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まさに衝撃…今世紀最大の「電撃トレード」で移籍した5人。他球団へ移った主力選手たち

2022/09/22

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産経新聞社



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2022年のプロ野球はトレードが少なく、2月以降から数えてもわずか3件に留まった。だが、これまでのプロ野球では「電撃トレード」も数多く発生し、主力選手が他球団に移籍したケースも少なくない。そこで今回は、2000年以降に発生した電撃トレードで他球団に移籍し、活躍を見せた、または活躍中の5人を紹介する。

 

 

小久保裕紀(ダイエー→巨人)


 
出身:和歌山県
投打:右投右打
身長/体重:182cm/87kg
生年月日:1971年10月8日
ドラフト:1993年ドラフト2位
 

 福岡ダイエー、ソフトバンクホークスの看板選手として大活躍した小久保裕紀。小久保のトレード発表は、数多くのプロ野球ファンに衝撃を与えた。
 
 青山学院大学時代は、学生で唯一バルセロナ五輪(1992年開催)の代表として選出。銅メダルの獲得に貢献すると、翌年のドラフトでダイエーに入団した。1年目こそ苦しんだ小久保だが、2年目から28本塁打を放つなど見事な活躍を見せ、この年の本塁打王にも輝いた。
 

 
 2001年には44本のアーチを描いた小久保だが、2003年のオープン戦で右ひざを負傷し、1軍・2軍ともに試合出場なし。すると、ダイエーホークスが日本一を決めて優勝パレードが終わってから数日あまり、小久保の読売ジャイアンツへのトレードが発表されたのだ。また、トレードの内容は「無償トレード」。けがで1年間試合に出なかったとはいえ、あまりに衝撃的な扱いと言えるだろう。
 
 このトレードには球団内、そしてファンから疑問や怒りの声が続出。当時監督だった王貞治すら「球団の対応に疑問が残る」と発言したほどだ。移籍は小久保から打診されたもので、けがの治療費の未払いなど、フロントに対する不信感が積み重なった結果とも言われている。
 
 2007年から再びホークスに復帰し、最後は同球団で引退したものの、衝撃度の大きなトレードだった。

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