WBC出場の代償? 大会後に成績を落とした5人。レギュラーシーズンで苦しんだ日本代表戦士たち
2023/01/12
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WBC2023 侍ジャパン 最新情報(最新ニュース)
「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2023」の開催を控え、各国で大物選手の招集が決まるなど、既に大きな盛り上がりを見せている。最高峰の戦いが繰り広げられるWBCだが、レギュラーシーズンへの影響から出場辞退する選手も少なくない。ここでは、大会後のシーズンで大きく成績を落としたNPB戦士5人を紹介する。
渡辺俊介
シーズン成績:23試合(147回)、5勝11敗、105奪三振、防御率4.35(2006年)
“ミスターサブマリン”の愛称で親しまれた渡辺俊介。第1回WBCに出場した2006年シーズンでは、大きく成績を落とした。
2000年ドラフト4位で千葉ロッテマリーンズに入団。プロ1年目から13試合登板で2勝、防御率2.66とまずまずのデビュー年を送った。2003年に先発ローテーションへ定着すると、翌2004年に自身初の2桁12勝をマーク。2005年には23試合(187回)を投げ、15勝4敗、防御率2.17とキャリアハイの数字を残した。
しかしレギュラーシーズンでは一転、不安定な投球が続き、黒星が先行。先発ローテーションこそ守ったが、最終的に23試合(147回)を投じて5勝11敗、防御率4.35と低調な数字に。特にリーグワーストの14与死球を記録するなど、制球面でも苦しんだ1年となった。
しかし、レギュラーシーズンに入ると一転、不安定な投球が続き、黒星が先行。先発ローテーションこそ守ったが、最終的に23試合(147回)の登板で、5勝11敗、防御率4.35と低調な数字に。特にリーグワーストの14与死球を記録するなど、制球面でも苦しんだ1年となった。