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”天理らしく”27年ぶり4強。主将でも指導者でも…中村監督が狙う2度目の日本一【全国高校野球】

2017/08/22

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 天理(奈良)が初めて夏の頂点に立った1986年、主将としてチームをまとめたのが中村良二監督だった。混戦を勝ち上がってつかんだ深紅の優勝旗だった。
 
 「甲子園は素晴らしい経験、思い出になる。僕は高校時代にそういう思い出を作ってもらったので、選手にも作ってあげたい」と教え子への思いを語る。
 
 中村監督は、天理から86年ドラフト2位で近鉄に入団した元プロ野球選手。14年に同高のコーチとなり、15年秋から監督に就いた。
 
 甲子園での采配は今回が初めてだが、初戦は完封勝利、3回戦は延長戦を制し、準々決勝は20安打13得点の猛攻で、27年ぶりの4強進出を果たした。
 
 「3つ勝たせてもらいましたけど、実感ない。怖いぐらいうれしい。選手に感謝したい」と謙虚な姿勢を崩さない。
 
 しかし、まだ4強。次は今大会抜群の得点力をみせる広陵(広島)との準決勝だ。
 
 守備から入って、テンポよく攻撃につなげる野球を心掛けてきた――。中村監督は“天理らしく”、再び夏の頂点を目指す。
 
 
取材協力・氏原英明