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巨人・小林、“温室育ち”で伸び悩む打撃。思い出すべき2000本安打・阿部からの金言

読売ジャイアンツ・阿部慎之助内野手が史上49人目の2000本安打を達成した。巨人の生え抜きとしては歴代5人目で、守備の負担の大きい捕手を務めながらの快挙だ。この阿部の功績から、打撃で伸び悩む正捕手・小林誠司が学ぶべき姿勢は何だろうか。

2017/08/15

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巨人生え抜き5人目の偉業、小林が学ぶべき阿部の功績

 読売ジャイアンツ・阿部慎之助内野手が13日にマツダスタジアムで行われた広島東洋カープ戦で史上49人目の2000本安打を達成した。巨人の生え抜きとしては歴代5人目の快挙だ。入団から長年に渡って守備面での負担の大きい捕手を務めながらも、この偉業を成し遂げたことは素直に称えられて然るべきだろう。
 
 敵地の三塁側ベンチで、阿部に高橋由伸監督やコーチ陣、そしてチームメートたちが温かい眼差しと拍手を送るシーンは非常に印象的だった。いつもは敵であるはずのカープの面々にも阿部を祝福する姿が見られ、記録達成の直後は敵味方関係なく球場全体が一体となって球史の証人となっていた。
 
 そんな中、先輩・阿部の功績を見て自分自身の胸中に「何か」を感じ取ってもらわねばならない男が巨人にいたことを忘れてはいけない。正捕手の小林誠司だ。捕手としてのリードや守備面においてはまだ我慢の余地があるのはともかくとして、とにかく伸び悩み続ける打撃面に関しては一向に明るい兆しが見えてこない。
 
 今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では侍ジャパンの扇の要として攻守に渡って活躍。それまで苦手とされてきた打撃でも絶好機でバットから快音を響かせ、日本中を沸かせたのは記憶に新しいだろう。しかしながら5カ月が経過しようとしている今、小林の打撃にはその余韻すら残っていない。
 
 レギュラー陣の中で14日現在、小林の打率は再び2割を割り込み1割9分4厘。いくら8番打者でも、こんなショボい数字に首脳陣はいつまでも黙っていられるわけがない。
 
 阿部も同様だ。今年のオフはいつまで経っても一人前になれない小林とともにグアム自主トレに向かった。そもそもは小林本人から「自分も連れて行ってください」との強い要望があり、それを快諾して実現したものだった。

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