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”崖っぷち”からの大逆転! 移籍先で輝いたドラフト1位入団の現役選手5人

2024/01/26

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産経新聞社



澤村拓一


投打:右投右打
身長/体重:184cm/102kg
生年月日:1988年4月3日
経歴:佐野日大高 – 中央大
ドラフト:2010年ドラフト1位
 
 澤村拓一は、トレード移籍が転機となって復活を遂げた。
 
 2010年ドラフト1位で熱望していた読売ジャイアンツへ入団。ルーキーイヤーから先発ローテーションに定着し、29試合(200回)を投げ、11勝、防御率2.03の活躍で新人王に輝いた。翌2012年にも2桁10勝、防御率2点台を記録した。
 

 
 2015年からはクローザーへ転向。同年は60試合に登板し、36セーブ、防御率1.32をマークすると、翌2016年には最多セーブのタイトル(37セーブ)を獲得した。しかし、2017年は右肩の故障などがあって一軍登板なし。2019年はリリーフとして一定の数字を残したが、2020年は不安定な投球が続いてまさかの三軍降格も経験し、同年9月に千葉ロッテマリーンズへ電撃トレードとなった。
 
 ロッテでは加入初日に即一軍登板し、3者連続三振の圧巻投球を見せると、チームのセットアッパーとして君臨。移籍後は22試合登板、13ホールド、防御率1.71の好成績を残した。
 
 2021年からはMLBのボストン・レッドソックスでプレー。その後、2023年シーズン途中に古巣・ロッテへ復帰した。

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