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“早熟型”の評価も…新人王に輝くも伸び悩んだ逸材5人(2)大ブレイクで日本代表入りも…

2022/10/04

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産経新聞社



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 プロ野球の世界で、新人王に輝いた選手たちは特に将来を嘱望される。昨季受賞した栗林良吏(広島)と宮城大弥(オリックス)は、今季も期待通りの活躍を見せている一方で、受賞後に成績が低迷した選手も多くいる。ここでは、新人王を獲得するも伸び悩んだ選手を5人紹介する。

 

 

小松聖


出身:福島県
投打:右投右打
身長/体重:180cm/80kg
生年月日:1981年10月29日
経歴:勿来工-国士館大-JR九州
ドラフト:2006年大学生・社会人ドラフト希望枠
 
 プロ2年目に驚異的な活躍を見せたものの、翌年以降は苦しんだ選手が元オリックス・バファローズの小松聖である。
 
 勿来工、国士舘大学を経てJR九州に進んだ小松。3年間社会人の舞台でプレーし、2006年大学生・社会人ドラフト希望枠でオリックス入りを果たす。2007年は主に中継ぎの役割を務め、翌2008年に先発として瞬く間にブレイクした。
 
 同年もリリーフとして開幕を迎えたが、開幕直後に先発へ転向。プロ初先発で勝利投手となると、打ち込まれる時期もあったが、後半戦は破竹の勢いで勝ち星を重ねた。最終的に15勝3敗、防御率2.51の成績で文句なしの新人王に輝き、低迷が続いていたチームの躍進に大きく貢献。オフには第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に選出され、世界一を経験した。
 

 
 将来のエースとして期待されていた小松だったが、2009年はまさかの1勝9敗、防御率7.09と精彩を欠いた。前年は172.1イニングを投げ、与四死球数は44だったが、同年は91.1イニングで同数の与四死球を献上。制球難が不振の大きな要因となった。2012年以降はリリーフ再転向で巻き返しを図ったが、思うような結果は残せず。2016年限りで現役を引退した。