大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



怖いのはケガだけ…今季主力クラスとなりそうな5人。故障離脱が懸念される選手たち

2023/02/15

text By

photo

産経新聞社



石川昴弥


・投打:右投右打
・身長/体重:186cm/104kg
・生年月日:2001年6月22日
・経歴:東邦高
・ドラフト:2019年ドラフト1位
 
 石川昴弥は、中日ドラゴンズ期待の長距離砲。昨季はけがで途中離脱となったが、大器の片鱗を覗かせるシーズンとなった。
 
 東邦高時代には、投打でチームを牽引し、3年春の甲子園を制覇した。ドラフト会議では、特に野手として高い評価を受け、3球団が1位指名。抽選の結果、地元・中日が交渉権を引き当てた。
 

 
 ルーキーイヤーは、開幕二軍スタートとなったが、早々に一軍昇格。初打席で二塁打を放ち、鮮烈な一軍デビューを飾った。
 
 高卒3年目を迎えた2022年には、「7番・三塁」で初の開幕スタメンに抜擢。37試合出場で、打率.225ながら5本塁打、19打点をマークするなど、ブレイクの兆しを見せていた。
 
 ところが、5月下旬に左膝前十字靱帯不全損傷の大けがを負い、登録抹消。残りのシーズンを棒に振った。
 
 再起をかける今季は、春季キャンプ二軍スタートとなったが、3月中の実戦復帰に向け、順調な回復ぶりを見せている。心機一転の背番号「25」で、飛躍を狙う。

1 2 3 4 5