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1番から9番まで長距離砲の超絶破壊力。一球が命取りの豪華打線に付け入る隙は…【米国代表全選手紹介・野手編】

第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝2戦目、侍ジャパン対米国代表戦が21日(日本時間22日)にドジャー・スタジアムで行われる。その米国代表のメンバーを2回にわたって昨季の成績と、今大会2次ラウンドまでの成績とともに紹介する。今回は野手編だ。

2017/03/22

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クリスチャン・イエリッチ


クリスチャン・イエリッチ外野手(左翼)【マイアミ・マーリンズ】
右投左打
 
2016年成績:155試合、打率.298、98打点、21本塁打、9盗塁、72四球、138三振
今大会成績:6試合、打率.350、2打点、0本塁打、0盗塁、3四球、3三振
 
 2013年にメジャーデビューを果たし、マーリンズの主力打者として活躍するイエリッチ。これまでは高い守備力、安定した打撃成績を売りにしてきたが、昨季は21本塁打と長打力にも磨きをかけた。特に左翼守備はMLBでも屈指の上手さであり、2014年にはゴールドグラブ賞を受賞している。まだ25歳と若く、これからの更なる成長が期待できる選手だ。
 
 本大会ではコンスタントに安打を積み重ね、打率.350と好調を維持。本塁打こそ出ていないが、同点タイムリーを放ったり、チャンスで後続に繋ぐなど得点に結びつく打撃を見せている。また、イエリッチは母方の祖父が日本人という日系三世であり、実は日本代表としてWBCに参加することも可能だ。

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