大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



下馬評は”ドラ1″も…ドラフト1位指名は逃した現役選手5人。最高順位ではなかった逸材たち

2023/09/20

text By

photo

産経新聞社



佐藤隼輔(埼玉西武ライオンズ)


・投打:左投左打
・身長/体重:182cm/83kg
・生年月日:2000年1月3日
・経歴:仙台高 – 筑波大
・ドラフト:2021年ドラフト2位
 
 2年時から大学日本代表に選出されるなど、早くから注目を集めていた佐藤隼輔。ドラフト1位候補との呼び声も高かったが、2位指名でのプロ入りとなった。
 
 筑波大では1年秋のリーグ戦から主戦投手として頭角を現した佐藤。2年時には150キロを計測するなど、本格派左腕としてドラフト1位候補に名を連ねた。
 

 
 しかし、ドラフト直前に右脇腹を負傷し、最後の秋季リーグでは思うような投球ができず。また、隅田知一郎(現西武)、山下輝(現ヤクルト)といった同学年の左投手が評価を高めたこともあり、2位指名で埼玉西武ライオンズの一員となった。
 
 ルーキーイヤーから開幕ローテーション入りしたが、一軍定着には至らず。同年は12試合登板で3勝4敗、防御率4.60に終わった。
 
 それでも、プロ2年目の今季はリリーフとして台頭。150キロ超の直球を武器に一時はセットアッパーも任された。ここまで41試合に登板し、15ホールドポイント(1勝14ホールド)、防御率2.83と飛躍のシーズンになっている。

 

 

 
【了】

1 2 3 4 5