期待通りの大活躍…阪神、今世紀最強のドラフト1位入団5人。球団史に名を刻む選手たち
2023/02/13
産経新聞社
近本光司
出身：兵庫県
投打：左投左打
身長／体重：171cm／71kg
生年月日：1994年11月9日
ドラフト：2018年ドラフト1位
一時はWBC日本代表への選出も期待された近本光司。代表入りとはならなかったものの、今シーズンもリードオフマンとしてチームを支える存在になるはずだ。
社高校、関西学院大学ではピッチャーとしてプレーすることもあったが、大学2年の秋に野手転向を決意。大学3年から外野手に専念し、持ち前の俊足とバッティングを活かしてベストナインに輝くなど大活躍。
大阪ガスでも活躍した近本は、地元球団の阪神タイガースからドラフト1位で指名を受けた。
ルーキーイヤーは序盤こそ苦しんだが、徐々に本領を発揮し始め、最終的には新人歴代3位となる159安打をマーク。また、36個の盗塁を記録して盗塁王に輝くなど、ルーキーながら記録ずくめのシーズンを過ごした。
その後も活躍を続け、2020年に再び盗塁王、2021年は最多安打、2022年は3度目となる盗塁王をそれぞれ獲得している。
すでに高い評価を得ている一方、春先は毎年のように不振にあえぐシーズンが続いている状態だ。今年こそ幸先の良いスタートダッシュを切り、阪神を優勝に導けるのか注目である。