「甲子園」の検索結果
2017/09/01
日本野球機構は9月1日の試合に先発登板する投手を発表した。 中日のドラ4ルーキー・笠原がプロ初の先発マウンドに上がる。昨日の試合では39歳のベテラン・山井が投打で活躍を見せたが、若手の笠原も好投を見せることはできるだろうか。 また、ソフトバンク・東浜と楽天・岸が今季3度目の対決に臨む。東浜は前回登板で自己最短の4回5失点KOとなったが、今回登板で雪辱を晴らすことはできるだろうか。また、岸も7月18日以来白星から遠ざかっており、2戦2勝で防御率0.69と相性の良いヤフオクドームで久しぶりの白星を掴みたいところだ。 1日に先発登板する投手は以下のと ... 続きを見る
2017/08/31
日本野球機構は8月31日の試合に先発登板する投手を発表した。 日本ハム・大谷翔平が7月12日以来となる先発マウンドへ上がる。札幌ドームには多数のメジャー関係者が視察に来るとみられているが、久しぶりのマウンドで結果を残すことはできるだろうか。 また、中日の39歳ベテラン右腕・山井が今季初登板初先発。シーズン佳境での初登板となるが、上位浮上を狙うチームを勢いづけるピッチングを見せたいところだ。 31日の試合に先発登板する投手は以下のとおり。 <セ・リーグ> 巨人・田口麗斗-広島・中村祐太(東京ドーム 18:00) 中日・山井大介-De ... 続きを見る
2017/08/30
「第28回WBSC U18 ベースボールワールドカップ」が9月1日、カナダで開幕する。代表選手20人は国内での合宿を終えて現地へ渡った。世界一を懸けた熱戦を前に、合宿中に選手が見せたさまざまな表情を紹介する。 【次ページ】笑顔のスラッガー... 続きを見る
2017/08/30
日本野球機構は8月30日の試合に先発登板する投手を発表した。 ロッテ・チェンが腰の張りで登録抹消となったスタンリッジの代役として6月14日のDeNA戦以来となる先発マウンドへ。8月は11試合に救援登板し防御率1.64と結果を残しており、好投が期待される。 29日の試合が雨天中止となった日本ハムとソフトバンクは、有原・バンデンハークがそれぞれスライド登板する。 また、巨人・宮國が7月12日のヤクルト戦以来となる先発マウンドへ。8月16日に再び1軍昇格を果たしていた宮國は、リリーフとして3試合に登板して6回1/3を1失点(自責0)と結果を残した。今 ... 続きを見る
2017/08/29
〇阪神3-0ヤクルト●(29日・甲子園) 7月27日以来に甲子園球場に戻ってきた阪神がヤクルトとの一戦を制した。また、ルーキー・小野が13試合目の登板で6回無失点と好投しプロ初白星を手にした。 阪神・小野、ヤクルト・石川の先発でプレイボール。試合は序盤から阪神が試合を優位に進めた。 2回、阪神は先頭の4番・中谷が三塁手・藤井の後逸で二塁へ出塁しチャンスを作ると、鳥谷が適時打を放ち1点を先制。そして、続く北條も適時三塁打を放ち、この回2点を奪った。 5回には一死から坂本が左翼手・バレンティンの落球で出塁し、俊介の内野安打で二死1・3 ... 続きを見る
2017/08/28
日本野球機構は8月29日の試合に先発する投手を発表した。 阪神は甲子園に帰ってきた初戦を小野泰己投手に託す。小野は今度こそプロ初白星が欲しい。対するヤクルトはベテランの石川雅規投手が先発予定だ。 5割に復帰した巨人は本拠地で広島との対戦。M. マイコラス投手対野村祐輔投手の対戦予定となっている。 29日の予告先発は以下の通り。 <セ・リーグ> 巨人・M. マイコラス - 広島・野村祐輔(東京ドーム 18:00) 阪神・小野泰己 - ヤクルト・石川雅規(甲子園 18:00) 中日・吉見一起 - DeNA・J. ウィーランド( ... 続きを見る
2017/08/27
「第28回WBSC U-18ベースボールワールドカップ」に向けて国内合宿中の野球日本代表「侍ジャパン」U-18代表に25日、甲子園・6本塁打の広陵・中村奨成広捕手と優勝の花咲徳栄・清水達也投手が合流した。26日に千葉県内で行われた練習試合では、中村が6番・DHで先発出場。清水は軽めの調整を行った。 この日の試合前の練習。小枝守監督が「元気よく入ってきてくれて、みんなも温かくてスムーズに迎えられた」というように、2人はすっかりチームになじんだ様子でわきあいあいとアップする様子が見られた。 主将・清宮幸太郎内野手(早実)は中村の第一印象を問われ、「ホテルの廊下で会っ ... 続きを見る
2017/08/24
第99回全国高校野球選手権大会は、花咲徳栄が埼玉県勢として初の優勝を飾り、幕を閉じた。大会記録を更新する68本塁打が放たれ、「打高投低」の傾向が表れた今大会だが、投球過多など高校野球の課題に一石を投じる戦略が見られた。... 続きを見る
2017/08/24
花咲徳栄は、埼玉県勢として初めて夏の甲子園優勝を果たした。チームを率いたのは、今大会で9回目の甲子園出場となった岩井隆監督だ。強力打線と安定した投手陣を育て上げ、中里浩章氏の著書『高校野球 埼玉を戦う監督たち』からは、高校野球の監督と教育者としてのバランスの良さがうかがえる。取材は2017年1月。... 続きを見る
2017/08/23
〇花咲徳栄 14-4 広陵● 第99回全国高校野球選手権大会の第14日(23日・甲子園球場)に行われた決勝戦は、花咲徳栄(埼玉)が広陵(広島)を14-4で圧倒し、春夏通じての初優勝を飾った。また、埼玉県勢としても夏の制覇は史上初。花咲徳栄が高校野球の歴史を塗り替えた。 初優勝を狙う両軍の対決。初回からゲームは動く。1回表に太刀岡、千丸の連打で無死二三塁とすると、3番・西川が中前に落ちる2点適時打で花咲徳栄が先制する。その裏に広陵は吉岡、中村の連打でチャンスを作るも、綱脇が粘りの投球で反撃を許さず。 しかし、広陵は2回に平元が自らを援護する一塁線を ... 続きを見る
2017/08/23
3年連続出場の花咲徳栄は1回戦から3回戦まで、序盤に驚異的な得点力を発揮した。1回戦の開星戦では3回までに5点を先取、2回戦の日本航空石川戦では1回に5点、3回戦の前橋育英では1回に4点といった具合だ。 “序盤力”を生み出す要因は、打順にある。通常、高校野球などでは2番打者に小技に長けた「つなぎの打者」を置くケースが多いが、花咲徳栄は旧チームで1番打者だった千丸剛を起用し、攻撃的な打線を組んでいる。 その千丸とドラフト候補の3番・西川愛也、2年生4番・野村佑希の破壊力に加え、準々決勝からは高井悠太郎、小川恩など下位打線にも穴がない。どこからでも得点が奪えるのが ... 続きを見る
2017/08/23
10年前の夏、あと一歩のところで優勝を逃した広陵は、2007年以来の決勝進出だ。当時、8回まで4-1とリードしながら、佐賀北の反撃により4-5の逆転負けを喫した。甲子園全体が佐賀北を応援し、審判のジャッジも揺れるなど、物議を醸した決勝戦だった。あれから10年、再び優勝をかけた舞台に立つとは、何ともロマンがある。 そんな広陵の顔は、大会前に「小林2世」と呼ばれた中村奨成捕手。スローイングの速さから先輩・小林誠司捕手(巨人)になぞらえられた。しかし、大会が始まると、初戦の中京大中京戦の2本塁打に始まり準決勝までに6本塁打を記録。それまで清原和博氏が持っていた1大会の本塁打記録を塗 ... 続きを見る
2017/08/23
千葉県内で行われている野球U-18代表の合宿に参加している清宮幸太郎内野手(早実・3年)は22日、同じく代表選手の広陵・中村奨成捕手が甲子園1大会6本塁打の新記録を達成したことを受け、「ジャパンの余力を残しながら、(決勝で)燃え尽きてほしい」と23日の決勝戦に向けてエールを送った。 中村は甲子園大会終了後の24日以降に合流する見通し。清宮は「早くこっちに来てほしい」と本音をポロリ。しかし、「仲間なのでばんばん打ってほしい」と期待を込めた。... 続きを見る
2017/08/23
野球日本代表「侍ジャパン」U-18代表は22日、千葉県内のグラウンドで、9月1日から開催される「第28回WBSC U-18ベースボールワールドカップ」出場に向け、国内合宿を開始した。歴代タイ記録の高校通算107本塁打の早実・清宮幸太郎内野手や選抜準優勝の履正社・安田尚憲内野手らが顔を合わせ、打撃や守備練習に汗を流した。 この日は全国高校野球選手権大会の準決勝に進んだ清水達也投手(花咲徳栄・3年)と中村奨成捕手(広陵・3年)を除く18人が参加。小枝守監督は「去年より攻撃力はアップした。ただの打ち合いではなく、隙の無い野球をしたい」と意気込みを語った。 清宮は本塁 ... 続きを見る
2017/08/22
〇花咲徳栄 9-6 東海大菅生● 第99回全国高校野球選手権大会の第13日(22日、甲子園球場)の準決勝第2試合は、花咲徳栄(埼玉)が東海大菅生(西東京)の関東勢対決を延長11回で9-6で制し、初の決勝進出。埼玉県勢としては24年ぶりの決勝進出を果たした。 初回に2死二三塁から東海大菅生の田中が相手バッテリーの一瞬の隙を突き、暴投の間に本塁を踏み先制をすると、さらに千丸の失策で2点目を追加する。花咲徳栄にとっては今大会で初のリードを許す展開となった。 2回表に花咲徳栄は1点を返すが、その裏に松本が前進守備を破る中前適時打で3点目を加え東海大菅生が ... 続きを見る
2017/08/22
〇広陵 12-9 天理● 第99回全国高校野球選手権大会の第13日(22日、甲子園球場)の準決勝第1試合は、広陵(広島)の中村奨成捕手が史上最多の大会6号を記録するなど、4安打7打点と活躍。天理(奈良)の猛追を振り切り12-9で下し、10年ぶりの決勝進出を果たした。 10年ぶりに準決勝に進出した広陵と27年ぶりの進出となった天理の一戦は、初回にプロ注目の広陵・中村が、バックスクリーンへ先制2ランを放ち、大会最多タイとなる第5号本塁打で先制する。 一方の天理は、3回裏にチャンスを作り、神野が右中間に2点適時打を放ち同点とする。 同点 ... 続きを見る
2017/08/22
第99回全国高校野球選手権大会の第13日(22日・甲子園球場)の準決勝第1試合の広陵(広島)対天理(奈良)戦で、広陵の中村奨成捕手が、5回表にソロ本塁打を放ち、史上最多となる大会6本塁打を記録した。 この日初回にバックスクリーンへ先制の2ランを放ち、清原和博氏(PL学園)が85年に記録した1大会5本塁打に並んだ中村は、5回表に先頭打者として左中間にソロ本塁打を放ち、大会新記録の6本塁打の偉業を打ち立てた。 ▽中村の今大会の本塁打 1号:1回戦、中京大中京(愛知)、香村から6回に右中間へソロ 2号:1回戦、中京大中京、伊藤稜から8回に右翼へ2ラン 3号:2回戦、秀 ... 続きを見る
2017/08/22
第99回全国高校野球選手権大会の第13日(22日・甲子園球場)の第1試合で、広陵(広島)の中村奨成捕手が初回にバックスクリーンに2ラン本塁打を放ち、85年に清原和博氏(PL学園)が記録した1大会5本塁打の記録に並んだ。 初回に走者を二塁に置いて、中村は天理の碓井涼の初球をとらえ、バックスクリーンへ一発を放った。1大会5本塁打は清原和博氏以来、32年ぶり2人目の記録となった。... 続きを見る
2017/08/22
天理(奈良)が初めて夏の頂点に立った1986年、主将としてチームをまとめたのが中村良二監督だった。混戦を勝ち上がってつかんだ深紅の優勝旗だった。 「甲子園は素晴らしい経験、思い出になる。僕は高校時代にそういう思い出を作ってもらったので、選手にも作ってあげたい」と教え子への思いを語る。 中村監督は、天理から86年ドラフト2位で近鉄に入団した元プロ野球選手。14年に同高のコーチとなり、15年秋から監督に就いた。 甲子園での采配は今回が初めてだが、初戦は完封勝利、3回戦は延長戦を制し、準々決勝は20安打13得点の猛攻で、27年ぶりの4強進出を果たした ... 続きを見る
2017/08/20
〇花咲徳栄 10-1 盛岡大付● 第99回全国高校野球選手権大会の第12日(20日・甲子園球場)の第4試合は、花咲徳栄が盛岡大付を10-1で下した。春の選抜高校野球大会では浦和学院が2013年に優勝を果たしているが、夏の大会では、埼玉県勢のベスト4は1993年の春日部共栄以来24年ぶりとなり、花咲徳栄のベスト4は同校史上初となった。 2回表、花咲徳栄は野村のソロ本塁打で1点を先制。しかし、その直後の2回裏に先発・綱脇が籔内に適時二塁打を浴び同点に追いつかれる。 試合を振り出しに戻された花咲徳栄だったが、3回以降に打線が小刻みに得点を奪った。 &n ... 続きを見る
2017/08/20
〇広陵 10-4 仙台育英● 第99回全国高校野球選手権大会の第12日(20日・甲子園球場)の第3試合は、仙台育英(宮城)が広陵(広島)を10-4で下した。広陵のベスト4進出は、佐賀北高校との激戦を繰り広げ準優勝となった2007年以来となる。 試合は、広陵が小刻みに得点を重ね大量リードを奪った。 初回、広陵は一死から吉岡の四球・中村が二塁打で2・3塁のチャンスを作ると、加川の犠飛・佐川の暴投・大橋の適時打で3点を先制。3回には、中村の安打・盗塁でチャンスを作ると、大橋・松岡・丸山が連続で適時打を放ち3点を追加。 その後、7回には平 ... 続きを見る
2017/08/20
〇天理 13-9 明豊● 第99回全国高校野球選手権大会の第12日(20日・甲子園球場)の第2試合は、天理(奈良)が明豊(大分)を13-9で下して準決勝進出を決めた。 奈良県代表のベスト4進出は1995年の智弁学園以来となる22年ぶりの快挙となった。また、天理のベスト4進出は甲子園優勝を果たした1990年以来となる。 初回、天理は先頭の宮崎の二塁内野安打・杉下の右前安打・神野の四球で一死満塁のチャンスを作ると、森本の適時打で2点を先制。そして、続く安原がスライダーをバックスクリーンに運び3点を追加。その後、続く山口も真ん中に甘く入った変化球を左翼 ... 続きを見る
2017/08/20
〇東海大菅生 9-1 三本松● 第99回全国高校野球選手権大会の第12日(20日・甲子園球場)の第1試合は、東海大菅生(西東京)が三本松(香川)を9-1で下し、初のベスト4進出を果たした。 今日も東海大菅生打線が爆発し、ベスト8で唯一の公立高校となった三本松に襲い掛かった。 初回、東海大菅生は一死から松井が安打を放ち出塁すると、今大会打撃絶好調の小玉が右翼スタンドに本塁打を放ち、2点を先制。その後も片山の二塁打・奥村の右飛で二死3塁のチャンスを作ると、佐藤の適時二塁打で3点目を加えた。 3回には一死から片山が三塁打を放ち再び好機を ... 続きを見る
2017/08/20
遊ゴロで終わりか――。甲子園にいた4万2千人の誰しもがそう思った。 史上初の2度目の春夏連覇を目指す大阪桐蔭(大阪)と仙台育英(宮城)の対決は、劇的な幕切れとなった。 1点リードで迎えた9回裏。2死一二塁、大阪桐蔭の守備にわずかなほころびが生まれた。遊ゴロかと思われた打球が、一塁手の足がベースから離れていたため、セーフ。流れは一気に仙台育英に傾き、2点適時二塁打を許してサヨナラ負けを喫した。 目前に迫った勝利を逃し、西谷浩一監督は「夏の日本一だけを目指してやってきた。接戦を勝たしてやれないのは監督の力不足だった」と無念さを口にした。   ... 続きを見る
2017/08/19
〇仙台育英 2-1 大阪桐蔭● 第99回全国高校野球選手権大会の第11日(19日、甲子園球場)の第4試合は、仙台育英(宮城)が大阪桐蔭(大阪)に2-1でサヨナラ勝利。ベスト8に進出した。 2回戦をロースコアの投手戦で制した両軍の戦いは、大阪桐蔭の先発柿木、仙台育英の先発長谷川の両投手が素晴らしい投球を披露する。 3回裏に仙台育英はこの日初のチャンスを作るが、鈴木が内野に打ち上げる。しかし、三塁手と二塁手が捕球の際にぶつかり、ボールが弾かれるも、遊撃手の泉口が地面に落ちる前に捕球する珍プレーで仙台育英は先制ならず。 試合は、両投手好 ... 続きを見る
2017/08/19
〇広陵 6-4 聖光学院● 第99回全国高校野球選手権大会の第11日(19日、甲子園球場)の第3試合では、9回にプロ注目の中村の2ランで勝ち越した広陵(広島)が聖光学院(福島)に6-4で勝利。10年ぶりの8強入りを果たした。 試合は初回から動く。3番・瀬川のソロ本塁打で聖光学院が広陵のエース平元から先制。しかし、2回表には丸山と高田の適時打で広陵がすぐに逆転に成功する。 聖光学院は先発の平野が3回2失点。2番手の堀田が2回無失点の好投。すると5回裏に佐藤晃が左翼へソロ本塁打で同点に追いつくと、さらにチャンスを作り矢吹が低めのボール球を上手い打撃で ... 続きを見る
2017/08/19
〇花咲徳栄 10-4 前橋育英● 第99回全国高校野球選手権大会の第11日(19日、甲子園球場)の第2試合では、花咲徳栄(埼玉)が前橋育英(群馬)に10-4で勝利。2年ぶりの8強入りを果たした。 2試合で18得点と打線が好調の花咲徳栄打線が初回から前橋育英に襲いかかる。千丸が二塁打で出塁すると、西川の三塁打、野村の二塁打などでいきなり4点を先制する。 前橋育英も初回と2回に1点ずつを返すが、3回に花咲徳栄は綱脇の適時打で1点を返す。さらに4回にも西川の2点適時打で、この日7点目。 花咲徳栄先発の綱脇は、走者を出すも得点を与えない粘 ... 続きを見る
2017/08/19
〇盛岡大付 12-7 済美● 第99回全国高校野球選手権大会の第11日(19日、甲子園球場)の第1試合では、両校に満塁本塁打が飛び出す熱戦の末に、延長10回で盛岡大付(岩手)が済美(愛媛)に12-7で勝利。初の8強入りを果たした。 強打が自慢の両チームの対戦は、2回に済美の影山の左中間を破る2点適時打を放ち先制。しかし、3回表には相手のミスで盛岡大付が1点を返す。 ゲームが激しく動いたのは5回。連打で植田が適時打を放ち盛岡大付が同点とすると、満塁から小林が左中間スタンドに満塁本塁打。この回一気に5点を加え、済美を突き放す。 し ... 続きを見る
2017/08/18
〇東海大菅生 9-1 青森山田● 第99回全国高校野球選手権大会の第10日(18日、甲子園球場)の第4試合は、東海大菅生(西東京)が青森山田(青森)に9-1で快勝。強力打線が火を噴き、19安打の猛攻で8強入りを果たした。 東海大菅生は1回裏、先頭・田中が二塁打で出塁、続く松井の二ゴロで進塁。片山の適時打で早々に先制。2回裏は、牛山のフェンス直撃の二塁打から鹿倉の安打でチャンスを広げると、戸田のショートゴロの間に1点を追加した。 東海大菅生の強力打線が本領を発揮したのは3回。2回途中から登板した三上を捕まえた。小玉のバックスクリーンに飛び込む2点本 ... 続きを見る
2017/08/18
〇明豊 9-8 神村学園● 第99回全国高校野球選手権大会の第10日(18日、甲子園球場)の第3試合・明豊(大分)と神村学園(鹿児島)の九州対決は、延長12回の末、明豊が9-8のサヨナラ勝ちで激闘を制し、8年ぶりの準々決勝進出を決めた。 明豊は3回裏、9番・管が内野安打で出塁し、四球と犠打で一死二三塁とすると、浜田が先発・青柳に代わってマウンドに上がった中里から適時二塁打を放ち、2点先制に成功。5回裏には、浜田に2試合連続の本塁打が飛び出し、リードを3点に広げた。 神村学園は6回表に先頭・羽月が相手の失策で出塁、犠打で二塁に進塁。4番・前畑の適時 ... 続きを見る
2017/08/18
〇三本松 5-2 二松学舎大付● 第99回全国高校野球選手権大会の第10日(18日、甲子園球場)の第2試合は、三本松(香川)が二松学舎大付(東東京)を5-2で破り、通算4度目の甲子園出場で初の8強進出を決めた。完投したエース佐藤圭悟は、わずか87球で粘る相手打線を抑えた。 試合は4回まで互いに無得点。三本松は5回表に先頭・大久保が二塁打、多田の犠打によって一死三塁のチャンスを作った。続く佐藤のバントが三塁手の失策を誘い、1点を先制した。 さらに6回表、渡辺が右翼への二塁打を放ち、犠打で確実に塁を進めた。8番・下地の適時打で2点目を挙げた。 &nb ... 続きを見る
2017/08/18
〇天理 2―1 神戸国際大付● 第99回全国高校野球選手権大会の第10日(18日、甲子園球場)の第1試合は、天理(奈良)が神戸国際大付(兵庫)を延長戦の末2―1で下し、8強進出を決めた。 天理が2回表に森本の左翼への二塁打でチャンスを作ると、死球と四球で満塁とし、パスボールの間に1点を先制した。 しかし、その裏に神戸国際大付は片岡が三塁打を放ち、野選で1点を挙げて同点に追いついた。 3回以降はともに無得点が続いた。試合が動いたかに見えたのは7回表、天理は森本の安打、安原の二塁打で勝ち越しのチャンスを迎えた。しかし、山口の三ゴロで三 ... 続きを見る
2017/08/18
完敗ですね、本当に夢のような3年間でした――。 今大会限りで退任する秀岳館(熊本)・鍛治舎巧監督の最後の夏が終わった。 2014年に監督に就任。16年春に甲子園に出場し、秀岳館を3季連続4強入りする強豪校に育て上げた。 今夏は、地方大会の途中で体調不良で入院。チームは指揮官不在のまま準決勝、決勝を戦い、磨き上げた強力打線と堅守で4季連続となる夏の切符を手にした。 この日の広陵(広島)戦では、打線が振るわず、守備のミスに泣いた。鍛治舎監督は「もっときっちり守らなければならなかった」と反省を口にしが、選手はよく頑張ったとねぎらった。 ... 続きを見る
2017/08/17
第99回全国高校野球選手権大会の第9日(17日、甲子園球場)の第3試合は、仙台育英(宮城)が日本文理(新潟)を接戦の末に1-0で下し、2年ぶりの3回戦へ進出した。 試合は2回表に日本文理の永田の三遊間への当たりを仙台育英の遊撃手・西巻がダイビンクキャッチ。膝をつきながら二塁へ送球し、併殺打を完成させるスーパープレーを魅せる。 すると、その裏に仙台育英が相手のミスで一三塁とチャンスを作り、斎藤の三ゴロの間に1点を先制する。 その後は両チーム譲らぬ展開。随所でスーパープレーが飛び出し、日本文理の稲垣、仙台育英の長谷川ともに好投し、試合は後半戦に突入 ... 続きを見る
2017/08/17
第99回全国高校野球選手権大会の第9日(17日、甲子園球場)の第2試合は、大阪桐蔭(大阪)が智弁和歌山(和歌山)を接戦の末に2-1で下し、3回戦へ進出した。 1回戦に6点差を逆転して勝利した智弁和歌山と、米子松蔭に完勝した大阪桐蔭の一戦は、初回に大阪桐蔭の根尾の適時打で1点を先制する。 大阪桐蔭の徳山、智弁和歌山の黒原の好投が続いた試合は、4回に智弁和歌山の冨田の三遊間を破る適時打で同点。さらに満塁と攻め立てるが、ここは徳山の粘り勝ち。勝ち越しを許さなかった。 その後試合は、両軍の好守備や走塁ミスなども絡み、得点が入らず、1-1の接戦が続く。 ... 続きを見る
2017/08/17
第99回全国高校野球選手権大会の第9日(17日、甲子園球場)の第1試合は、広陵(広島)が先発平元の快投、ドラ1候補の3番・中村の3安打1本塁打の活躍などで、秀岳館(熊本)を6-1で破り、3回戦へ進出した。 広陵は中京大中京を、秀岳館は横浜を倒し、1回戦の“死の4日目”を勝ち抜いて勢いに乗っている両校の試合は、広陵の平元、秀岳館の川端の両先発が好投。3回まで無失点投球を続ける。 4回表に広陵は中村の安打からチャンスを作ると、相手のバッテリーのミスで1点を先制する。 秀岳館は5回裏に幸地の左翼スタンドへのソロ本塁打で同点とする。 広 ... 続きを見る
2017/08/16
◯聖光学院 5-4 聖心ウルスラ● 第99回全国高校野球選手権大会の第8日(16日、甲子園球場)の第4試合は、聖光学院(福島)が終盤までもつれる接戦の末に聖心ウルスラ(宮崎)を5-4で破り、3回戦へ進出した。 聖心ウルスラ(カトリック系)と聖光学院(プロテスタント系)の対戦となった一戦は、マルティン・ルターがローマ教会に抗議し、ヴィッテンベルクの教会に95ヶ条の論題を発表した「宗教改革」から今年で500年という歴史からもSNS上では「聖戦」として注目を集めていた試合だ。 2回表に聖心ウルスラが6番・柳田、9番でエースの戸郷の適時打で3点を先制。し ... 続きを見る
2017/08/16
◯花咲徳栄 9-3 日本航空石川● 第99回全国高校野球選手権大会の第8日(16日、甲子園球場)の第3試合は、花咲徳栄(埼玉)が初回と最終回に得点を集め、日本航空石川(石川)を9-3で破った。 1回戦で開星(島根)に15安打で9得点を集め快勝した花咲徳栄は、初回から打線が日本航空石川の先発佐渡の制球難を攻め立て、打者10人でいきなり5点を先制する。 花咲徳栄の先発の綱脇は、6回まで無失点の好投。日本航空石川の佐渡も初回以降は無失点投球を続けた。 試合が動いたのは7回だ。7回表に花咲徳栄の野村が左翼へソロ本塁打を打って追加点を挙げる ... 続きを見る
2017/08/16
◯前橋育英 3-1 明徳義塾● 第99回全国高校野球選手権大会の第8日(16日、甲子園球場)の第2試合は、前橋育英(群馬)の先発皆川の快投で明徳義塾(高知)を3-1で破った。 夏の優勝経験がある両校の対決は、3回に前橋育英が丸山の安打、盗塁から戸部が中前へはじき返し、1点を先制する。 前橋育英は先発の皆川が好投。6回まで明徳義塾打線をわずか2安打に抑える投球で味方の援護を待つ。 一方の、明徳義塾先発の市川も粘りの投球。4回まで毎回ピンチを背負うが、3回の1失点のみに抑え、6回まで1失点の快投。両軍打線が相手投手を捉えきれずに試合は ... 続きを見る
2017/08/16
◯盛岡大付6-3松商学園● 第99回全国高校野球選手権大会の第8日(16日、甲子園球場)の第1試合は、盛岡大付(岩手)が粘る松商学園(長野)を振り切り、6-3で下し、2年連続で3回戦へ進出した。 1回戦で昨夏覇者の作新学院(栃木)を破った盛岡大付が2回に下位打線からチャンスを作ると、1番・林が技ありの流し打ちで左前に運び、1点を先制する。 さらに、4回には足を絡めた攻撃で相手のミスを誘い得点を追加した盛岡大付は先発の三浦が好投。6回に松商学園の津田にソロ弾を浴びるまで、無失点の投球で2番手のエース・平松に交代する。 7回には再び林 ... 続きを見る
2017/08/15
読売ジャイアンツ・阿部慎之助内野手が史上49人目の2000本安打を達成した。巨人の生え抜きとしては歴代5人目で、守備の負担の大きい捕手を務めながらの快挙だ。この阿部の功績から、打撃で伸び悩む正捕手・小林誠司が学ぶべき姿勢は何だろうか。... 続きを見る
2017/08/14
◯済美 7-1 津田学園● 第99回全国高校野球選手権大会の第7日(14日、甲子園球場)の第4試合は、済美(愛媛)が終盤の猛攻で津田学園(三重)を7-1で下し、3回戦へ進出した。 初回に無安打で1点を失った津田学園の水谷。しかし、その後は済美の八塚とともに快投を続ける。 試合は4回裏に済美の亀岡が2試合連続となるソロ本塁打を放ち、2点目を加えるが、済美打線を5回までに3安打に抑える好投を披露する。 一方の八塚は3回に内野安打を打たれるが、6回までわずか1安打の完璧な投球。6回にも四球と犠打で1死二塁とピンチを背負うも、後続を打ち取 ... 続きを見る
2017/08/14
◯青森山田 6-2 彦根東● 第99回全国高校野球選手権大会の第7日(14日、甲子園球場)の第3試合は、青森山田(青森)が彦根東(滋賀)を6-2で下し、9年ぶりの勝利を飾り3回戦へ進出した。 青森山田は、3回に赤平の中前適時打で先制。さらに4回には中沢の2ランなど打者一巡の猛攻で、4点を加え、彦根東からリードを奪う。 さらに5回には再び中沢が2番手の松井からバックスクリーンへソロ本塁打を放ち、今大会3人目の2打席連続弾を披露する。 一方の青森山田の先発の斉藤勇は6回まで3安打無失点の好投。彦根東は7回裏に連打と四球で満塁にするが、 ... 続きを見る
2017/08/14
◯神村学園 3-2 京都成章● 第99回全国高校野球選手権大会の第7日(14日、甲子園球場)の第1試合は、神村学園(鹿児島)が京都成章(京都)を9回裏のサヨナラ打で3-2と下し、5年ぶりの夏での白星を挙げ、3回戦へ進出した。 京都成章は、3回表に四球と死球からチャンスを作ると、松本が三塁への内野安打を放ち先制。しかし、6回裏に神村学園は足を絡めた攻撃から、田中祐が逆転の三塁打を放ち、2-1とリードする。 神村学園は先発の7回2/3を投げ、5安打、6三振、8四死球、1失点の成績。しかし、京都成章は1点をリードされた9回表2死から、茂木が2番手の中 ... 続きを見る
2017/08/13
〇明豊7-6坂井● 第99回全国高校野球選手権大会の第6日(13日・甲子園球場)第4試合は、明豊(大分)が坂井(福井)とのシーソーゲームを7-6で破った。 3回、明豊は三村の内野安打・琉の犠打で一死2塁のチャンスを作ると、3番・浜田が左翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち、1点を先制した。 5回、坂井は先頭の山内の左前安打・吉田の犠打で一死2塁のチャンスを作ると、二死から帰山の二ゴロを二塁手・松浦が後逸し同点に追いつかれる。 試合を振り出しに戻されてしまった明豊だったが、その直後の5回には琉が四球で出塁すると、浜田の適時二塁打、本多・ ... 続きを見る
2017/08/13
〇二松学舎大付14-2明桜● 第99回全国高校野球選手権大会の第6日(13日・甲子園球場)第3試合は、二松学舎大付(東東京)が明桜(秋田)を14-2で破った。 東東京大会で9人中7人が超強力な二松学舎大付打線が爆発した。2回に秋広の適時打で先制すると、市川が中越え適時三塁打・永野の適時三塁打でこの回3点を奪った。そして、3回以降は怒涛の毎回得点。相手の守乱にも付け込み、終わってみれば19安打で14得点と圧倒。 投げてもエース左腕・市川が8回1失点と好投し、相手に試合の流れを渡さなかった。二松学舎大付は投打に圧倒的な試合運びを見せ、白星をつかみ取っ ... 続きを見る
2017/08/12
〇神戸国際大付 5-4 北海● 第99回全国高校野球選手権大会の第5日(12日、甲子園球場)2回戦の第3試合は、神戸国際大付(兵庫)が北海(南北海道)を5-4で破り、3回戦へ進出した。 2回戦の初戦となったカードは、2回表に北海の井上が中前適時打で先制に成功。さらに3回には相手のミスからチャンスを作ると、渡辺が中前へはじき返し、追加点を挙げた。 一方の神戸国際大付は3回裏に3番・森田が右前適時打で1点を返すと、6回には6番の石川がソロ本塁打を放ち、同点とした。 7回表に北海は鈴木大、布施の連打から、川村の内野安打で勝ち越し。さ ... 続きを見る
2017/08/12
〇日本文理 9-5 鳴門渦潮● 第99回全国高校野球選手権大会の第5日(12日、甲子園球場)第2試合は、日本文理(新潟)の打線が爆発し、鳴門渦潮(徳島)を9-5で破った。 日本文理は初回に川村の逆方向への2ラン本塁打で先制すると、2回には打者9人の猛攻で5点を加え、序盤から試合をリードする。 鳴門渦潮は、3回に相手のミスも絡み2点を返すと、2番手の鈴江が好投。2回途中から登板すると、日本文理打線を7回までわずか4安打に抑える好投。味方の反撃を待つ。 その鈴江は8回に川村、代打・長谷川に適時打を打たれるが、8回裏に鳴門渦潮打線が ... 続きを見る
2017/08/12
〇仙台育英 15-3 滝川西● 第99回全国高校野球選手権大会の第5日(12日、甲子園球場)第1試合は、仙台育英(宮城)の打線が爆発し、滝川西(北北海道)を15-3で破った。 仙台育英の打線が序盤から爆発した。初回に鈴木の二塁打から3番・山田が左翼スタンドへ弾丸ライナーの2ラン本塁打を突き刺す。さらに2回表には先発投手の長谷川が右翼へ3ラン本塁打で序盤に5点をリードする。 さらに5回の表には相手のミスも絡みチャンスを作ると、斎藤が三遊間へ2点適時打で7点目。6回、7回にも追加点を加えた仙台育英は、先発の長谷川が6回を2安打無失点と好投する。 ... 続きを見る
2017/08/12
横浜(神奈川)は昨夏4強の秀岳館(熊本)に4-6で敗れた。 2点を追う9回、二死で打席に立ったのは主砲・増田珠(3年)。しかし、秀岳館の2番手・田浦のチェンジアップをとらえきれず左飛に倒れた。 神奈川大会では4試合連続5本塁打を記録。この日、期待の一発は出なかったが5回に1安打、三盗を決めるなど存在感を示した。 初戦敗退には無念の表情を浮かべたが、「1本打てたので悔いない。(秀岳館・川端の)早いストレートに負けずにバットを振れたのはよかった」と話す。 夏の甲子園を2度経験した増田。この日は午前6時半に満員通知が出され、4万7千人 ... 続きを見る