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あと少しで三冠王だった…プロ野球、僅差で三冠王を逃した一流選手6人

2023/09/01

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産経新聞社



山田哲人


出身:兵庫県
投打:右投右打
身長/体重:180cm/76kg
生年月日:1992年7月16日
ドラフト:2010年ドラフト1位
 
 ”ミスタートリプルスリー”とも称される山田哲人。初めて「3割30本30盗塁」を達成した2015年、実は三冠王にも手が届く位置にいた。
 

 
 前年に大ブレイクを果たした山田は、不動の3番打者としてさらなる躍進を見せた。打率・本塁打・盗塁など数多くの打撃部門でキャリアハイの数字を残し、プロ野球史上9人目となるトリプルスリーを達成。ヤクルトのリーグ優勝の立役者となり、最優秀選手(MVP)にも選出された。
 
 同年は打率.329、38本塁打、100打点、34盗塁、出塁率.416と圧倒的なシーズン成績を残し、本塁打・盗塁・出塁率のタイトルを獲得。しかし、打率・打点部門でともにチームメイトが立ちはだかった。
 
 首位打者は、7厘差で川端慎吾(.336)。打点王は5つ差で畠山和洋(105打点)に軍配。トリプルスリーとの同時達成という偉業はならなかった。

 

 
【了】

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