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今オフは藤浪も!? 阪神からメジャー移籍を果たした選手5人(3)復活遂げた“暗黒期のエース”

2022/10/12

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産経新聞社



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 ペナントレースを終了した2022年のプロ野球。オフシーズンは選手の去就も注目されるが、阪神タイガース・藤浪晋太郎投手がメジャー挑戦の意思を表明し、大きな話題を呼んでいる。これまでにも数多くの日本人選手がメジャーリーグの舞台に立っているが、阪神からMLBへはばたいたプレーヤーもいる。ここでは、阪神からメジャー移籍を果たした選手を5人紹介する。

 

 

藪恵壹


 
 阪神タイガースの低迷期をエースとして支え続けたのが、藪恵壹である。
 
 社会人の朝日生命からドラフト1位入団を果たし、即戦力として期待された薮は、ルーキーイヤーから26試合(181回1/3)を投げて9勝9敗。貯金をつくることはできなかったが、防御率3.18という数字を残して新人王に輝いた。タイガースは1993年から10年連続でBクラスに沈んだため、薮は「暗黒時代のエース」と呼ばれることも珍しくなかった。
 
 NPBでは3年連続を含む4度の2桁勝利を記録し、2005年からメジャーリーグに活躍の場を移す。海を渡った薮は中継ぎとして起用され、オークランド・アスレチックスで40試合に登板した。しかし1年限りの在籍となり、翌年はコロラド・ロッキーズとマイナー契約を結ぶも、メジャー昇格は果たせず。2007年は無所属で新天地でのプレーを模索した。
 

 
 すると、2008年にサンフランシスコ・ジャイアンツ入り。マイナー契約から始まった薮だが、最終的にはメジャーで60試合に登板し、防御率3.57と見事な復活を遂げた。その後、2010年シーズン途中に東北楽天ゴールデンイーグルスで日本球界へ復帰。同年限りで現役引退を決断した。