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公立の星・三本松が初の8強、完投のエース佐藤はわずか87球で二松学舎打線抑える【全国高校野球】

2017/08/18

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〇三本松 5-2 二松学舎大付●
 
 第99回全国高校野球選手権大会の第10日(18日、甲子園球場)の第2試合は、三本松(香川)が二松学舎大付(東東京)を5-2で破り、通算4度目の甲子園出場で初の8強進出を決めた。完投したエース佐藤圭悟は、わずか87球で粘る相手打線を抑えた。
 
 試合は4回まで互いに無得点。三本松は5回表に先頭・大久保が二塁打、多田の犠打によって一死三塁のチャンスを作った。続く佐藤のバントが三塁手の失策を誘い、1点を先制した。
 
 さらに6回表、渡辺が右翼への二塁打を放ち、犠打で確実に塁を進めた。8番・下地の適時打で2点目を挙げた。
 
 二松学舎大付は8回裏、市川が相手・二塁の悪送球で出塁。一死から9番・永野が三遊間を破り、一二塁のチャンスを迎えた。しかし、続く堀川は内角の直球を打つも併殺打に倒れ、好機を生かせなかった。
 
 9回表には、三本松が多田と佐藤の連続安打、盛田が四球を選んで満塁とすると、川崎の中前適時打で3点目を挙げた。さらに渡辺の適時打で1点、浦上のショートゴロ間にさらに追加点を奪い、突き放した。
 
 二松学舎大付は9回裏、二死から永井、畠山、秋広の連続安打で意地の1点を返した。さらに代打・遠藤が適時内野安打で2点目を奪ったが、反撃はここまでだった。