もし海を渡っていれば…メジャーリーグで観たかった歴代選手6人。日本球界が誇る伝説級の選手たち
2025/04/02
産経新聞社
清原和博
出身:大阪府
投打:右投右打
身長/体重:188cm/104kg
生年月日:1967年8月18日
ドラフト:1985年ドラフト1位
高卒1年目から31本塁打を放ち、NPB歴代5位の通算525本塁打を記録している清原和博。現役時代にメジャー球団からオファーがあったことも、のちに明かしている。
PL学園高校時代には1年時から4番打者を務め、5度出場した甲子園では通算13本塁打を放つなど、甲子園のスターとして注目を浴びた。
1985年ドラフト1位で西武ライオンズに入団すると、高卒1年目にして31本塁打をマークし、新人王を受賞。1990年には打率.307、37本塁打、OPS1.068の好成績を残すと、1992年には出塁率.401をマークし、最高出塁率のタイトルを戴冠。その後、打撃主要タイトルの獲得はなかったが、毎年本塁打を量産した。
1997年にFA権を行使して読売ジャイアンツへ移籍すると、2002年にはリーグ優勝と日本一に貢献。引退前々年の2006年までシーズン2桁本塁打を継続するなど、天性の打撃力を誇った。また、一塁守備にも定評があり、一塁手部門のゴールデングラブ賞に5度選出されるなど、守備面でも輝きを放った。
西武、巨人、オリックス・バファローズの3球団を渡り歩き、キャリアを終えた清原。球界屈指の”ホームランアーチスト”として「メジャーでも観たかった」と思わせるほどの成績を残した。