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松商学園、21安打5盗塁の猛攻で17年ぶりの夏勝利 【全国高校野球】 

2017/08/09

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◯松商学園 12-3 土浦日大● 
 
 第99回全国高校野球選手権大会の第2日目1回戦第2試合が甲子園球場で行われ、土浦日大(茨城)対松商学園(長野)の試合は、松商学園が21安打を集め12-3で快勝した。
 
 松商学園は初回に連打と渡辺の盗塁でチャンスを作ると、藤井の適時打で先制。さらに2回にも足を絡めた攻撃で2点目を獲得する。
 
 一方の土浦日大は予選を圧倒的な打力で通過してきたが、松商学園の先発の青柳の前に4回までに7三振など、本来の力を発揮できず。
 
 松商学園は足を絡めた攻撃で4回に吉川の適時打、5回には北原の中前適時打で徐々に点を加えると、6回にも無死一三塁から森田の左前適時打と笠原の犠飛で2点を加え、6-0とリードを広げる。
 
 土浦日大は6回裏に富田が四球で出塁すると、星野が左前安打、森本が四球で無死満塁とチャンスを作る。すると、三村の中犠飛で1点を返す。しかし、関根が遊ゴロ併殺打に打ち取られチャンスを逃す。
 
 しかし松商学園は7回と8回にも打線が止まらずに5点を加え、11-1とする。土浦日大も関根の適時打などで2点を返すが及ばず、12-3で松商学園が勝利した。
 
 勝った松商学園は2000年以来17年ぶりの夏の甲子園勝利。攻撃力が爆発した古豪がさらなる高みを目指す。