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1番から9番まで長距離砲の超絶破壊力。一球が命取りの豪華打線に付け入る隙は…【米国代表全選手紹介・野手編】

第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝2戦目、侍ジャパン対米国代表戦が21日(日本時間22日)にドジャー・スタジアムで行われる。その米国代表のメンバーを2回にわたって昨季の成績と、今大会2次ラウンドまでの成績とともに紹介する。今回は野手編だ。

2017/03/22

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ジャンカルロ・スタントン


ジャンカルロ・スタントン外野手(右翼・DH)【マイアミ・マーリンズ】
右投右打
 
2016年成績:119試合、打率.240、74打点、27本塁打、0盗塁、50四球、140三振
今大会成績:5試合、打率.214、3打点、1本塁打、0盗塁、2四球、5三振
 
 スタントンはMLBでも屈指のパワーとスイングスピードの持ち主であり、本塁打は飛距離がある特大なものが多い外野手だ。毎年20本塁打以上をコンスタントに記録しており、2014年には37本塁打でナ・リーグ本塁打王を獲得している。
 
 2次ラウンドのドミニカ共和国戦では、決勝2点本塁打を放ち、チームの準決勝進出に大きく貢献。ちなみに、その時の本塁打は強烈な弾丸ライナーで3階席まで到達した。バットに当たればどこまででも飛ばすタイプであり、変化球の対応力もあるため、失投はほぼ間違いなくスタンドに運ばれると思って差し支えないだろう。また、守備力も平均レベルであり、強肩の持ち主でもある。
 
 本大会では、7番以降に座っていることが多く、下位打線ながら、米国を代表するスラッガーとして大きく存在感を放っている。また、以前に顔面死球で負傷した影響から、頬を覆い隠すヘルメットを使用しているのも特徴的だ。

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