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逆境を経て…移籍先で躍進したドラフト1位入団の現役選手5人。オコエ瑠偉&田中正義はどうなる?

2023/01/18

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産経新聞社



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 2023年シーズンに向け、各球団が着々と補強に乗り出しているプロ野球。今オフは、オコエ瑠偉や田中正義といったドラフト1位選手の移籍が目立っている。前所属球団では期待に応えられなかった両選手だが、過去には新天地で躍進を見せた例も数多く存在する。ここでは、移籍先で活躍したドラフト1位入団の現役選手5人を紹介する。

 

 

加治屋蓮


投打:右投右打
身長/体重:185㎝/91㎏
生年月日:1991年11月25日
経歴:宮崎・福島高 – JR九州
ドラフト:2013年ドラフト1位
 
 加治屋蓮は、加入2年目にしてかつての輝きを取り戻した。
 
 2013年ドラフト1位で福岡ソフトバンクホークスに入団。即戦力と期待されながらも故障に苦しんでいたが、プロ5年目の2018年に飛躍を遂げた。同年はセットアッパーとしてリーグトップの72試合に登板し、35ホールドポイント(4勝31ホールド)、防御率3.38の好成績を残した。
 
 ところが、翌年は成績が低迷。2020年はわずか6試合の登板に終わり、同年オフに戦力外通告を受けた。その後、阪神タイガースへの入団が決まったが、移籍1年目は7試合登板、防御率7点台と精彩を欠いた。
 

 
 復活をかけて臨んだ2022年、シーズンを通して一軍に定着。あらゆる場面での起用に適応し、39試合登板、防御率2.43をマークした。復活を印象付ける投球を見せ、ブルペンに欠かせない存在となった。

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