大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



球界が震撼…まさかの“格差トレード”を経験した大物6人。電撃移籍で新天地へ移った選手たち

2024/04/19

text By

photo

産経新聞社



金村暁(日本ハム→阪神)

阪神・金村暁
・投打:右投右打
・身長/体重:187cm/82kg
・生年月日:1976年4月19日
・経歴:仙台育英高
・ドラフト:1994年ドラフト1位
 
 日本ハムファイターズでは4年連続2桁勝利を挙げるなど、エースに君臨していた金村暁も、‘格差トレード’と呼ばれる移籍を経験した1人だ。
 
 1994年ドラフト1位で日本ハムに入団すると、高卒4年目に8勝、防御率2.73をマークし、最優秀防御率のタイトルに輝いた。
 

 
 その後は故障に苦しんだシーズンもあったが、2002年に初の2桁10勝をマーク。2005年には25試合(174回)を投げ、13勝、防御率3.62の好成績を残した。
 
 しかし、2007年は13試合登板で5勝6敗、防御率4.73と寂しい数字に。成績悪化もあり、同年オフに阪神タイガースへトレード移籍となった。トレード相手になったのは、当時通算3勝の中村泰広。実績に大きな差があるトレードとして話題を呼んだ。
 
 阪神加入初年度は故障にも泣かされ、わずか8試合登板止まり。翌2009年は主に中継ぎで22試合登板、防御率2.76とまずまずの投球を見せたが、2010年オフに戦力外通告を受けた。

1 2 3 4 5 6