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”崖っぷち”からの大逆転! 移籍先で輝いたドラフト1位入団の現役選手5人

2024/01/26

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産経新聞社



巨人時代の澤村拓一(左)と大田泰示

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 2024年シーズンに向け、各球団が着々と補強に乗り出しているプロ野球。オフには馬場皐輔や甲斐野央といった、ドラフト1位選手の移籍もあった。過去を振り返ると、新天地で躍進を見せた例も数多く存在する。ここでは、移籍先で活躍したドラフト1位入団の現役選手を紹介する。

 

 

加治屋蓮


投打:右投右打
身長/体重:185㎝/91㎏
生年月日:1991年11月25日
経歴:宮崎・福島高 – JR九州
ドラフト:2013年ドラフト1位
 
 加治屋蓮は、加入2年目にしてかつての輝きを取り戻した。
 
 2013年ドラフト1位で福岡ソフトバンクホークスに入団。即戦力と期待されながらも故障に苦しんでいたが、プロ5年目の2018年に飛躍を遂げた。同年はセットアッパーとしてリーグトップの72試合に登板し、35ホールドポイント(4勝31ホールド)、防御率3.38の好成績を残した。
 

 
 ところが、翌年は成績が低迷。2020年はわずか6試合の登板に終わり、同年オフに戦力外通告を受けた。その後、阪神タイガースへの入団が決まったが、移籍1年目は7試合登板、防御率7点台と精彩を欠いた。
 
 再起をかけて臨んだ2022年は一軍に定着すると、39試合登板で防御率2.43をマーク。あらゆる起用に順応し、復活を印象付けた。
 
 さらに、翌2023年には51試合に登板して17ホールドポイント(1勝16ホールド)、防御率2.56とブルペン陣を支える働きを見せ、リーグ優勝・日本一に貢献した。

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