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かつての輝きをもう一度…今オフ戦力外通告を受けた大物6人。もう一花咲かせたい実績ある選手たち

2023/11/25

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産経新聞社



薮田和樹


・投打:右投右打
・身長/体重:188cm/84kg
・生年月日:1992年8月7日
・経歴:岡山理大付高 – 亜細亜大
・ドラフト:2014年ドラフト2位
 
 2017年に15勝を挙げ、最高勝率のタイトルを獲得した薮田和樹。しかし、その後は思うような結果を残せず、今オフに非情宣告を受けた。
 
 亜細亜大から2014年ドラフト2位で広島東洋カープに入団した薮田。プロ2年目の2016年には中継ぎを中心に16試合に登板し、防御率2.61と飛躍の兆しを見せた。
 

 
 翌2017年はリリーフ要員として開幕一軍入りすると、シーズン途中に先発へ配置転換。同年は38試合(129回)を投げ、15勝3敗3ホールド、勝率.833、防御率2.58の好成績で最高勝率のタイトルに輝いた。
 
 さらなる飛躍が期待されたが、翌年以降は制球難に苦しんで大きく低迷。2020年は28試合に登板したが、防御率4.60に終わるなど信頼を取り戻すことはできなかった。
 
 今季はわずか3試合の一軍登板にとどまり、ファームでも防御率5点台と低調な結果に終わり、オフに戦力外が通告された。2017年のリーグ優勝に貢献した右腕も、野球人生の分岐点に差し掛かっている。

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