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まさに”主役”…夏の甲子園で覚醒した現役プロ野球選手5人|全国高校野球選手権大会

2023/08/03

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産経新聞社



浅村栄斗(大阪桐蔭)

投打:右投右打
身長/体重:182㎝/90㎏
生年月日:1990年11月12日
ドラフト:2008年ドラフト3位
 
 現在は東北楽天ゴールデンイーグルスの主砲として活躍する浅村栄斗も、夏の甲子園で攻守に渡る活躍を見せた。
 
 強豪・大阪桐蔭で2年夏からセカンドのレギュラー格となったが、甲子園出場はならず。最高学年となってからは不動の「1番・ショート」としてチームを牽引し、最後の夏には“聖地”への切符を勝ち取った。初戦の日田林工(大分)戦から5安打を放つなど躍動すると、続く金沢(石川)戦では圧巻の2ホーマー。遊撃守備でも好プレーを連発するなど大会を通じて攻守に圧倒的な存在感を放った。
 

 
 全6試合で安打を記録し、打率.552(29打数16安打)、2本塁打とリードオフマンの役割を全う。大阪桐蔭を17年ぶりの甲子園優勝に導いた。
 
 また、大会16安打は歴代2位タイ。数多くのプロ野球選手を排出している大阪桐蔭の中でも、「歴代最強の1番打者」という呼び声が高い由縁となっている。この活躍で一気にプロの評価を高め、ドラフト上位でプロ入りを果たした。

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