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下馬評は”ドラ1″も…ドラフト1位指名は逃した現役選手5人。最高順位ではなかった逸材たち

2023/09/20

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産経新聞社



(左から)中央大時代の牧秀悟、東海大時代の山﨑伊織、東洋大時代の佐藤都志也

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 プロ野球ドラフト会議には、毎年大きな注目が集まる。ドラフト1位候補と高い評価を受ける有力選手が一定数いるが、その中には惜しくも最高順位での指名を逃す選手も存在する。そこで今回は、ドラ1候補の下馬評も指名されなかった現役選手をピックアップしたい。(今季成績は9月20日時点)

 

 

山﨑伊織(読売ジャイアンツ)

先発で好投する巨人・山﨑伊織
・投打:右投左打
・身長/体重:181cm/81kg
・生年月日:1998年10月10日
・経歴:明石商 – 東海大
・ドラフト:2020年ドラフト2位
 
 プロ3年目の今季は飛躍を遂げ、先発ローテーションの柱を担っている山﨑伊織。大学3年時からドラフト1位の有力候補と称された逸材であった。
 
 明石商から東海大に進学すると、2年春にリーグ戦デビュー。3年時にはエースとなり、春秋連続でリーグMVPを獲得。大学日本代表にも名を連ねるなど、早くから大学屈指の右腕として注目を集めた。
 

 
 ところが、4年時に右肘靭帯再建主従(通称トミー・ジョン手術)を敢行。その影響で一時は社会人野球に進む意向を見せたが、読売ジャイアンツからドラフト2位指名を受けた。
 
 ルーキーイヤーはリハビリに専念。それでも翌2022年には開幕ローテーション入りを果たし、20試合(97回1/3)を投じて、5勝5敗、防御率3.14と飛躍の足掛かりを作った。
 
 迎えたプロ3年目の今季は、ここまで20試合(126回を投げ)、9勝4敗、防御率3.00をマーク。2桁勝利も目前に迫っており、今や戸郷翔征とともに先発陣を支える存在となっている。

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