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もし海を渡っていれば…メジャーで観たかった歴代選手5人。日本球界で輝いた伝説級の選手たち

2023/12/30

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産経新聞社



秋山幸二

出身:熊本県
投打:右投右打
身長/体重:186cm/86kg
生年月日:1962年4月6日
ドラフト:1980年ドラフト外
 
 桁外れのパワーで本塁打を量産した秋山幸二も、「一度メジャーで見てみたい」と思わせる成績を残した選手である。
 

 
 ドラフト外から西武ライオンズに入団した秋山は、1985年に40本塁打を放って大ブレイク。1985年から1993年の9年連続で30本塁打以上を放ち、プロ通算でも437本塁打を記録。また、1990年の51盗塁を筆頭に、プロ通算303個の盗塁も決めた。
 
 打撃だけでなく、守備でも身体能力の高さを見せつけたシーンが数多くある秋山。センターからホームへ矢のような送球を見せたり、フェンス際の打球を好捕したりなど、数えればキリがない。
 
 秋山の並外れた身体能力は、ジャイアンツで活躍したクロマティも絶賛したほど。クロマティが開設するYouTubeチャンネル『クロマティチャンネル』では、秋山のことを「一番好きな選手」と評しており、「大リーグでプレーできた」とも秋山本人に伝えていた。
 
 秋山はクロマティとの対談の中で、「体が万全な状態であればメジャーに行きたかった」と話していた。ただ、FA取得が33歳だったこともあり難しいと判断したのだろう。「メジャーに最も近い男」と呼ばれた秋山だが、メジャーの土を踏むことはなかった。

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