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通用する?しない?…メジャーで観たかった現役6人。プロ野球史上でも最強クラスの面々

2023/03/01

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産経新聞社



坂本勇人(さかもとはやと)


 
 光星学院高から、2006年ドラフト1位で巨人に入団。プロ野球史上最高の遊撃手としての呼び声も高く、NPB通算3000安打超えも期待される。
 
 2009年に打率3割を記録、翌10年には30本塁打を達成し、高卒間もない頃から1軍の主戦力として華々しいキャリアスタートさせた坂本。年々打撃技術を進化させ、2016年にはセ・リーグで遊撃手として初の首位打者を獲得。リーグMVPを獲得した2019年には、打率.312、40本塁打、94打点とキャリアハイを更新した。
 

 
 国際大会では代表常連で、「第3回ワールド・ベースボール・クラシック(2013年)」、「第1回WBSCプレミア12(2015年)」、「第4回ワールド・ベースボール・クラシック(2017年)」、「第2回WBSCプレミア12(2019年)」、「東京五輪(2021年)」に出場し、世界一にも大きく貢献した。
 
 第4回WBCの頃には、米メディア『ESPN』の特集番組内で、「この28歳は非常にクレバーな打撃ができ、特にインコース攻略は並み居る日本のプロ打者の中でも群を抜くぐらいの天才的なレベルを誇っている。守備範囲も広く、俊足で走塁面も侮れない」と評されていた。(※)
 
 22年は精彩を欠いたが、34歳で迎える23年も、遊撃手としての起用に意欲を示している。史上最強ショートがメジャーに挑戦していたら一体どんな成績を残していたのか。想像してしまうファンは少なくないはずだ。
 
(※)『巨人・坂本勇人にメジャー複数球団が熱視線。大谷のWBC不参加で株が急騰「インコース攻略は天才的」』より

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