放ち、盛田の四球・川崎の犠打で一死2・3塁のチャンスを作ると、渡辺の犠飛・浦上の適時打で2点 ... 続きを見る


神野の2打席連弾・坂根の完封など投打かみ合い天理が白星発進!元近鉄・阪神の中村監督が甲子園初勝利【全国高校野球】

2017/08/13

 第99回全国高校野球選手権大会の第6日(13日・甲子園球場)第1試合は、投打がかみ合った天理(奈良)が大垣日大(岐阜)を6-0で破った。    2回、天理は「天理のバレンティン」こと4番・神野のバックスクリーン横に飛び込むソロ本塁打で1点を先制。神野は4回にも2打席連続となるソロ本塁打を左中間スタンドに放ち、2点目を加えた。その後、5番の主将・城下も二塁打で続くと、二死から7番・森本が一二塁間を抜ける適時打を放ち3点目を奪う。    5回には一死から宮崎が内野安打で出塁すると、杉下の右中間を破る適時三塁打・太田の左犠飛で2点を加え、リードを5点に広げた。     ... 続きを見る


初戦に強い仙台育英、名将・佐々木監督の打順論「1番が多いチーム」【全国高校野球】

2017/08/13

 東北の雄・仙台育英(宮城)が初戦を18 安打15得点の快勝で飾った。    初回に3番・山田の2ラン本塁打で先制。2回には先発・長谷川に3ラン本塁打が飛び出し、一気に試合の流れを引き寄せた。佐々木順一朗監督は「フルスイングが信条の山田。それが当たって入ってくれて、チームに元気を与えた」と振り返る。    仙台育英の初戦突破は今大会で8回連続だ。1995年に指揮官に就いた佐々木監督にとって13回目の夏。初戦の戦績は12勝1敗となった。    今大会初戦は序盤の本塁打2本に加え、5回以降も毎回得点。隙の無い強力打線を見せつけた。    佐々木監督は「イメー ... 続きを見る


神戸国際大付、谷口の逆転弾含む2発4打点で3回戦進出 昨夏準Vの北海を破る【全国高校野球】

2017/08/12

〇神戸国際大付 5-4 北海●      第99回全国高校野球選手権大会の第5日(12日、甲子園球場)2回戦の第3試合は、神戸国際大付(兵庫)が北海(南北海道)を5-4で破り、3回戦へ進出した。    2回戦の初戦となったカードは、2回表に北海の井上が中前適時打で先制に成功。さらに3回には相手のミスからチャンスを作ると、渡辺が中前へはじき返し、追加点を挙げた。    一方の神戸国際大付は3回裏に3番・森田が右前適時打で1点を返すと、6回には6番の石川がソロ本塁打を放ち、同点とした。    7回表に北海は鈴木大、布施の連打から、川村の内野安打で勝ち越し。さ ... 続きを見る


日本文理、序盤の猛攻で鳴門渦潮を破る 大井監督最後の夏、日本一に向けての1勝【全国高校野球】

2017/08/12

〇日本文理 9-5 鳴門渦潮●      第99回全国高校野球選手権大会の第5日(12日、甲子園球場)第2試合は、日本文理(新潟)の打線が爆発し、鳴門渦潮(徳島)を9-5で破った。    日本文理は初回に川村の逆方向への2ラン本塁打で先制すると、2回には打者9人の猛攻で5点を加え、序盤から試合をリードする。    鳴門渦潮は、3回に相手のミスも絡み2点を返すと、2番手の鈴江が好投。2回途中から登板すると、日本文理打線を7回までわずか4安打に抑える好投。味方の反撃を待つ。    その鈴江は8回に川村、代打・長谷川に適時打を打たれるが、8回裏に鳴門渦潮打線が ... 続きを見る


仙台育英、打線爆発で1回戦突破 18安打15得点の猛攻で滝川西を破る【全国高校野球】

2017/08/12

〇仙台育英 15-3 滝川西●      第99回全国高校野球選手権大会の第5日(12日、甲子園球場)第1試合は、仙台育英(宮城)の打線が爆発し、滝川西(北北海道)を15-3で破った。    仙台育英の打線が序盤から爆発した。初回に鈴木の二塁打から3番・山田が左翼スタンドへ弾丸ライナーの2ラン本塁打を突き刺す。さらに2回表には先発投手の長谷川が右翼へ3ラン本塁打で序盤に5点をリードする。    さらに5回の表には相手のミスも絡みチャンスを作ると、斎藤が三遊間へ2点適時打で7点目。6回、7回にも追加点を加えた仙台育英は、先発の長谷川が6回を2安打無失点と好投する。 ... 続きを見る


横浜・増田は1安打に「悔いなし」。成長誓う前向きな姿勢、見据えるはプロ入り【全国高校野球】

2017/08/12

 横浜(神奈川)は昨夏4強の秀岳館(熊本)に4-6で敗れた。    2点を追う9回、二死で打席に立ったのは主砲・増田珠(3年)。しかし、秀岳館の2番手・田浦のチェンジアップをとらえきれず左飛に倒れた。    神奈川大会では4試合連続5本塁打を記録。この日、期待の一発は出なかったが5回に1安打、三盗を決めるなど存在感を示した。    初戦敗退には無念の表情を浮かべたが、「1本打てたので悔いない。(秀岳館・川端の)早いストレートに負けずにバットを振れたのはよかった」と話す。    夏の甲子園を2度経験した増田。この日は午前6時半に満員通知が出され、4万7千人 ... 続きを見る


名将同士が甲子園で初対決! 智弁和歌山VS大阪桐蔭が第9日に激突【全国高校野球】

2017/08/11

 第99回全国高校野球選手権大会(甲子園球場)は10日、1回戦注目の4試合が行われ、2回戦の組み合わせが決まった。    第9日の第2試合は、智弁和歌山(和歌山)対大阪桐蔭(大阪)。智弁和歌山・高嶋仁監督と、大阪桐蔭・西谷浩一監督の両名将が甲子園で顔を合わせるのは初となる。    智弁和歌山の高嶋監督は、1980年に同高野球部の監督に就任。94年に春、97年と2000年の夏に全国制覇を果たした。今大会初戦は興南(沖縄)に6点差を逆転し、11年以来の白星を手にした。    一方、大阪桐蔭の西谷監督は、98年に監督に就いた。今年の春のセンバツで初の“大阪対決”を制し、 ... 続きを見る


注目の大会4日目、熱戦を制して2回戦に駒を進めたのは?【全国高校野球】

2017/08/11

 第99回全国高等学校野球選手権の4日目が11日に甲子園球場で行われ、広陵、秀岳館、智弁和歌山、大阪桐蔭が2回戦へと駒を進めた。    4日目は今月4日に行われた組み合わせ抽選会直後から話題になった好カード揃いの一日だった。第1試合は、広陵(広島)対中京大中京(愛知)。夏に過去3度決勝へ進出している広島の名門校と夏の大会で史上最多の7度の優勝を誇る愛知の名門校の試合は、広陵がプロ注目の中村の2本塁打などで得点を重ね10-6で勝利。1回戦を突破した。    第2試合は1回戦で最も好カードとの呼び声も高かった秀岳館(熊本)対横浜(神奈川)の試合。秀岳館は3球で先制すると、3回ま ... 続きを見る


史上初の快挙へ大阪桐蔭、まずは1勝 主将福井が先制弾含む3安打【全国高校野球】

2017/08/11

〇大阪桐蔭 8-1 米子松蔭●    第99回全国高校野球選手権大会の第4日(11日、甲子園球場)第4試合は、大阪桐蔭(大阪)が米子松蔭(鳥取)を8-1で破った。    史上初の2度の春夏連覇を目指す大阪桐蔭は、初回に主将の福井が右翼スタンドへソロ本塁打を放ち、1点を先制する。    2回に根尾の適時打、4回にもエース徳山の適時打で5回までに3点を先行する。一方、徳山は4回まで無安打、7三振の完璧な投球。5回にこの日初安打を植田に打たれるが、6回まで1安打投球。    大阪桐蔭は5回には福井の高く上がった飛球が風に流され、二塁打となると、4番・山本の適時 ... 続きを見る


智弁和歌山、6点差をひっくり返し興南に勝利 中盤に打線が爆発【全国高校野球】

2017/08/11

〇智弁和歌山 9-6 興南●    第99回全国高校野球選手権大会の第4日(11日、甲子園球場)第3試合は、中盤に畳み掛けた智弁和歌山(和歌山)が6点差をひっくり返して9-6で興南(沖縄)に勝利した。    春夏優勝経験もある両チームの対決は、3回裏に智弁和歌山の先発の北が、安打から四球3つで押し出しを献上し、興南が先制。さらに川満の一塁へのゴロのベースカバーが間に合わずに一安打で2点目。嘉数に左前に2点適時打を浴び、北は4失点でノックアウトとなる。    さらに代わった平田も三遊間を抜ける適時打で2点を失い、興南が6-0とリードを広げる。    しかし ... 続きを見る


秀岳館、“注目の一戦”で横浜を下す 【全国高校野球】

2017/08/11

〇秀岳館6-4 横浜●    第99回全国高校野球選手権大会の第4日(11日、甲子園球場)第2試合は、秀岳館(熊本)が6-4で横浜(神奈川)に勝利した。    今大会の1回戦で最も注目を浴びている優勝候補同士の対決は、初回に秀岳館の竹輪の三塁打でいきなりのチャンスを作ると、半情の犠飛でわずか3球での先制劇。さらに3連打で2点を加え、横浜相手に3点を先制する。    秀岳館打線は止まらずに3回に先頭の広部が左中間フェンス直撃の三塁打を放つと、続く田浦のゴロがタイムリーエラーとなり横浜は投手交代を決断。塩原から奥村に代わった。    一方の秀岳館の先発・川端 ... 続きを見る


広陵、終盤の猛攻で中京大中京を撃破 プロ注目の中村奨成が2本塁打【全国高校野球】

2017/08/11

〇広陵 10-6 中京大中京●    第99回全国高校野球選手権大会の第4日(11日、甲子園球場)第1試合は、広陵(広島)が中京大中京(愛知)を10-6で下し、名門校同士の対決を制した。    注目の4日目の幕開けとなったこのカードは、3回裏に中京大中京が1番・伊藤康のバックスクリーンへのソロ本塁打で先制すると、さらに2死一塁から盗塁と暴投で三塁まで進むと、諸橋の遊安打でさらに1点を追加する。    広陵はチャンスを作るも、中京大中京の先発の磯村の前に抑えられる。しかし、5回にエースナンバーの香村に代わると、3番の中村が逆方向にソロ本塁打を放ち、1点を返す。さらに ... 続きを見る


聖心ウルスラ、投打かみ合い甲子園初勝利! 2年生エース戸郷は11奪三振の力投【全国高校野球】

2017/08/10

〇聖心ウルスラ 5-2 早稲田佐賀●    第99回全国高校野球選手権大会の第3日(10日、甲子園球場)第4試合は、聖心ウルスラ(宮崎)が早稲田佐賀(佐賀)を5-2で下し、九州対決を制した。    聖心ウルスラは2回表に矢野、請関の連打から犠打で1死一、二塁とし、上村のスクイズで先制に成功した。    4回表には、上村が適時打で1点を追加。盗塁を絡め、内野安打2本とパスボールの3得点で、リードを広げた。    しかし、7回裏に早稲田佐賀が反撃に出た。森田、坂元、鈴木の連続安打、悪送球で1点。代打・春日井が一塁への適時打で2点目を挙げた。    ... 続きを見る


聖光学院、右腕・斎藤が12Kで完封。チェンジアップで打線翻弄も評価は「80点」【全国高校野球】

2017/08/10

〇聖光学院 6-0 おかやま山陽●    第99回全国高校野球選手権大会の第3日(10日、甲子園球場)第3試合は、11年連続出場の聖光学院(福島)が初出場のおかやま山陽(岡山)に6-0で快勝した。    聖光学院は2回に仁平、松本の適時打で2点を先制した。続く3回には安打や犠打、犠飛で1点を追加。4、5回にも着実に点を積み重ね、8回には足を絡めて6点目を挙げた。    投げては、先発・斎藤郁也(3年)が12奪三振の力投。チェンジアップを巧みに使い、地方大会の打率4割超えの打者6人を擁するおかやま打線を完封した。    斎藤は無駄な四球を出したと反省点を挙 ... 続きを見る


花咲徳栄が零封勝利の好発進、15安打9点猛攻! 右腕・綱脇「野手に助けられた」【全国高校野球】

2017/08/10

〇花咲徳栄 9-0 開星●    第99回全国高校野球選手権大会の第3日(10日、甲子園球場)第2試合の花咲徳栄(埼玉)対開星(島根)は、9-0で花咲徳栄が勝利。先発・綱脇が8回無失点、9回も清水が抑えの零封リレーで、終始、試合を優位に進めた。    花咲徳栄は初回に西川の適時打で1点を先制し、2回の攻撃も4安打で2点を追加した。3回も小川の適時打で4点目を挙げ、リードを広げた。7回には野村、須永に連続で適時打が飛び出し、一挙5得点と突き放した。    綱脇は「調子はそんなに良くなかったけど、尻上りに良くなった。野手に助けられた」と振り返る。    3年 ... 続きを見る


木更津総合・山下が痛感した「甲子園の厳しさ」。投手歴1年足らずでプロ注目、飛躍への糧に【全国高校野球】

2017/08/10

 あと一つのアウトが遠かった。    木更津総合(千葉)は5-2のリードを守りながら迎えた最終回、エース・山下輝(3年)が捕まった。7回までは5安打1失点に抑え、試合の流れを掴んでいた。    9回表二死の場面で制球が甘くなり、4連続安打で4点を失った。    「打線が援護してくれたのに、ふがいない投球をしてしまった。甲子園の厳しさを感じた」    2年生の秋に投手に転向した山下。夢の舞台で一勝を挙げる難しさを痛感した。    五島卓道監督は、投手のカバーリングの遅れや走塁ミスなどを敗因として挙げた。「山下があれだけ打たれたのは初めてで、動揺し ... 続きを見る


日本航空石川が逆転勝利! 9回に粘りの6安打4得点で初戦突破【全国高校野球】

2017/08/10

〇日本航空石川 6-5 木更津総合●    第99回全国高校野球選手権大会の第3日(10日、甲子園球場)1回戦第1試合の日本航空石川(石川)対木更津総合(千葉)は、日本航空石川が9回に逆転し、6-5で勝利した。   航空石川は初回、安保の安打と三桝の犠打で1死二塁とすると、3番・原田の適時打で1点を先制した。    木更津総合は2回裏に一挙3安打で満塁とすると、山中の適時2塁打で2点を返し、逆転に成功した。4回裏には安打や暴投で、2死二塁から峯村貴の適時打で1点を追加。芦屋に2点本塁打が飛び出し、さらに突き放した。    しかし、航空石川は8回に安保、三 ... 続きを見る


左手首骨折でも「右手で」本塁打。前橋育英に4年ぶり勝利もたらした4番主将の不屈の精神力【全国高校野球】

2017/08/10

 前橋育英(群馬)は9日の初戦に集中打で山梨学院(山梨)を12-5で下した。    4年ぶりの夏の勝利。とどめの一発を決めたのは、4番の主将・飯島大夢(3年)だった。3回表に先制の適時打を放ち、7回表には左中間へのソロ本塁打で12点目のホームを踏んだ。    「左手が使えないので、なんとか右手で押し込んだ」    関東大会で左手首を骨折した飯島は、状態が万全でない中での試合出場。「けがでチームに迷惑をかけたが、甲子園で貢献できてうれしい」と笑みを浮かべた。    荒井直樹監督は「あの1点は大きかった。けがをしてても4番がそこに座ってるのは、チームにとって ... 続きを見る


明徳義塾が激戦を制し1回戦突破! 馬淵監督は甲子園通算49勝目【全国高校野球】

2017/08/09

◯明徳義塾 6-3 日大山形●    第99回全国高校野球選手権大会の第2日目(9日、甲子園球場)1回戦第4試合の日大山形(山形)対明徳義塾(高知)の試合は、延長12回に明徳義塾が勝ち越し、6-3で勝利した。    この日の3試合、すべての試合で1回表に得点が入っているが、この試合も1回表に明徳義塾が谷合の適時打で先制する。しかし、その裏に日大山形も斎藤が左翼線へ二塁打を放ちすぐさま追いつく。    明徳義塾は2回には先頭の久後が俊足を飛ばし余裕の三塁打を放ち、続く筒井の右前適時打で勝ち越し。しかし、その裏に斎藤が中前に落とす2点適時打で逆転に成功する。 &nbs ... 続きを見る


前橋育英、機動力&打線爆発で快勝 県予選2発の打線が甲子園でいきなり3発【全国高校野球】

2017/08/09

 第99回全国高校野球選手権大会の第2日目(甲子園球場)1回戦第3試合の山梨学院(山梨)対前橋育英(群馬)の試合は、前橋育英が12-5で快勝した。    前橋育英は初回に丸山の足を絡めた攻撃から飯島の適時打で1点を先制する。さらに3回には飯島、皆川、吉沢の3連続適時打に、小池の左翼スタンドへの2ラン本塁打の猛攻で5点を加える。    山梨学院は4回裏に四球3つで満塁とすると、五十嵐が中越えの走者一掃適時三塁打で一気に迫る。    しかし、前橋育英は足を使った攻撃で得点を加えると、6回には8番・飯塚の3ランなどで4点を追加。再度突き放す。    一方の山梨 ... 続きを見る


作新学院、打線沈黙で夏連覇叶わずも…今井卒業後の”全員野球”で掴んだ春夏切符【全国高校野球】

2017/08/09

 昨夏の覇者・作新学院(栃木)は、初戦で盛岡大付(岩手)に1-4で敗れた。地方大会平均約9得点の強力打線はなりをひそめ、わずか2安打に抑えられた。    相手投手の好投に加え、守備のミスが絡み、試合の流れを引き寄せることができなかった。小針崇宏監督は「うまくヒットを狙うことができない中で、もうちょっとつなぐ意識をもって作戦を実行してもよかった」と反省の念を口にし、「悔しい負け方」と振り返った。    4番・中島淳(3年)は「守備で少し隙があった。打てなくて、雰囲気も少し攻められ気味。(連覇がかかっていて)相手チームは必死に食らいついてくるし、負けじといったけどうまくいかなか ... 続きを見る


松商学園、21安打5盗塁の猛攻で17年ぶりの夏勝利 【全国高校野球】 

2017/08/09

◯松商学園 12-3 土浦日大●     第99回全国高校野球選手権大会の第2日目1回戦第2試合が甲子園球場で行われ、土浦日大(茨城)対松商学園(長野)の試合は、松商学園が21安打を集め12-3で快勝した。    松商学園は初回に連打と渡辺の盗塁でチャンスを作ると、藤井の適時打で先制。さらに2回にも足を絡めた攻撃で2点目を獲得する。    一方の土浦日大は予選を圧倒的な打力で通過してきたが、松商学園の先発の青柳の前に4回までに7三振など、本来の力を発揮できず。    松商学園は足を絡めた攻撃で4回に吉川の適時打、5回には北原の中前適時打で徐々に点を加える ... 続きを見る


盛大付、エース平松の好投で初戦突破 作新は夏連覇の夢が破れる【全国高校野球】

2017/08/09

◯盛岡大付 4-1 作新学院●      第99回全国高校野球選手権大会が甲子園球場で8日に開幕し、第2日目1回戦第1試合の作新学院(栃木)対盛岡大付(岩手)の試合は、盛岡大付が4-1で勝利。作新学院の夏連覇の夢を打ち破った。    作新学院は初回に相手の暴投で1点を先制するも、2回裏に盛岡大付が臼井の三遊間を破る適時打で同点に追いつかれる。    盛岡大付の先発・平松は、初回以降も四球を出すなど走者を塁に出すが、粘りの投球で作新学院に得点を与えず。すると、5回裏にバッテリーミスで勝ち越すと、2死から4番・比嘉が右中間を破る2点適時打で点差を広げる。   ... 続きを見る


秀才軍団・彦根東、サヨナラ劇を呼んだ冷静な判断力。絶好機にも「いつも通り」で悲願の初勝利【全国高校野球】

2017/08/09

 滋賀県内屈指の進学校・彦根東が、開幕試合でサヨナラの逆転劇を演じ、悲願の甲子園初勝利を掴んだ。   4-5で迎えた9回裏、先頭の代打松井が安打で出塁して好機をつくった。2番朝日の三ゴロで同点とし、2死一、二塁から4番岩本が一二塁間を抜ける適時打を放ち、試合を決めた。   サヨナラのホームを踏んだのは、二走の原晟也(3年)。クロスプレーとなるも、スライディングした原がわずかに早かった。   「ベンチもスタンドも意識は一つ。一打サヨナラの場面で回らない選択肢なかった」と語る。三塁を踏んだとき、ライトはすでにバックホーム体制。「やばいなと思った。でもちょっとでも反れた ... 続きを見る


津田学園、宮木のサヨナラ打で初出場校対決を制す 藤枝明誠の久保田は172球の熱投実らず【全国高校野球】

2017/08/08

◯津田学園 7-6 藤枝明誠●      第99回全国高校野球選手権大会が甲子園球場で8日に開幕し、第1日目1回戦第3試合の藤枝明誠(静岡)対津田学園(三重)の初出場校同士の試合は、延長11回の激闘の末、津田学園が7-6でサヨナラ勝利した。    藤枝明誠は初回に2死から清水が失策で出塁すると、中田がつなぎ一三塁。すると、一塁走者の盗塁が相手のミスを誘い、1点を先制する。その後は藤枝明誠の先発・久保田と津田学園の先発・水谷が粘りの投球を披露する。    4回裏に津田学園が3連打で満塁のチャンスを作ると、石川が遊撃に強い打球を放つも一塁へ全力疾走。ヘッドスライディン ... 続きを見る


済美、中断後の猛攻で快勝 予選から全試合完投の東筑のエース石田は完投目前で力尽きる【全国高校野球】

2017/08/08

◯済美 10-4 東筑●     第99回全国高校野球選手権大会が甲子園球場で8日に開幕し、第1日目1回戦の第2試合の済美(愛媛)対東筑(福岡)の試合は、済美が中盤の猛攻で10-4で勝利した。    初回に済美は相手のミスなどから満塁のチャンスを作り、相手のバッテリーエラー投で1点を先制する。さらに3回にもチャンスを作り1点を加えると、5番・吉岡の中堅へ大きな当たりを放つ。しかし、この打球を東筑の阿部がフェンスに激突しながらジャンピングキャッチ。スーパープレーで失点を防ぐ。    すると、東筑は4回に盛田が左翼スタンドに完璧な当たりのソロ本塁打を放ち1点を返すと、 ... 続きを見る


200年の伝統校、彦根東が劇的サヨナラ打で甲子園初勝利【全国高校野球】

2017/08/08

◯彦根東  6-5 波佐見●    第99回全国高校野球選手権大会が甲子園球場で8日に開幕。第1日目1回戦の波佐見(長崎)対彦根東(滋賀)が行われ、彦根東が6-5でサヨナラ勝ちで激闘を制した。    1回表、波佐見の先頭打者・村川大の三塁線への痛烈なライナーを三塁手・岩本が横飛びで捕球する好プレーで幕を開けた甲子園は、2回表に4番・内野が大会第1号となるソロ本塁打を右中間スタンドに放り込み、波佐見が先制する。    彦根東は2回裏に安打と四球で無死満塁とすると、1死から太田が右翼へ犠飛を放ち同点。しかし、3回表に1番・村川大が右翼へ適時二塁打を放ち、波佐見が勝ち越 ... 続きを見る


きょう開幕の甲子園、台風一過の酷暑。勝敗分ける“浜風”の影響は?

2017/08/08

 第99回全国高校野球選手権大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催)は台風5号の影響により、予定より1日遅れの8日に開幕した。    8日午前5時の神戸地方気象台発表によると、甲子園球場がある兵庫県南部の同日の天気は曇りのち晴れ。日中の最高気温は34度の予報で、真夏日となる見通し。    風速6~9メートルと予測され、甲子園球場で「浜風」といわれる西の風は強い。浜風は右翼から左翼へ吹き、本塁打を打つなら右打者が有利といわれている。    開幕試合の彦根東(滋賀)-波佐見(長崎)では、選手登録されている計36人のうち33人が右打者。両チームの地方大会の本塁打数はいず ... 続きを見る


第99回全国高校野球がきょう開幕、3839校の頂点に輝くのは?【トーナメント表】

2017/08/08

 第99回全国高校野球選手権大会(日本高校野球連盟、朝日新聞主催)が8日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する。47都道府県の49代表(北海道は南北、東京は東西)が出場し、全国3839校の頂点をかけて熱戦を繰り広げる。    開幕試合の彦根東(滋賀)-波佐見(長崎)は午前10時30分開始。大会期間は15日間(休養日1日含む)で、順調にいけば決勝は第14日の8月22日午後2時から行われる。    1~3回戦までの組み合わせは以下の通り。準々決勝以降の対戦は、3回戦、準々決勝の勝利チームの主将が各試合後にくじを引いて決める。  ... 続きを見る


夏の甲子園開幕は8日に順延、台風5号の影響

2017/08/06

 第99回全国高校野球選手権(阪神甲子園球場)の大会本部は6日、7日に予定していた開会式と第1日の3試合を台風5号の影響により中止し、8日に順延すると発表した。    開会式が順延されるのは、第6回、第42回、第96回に続き、4回目となる。    8日は午前9時に開会式が行われる。... 続きを見る


好カード目白押し…4日目に熱視線! 春夏計30回優勝の強豪勢にプロ注目選手がズラリ<第99回全国高校野球>

2017/08/05

 阪神甲子園球場で7日に開幕する第99回全国高等学校野球選手権の組み合わせ抽選会が4日に大阪市内のフェスティバルホールで行われた。大会4日目の4試合には過去の優勝校が勢ぞろい。春夏合わせて30回の優勝候補校がいきなり激突する注目のカードが組まれた。    4日目の第1試合では広陵(広島)対中京大中京(愛知)の好カードで始まる。センバツを3回制覇している広陵は、夏では過去3度決勝に進出しているがすべて準優勝。今大会で初優勝を狙う。対する中京大中京は夏の大会で史上最多の7回の優勝を誇り、センバツでも4回制覇。いきなりの名門校対決となった。    第2試合では 横浜(神奈川)対秀 ... 続きを見る


夏の甲子園の組み合わせ決まる 開幕戦は公立校対決 <第99回全国高校野球選手権>

2017/08/04

 阪神甲子園球場で7日に開幕する第99回全国高等学校野球選手権の組み合わせ抽選会が4日に大阪市内のフェスティバルホールで行われた。    史上初の2度の春夏連覇を目指す大阪桐蔭(大阪)は、4日目の第4試合で米子松蔭(鳥取)と対戦が決まった。    昨年の夏の甲子園の優勝校である作新学院(栃木)は2日目の第1試合で盛岡大付(岩手)と激突し、駒大苫小牧以来12年ぶりの夏連覇を目指す。    開幕は7日の10時30分から、彦根東(滋賀)と波佐見(長崎)の公立校同士のカードで幕が開ける。第2試合では済美高校(愛媛)対東筑(福岡)、第3試合では藤枝明誠(静岡)と津田学園(三 ... 続きを見る


第99回全国高校野球選手権大会【出場49校一覧】

2017/08/04

 第99回全国高校野球選手権大会(7日開幕、甲子園球場)の組み合わせ抽選会は4日午後4時、大阪市のフェスティバルホールで行われる。この抽選で3回戦までの対戦が決定する。準々決勝以降の組み合わせは、勝利チームの主将が試合直後にくじを引いて決定する。    47都道府県から49代表(北海道は南北、東京は東西)が出場する。初出場は、坂井(福井)、藤枝明誠(静岡)、津田学園(三重)、おかやま山陽(岡山)、下関国際(山口)、早稲田佐賀(佐賀)の6校。最多出場は3年連続38回目の北海(南北海道)で、三本松(香川)は24年ぶり3回目の出場となる。    大会期間は8月7日から15日間(休 ... 続きを見る


【西東京】早実、八王子を破り2年ぶり決勝進出 清宮に最多タイ107号が飛び出す

2017/07/28

 早実が28日に神宮球場で行われた第99回全国高校野球選手権西東京大会の準決勝の八王子戦に4-1で勝利。2年ぶりの決勝進出を決めた。    この日プロ注目の清宮は「3番・一塁」で先発出場。初回は先制のチャンスで二ゴロに打ち取られるも進塁打。その後、早実は相手のバッテリーミスで1点を先制する。    清宮の第2打席は四球で出塁すると、続く野村の打席でエンドラン成功。左中間への鋭い当たりで一塁から激走。一気に生還し2点目のホームを踏む。    早実は3回裏に満塁から暴投で八王子に1点を返されるが、その後は両チーム走者を出すも得点を取れない展開が続く。     ... 続きを見る


早実・清宮、準決勝で逆方向に叩き込み高校通算107号! 最多本塁打記録に並ぶ  

2017/07/28

 早実の清宮幸太朗内野手(3年)が28日に神宮球場で行われた第99回全国高校野球選手権西東京大会の準決勝の八王子戦の7回表に左中間にソロ本塁打を放ち高校通算最多本塁打記録とされる107号に並んだ。  この日の清宮は「3番・一塁」で先発出場。初回は無死一二塁の先制のチャンスで二ゴロに打ち取られた。しかし早実は初回に相手のバッテリーミスで1点を先制する。  清宮の第2打席はストレートの四球で出塁すると、続く野村の打席でエンドラン成功。左中間への鋭い当たりで一塁から一気に生還し2点目を加える。  早実は3回裏に満塁から暴投で八王子に1点を返されるが、その後は両チーム走者を出すも得点を取れない展開が続 ... 続きを見る


元中日の宣銅烈氏、野球韓国代表の新監督に就任 史上初の代表専任監督に

2017/07/24

 韓国野球委員会(KBO)は、24日に元中日ドラゴンズで抑えとしても活躍した宣銅烈氏(54)が、野球の韓国代表の新監督に就任すると発表した。『聯合ニュース』が報じている。    宣氏は、2020年の東京五輪まで史上初となる代表専任監督して代表を率いる予定で、今年の秋に東京ドームで新たに始まる「アジアプロ野球チャンピオンシップ2017」で監督デビューを果たす。    KBO史上で最高の投手とも評される宣氏は、11シーズンで146勝40敗、132セーブ、防御率1.20という驚異的な記録を残している。また、1996年から99年までは中日ドラゴンズに在籍し、2年目には当時の日本記録 ... 続きを見る


侍ジャパンU-12の代表18選手を発表

2017/06/28

 NPBエンタープライズは28日、「第4回 WBSC U-12ワールドカップ」に出場する侍ジャパンU-12代表選手18人を発表した。    大会は7月28日~8月6日に台湾で開催される。代表選手は7月に行われる2度の合宿後に大会に臨む。    代表選手は以下のとおり。   加藤達哉(武蔵府中リトル) 米澤康太(枚方リーグ) 山田脩也(荒町タイガース) 戸沢快生(秋田ファイターズ) 大山陽生(広島安佐ボーイズ) 南澤佑音(大東畷ボーイズ) 中島大成(大阪南リトル) 山口滉起(大阪東リーグ) 太田和煌翔(千葉市リトル) 大塚光竜(目黒西リトル) 堀内謙吾(寿庄内ジャガ ... 続きを見る


第28回U-18ワールドカップの1次候補選手30名を発表。早実・清宮、野村、報徳・小園など選出

2017/06/16

 日本高等学校野球連盟は、9月1日から9月10日まで、カナダ・サンダーベイで開催される「第28回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」に参加する高校日本代表チームの第1次候補選手30名を発表した。    同連盟の復興委員が「第89回選抜高校野球大会・平成29年度春季大会」を視察し、選考決定された。今後は「第99回全国高校野球選手権大会」に出場する選手も対象となり、全国大会に出場していない選手も選考対象となる見込みだ。    最終的には、今夏の第99回全国高校野球選手権大会の期間中に20名が決定される予定となっている。    以下、今回選出された30名であ ... 続きを見る


「ナックル姫」と呼ばれ約10年…。“男社会”で挑み続ける吉田えりの現在地

2017/06/01

「ナックル姫」の名前で一躍有名になった吉田えり投手。今でもその名のおかげで球場で声をかけられたり、メディアに出演するなど良い点もあったが、プレーよりもその名前が独り歩きしすぎて戸惑うこともあった。思うようにプレーできない日々が続いているが、現在も女子プロ野球ではなく独立リーグでプレーをし続けている。... 続きを見る


早実・清宮はプロ入りすべきか? 成長続ける怪物に適切な進路は…【小宮山悟の眼】

2017/05/02

春季高校野球東京都大会決勝が4月27日に神宮球場で行われ、早稲田実が日大三を下した。同試合で2本塁打をマークした早実の清宮幸太郎選手は、プロへ進むのか、もしくは大学進学やメジャー挑戦になるのかと、注目している人が多いだろう。小宮山悟氏に、清宮の進路に関してどう考えているのかを訊ねてみた。... 続きを見る


史上初のナイター都大会決勝は早実が延長12回18-17でサヨナラ勝ち 早実・清宮が土壇場に規格外の2打席連続弾

2017/04/27

 高校野球の春季東京都大会決勝の日大三対早実は27日に神宮球場で史上初のナイター開催。日本中から注目を浴びた試合は延長12回の乱打戦の末に早実が18-17でサヨナラ勝利した。    初回に3番・桜井の適時打で先制し、6番・日置の3ラン本塁打で4点を先行した日大三だったが、1回裏に早実の4番・野村が2ラン本塁打で2点を返す。さらに3回裏に野村と小西の適時打で早実が同点に追いついた。    早実は5回裏には野村がこの日2本目となる2点本塁打を放ち、6-4と勝ち越し。一方の日大三は3回から6回までは4回続けて三者凡退に倒れ、流れをつかむことができず。    日大三は7回 ... 続きを見る


清宮、第5打席で右翼スタンド上段へ完璧な2ラン本塁打 

2017/04/27

 高校野球の春季東京都大会決勝の日大三対早実は27日に神宮球場で史上初のナイター開催。全国から注目を浴びた試合で、早稲田実業の清宮幸太郎が8回裏に2ラン本塁打を放ち、日大三を突き放した。    この日、3打数無安打としていた清宮だったが、11-10と日大三に1点差に迫られた8回裏、1死一塁から、日大三の田口の高めの直球を完璧に叩き、右翼スタンド上段へ2ラン本塁打。完璧と言える一打で早実が3点差とし、日大三を再度突き放した。この本塁打は清宮にとって高校通算第83号目となった。... 続きを見る


元ロッテの金泰均がイチローに挑戦!連続試合出塁のアジア記録まで残り「4」

2017/04/24

 元千葉ロッテマリーンズで2シーズンプレーをし、現在はKBOリーグのハンファ・イーグルスでプレーをしている金泰均内野手が、22日のKTウィズ戦で安打を放ち、連続試合出塁の韓国記録(63)を更新した。23日の試合でも安打を放ち、記録は「65」まで伸ばしている。    金泰均は韓国球界で活躍した後、2010年から2011年までは千葉ロッテマリーンズでプレー。2010年には打率.268、21本塁打、92打点と活躍するも、2011年には低迷し、その年限りで退団。再び韓国に戻って野球を続けていた。    打高で知られるKBOではあるが、2016年シーズンは、打率.365、23本塁打、 ... 続きを見る




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