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どれも圧倒的…プロ野球歴代三冠王の7人。村上宗隆は令和初の偉業を成し遂げるか

2022/07/06

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産経新聞社



プロ野球最新情報

東京ヤクルトスワローズの村上宗隆内野手が今季、打率、本塁打、打点と各打撃項目でリーグトップクラスの成績を誇り、令和初の三冠王が現実味を帯びている。ここでは、これまでに三冠王を達成した歴代選手全7人を紹介する。

 

 

中島治康


 
所属:東京巨人
ポジション:外野手
投打:右投右打
身長/体重:175センチ/73キロ
生年月日:1909年6月28日
経歴:松本商 – 早稲田大 – 藤倉電線
 
三冠王:1回
1938年秋(40試合制)
38試合、打率.361、10本塁打、38打点

 プロ野球史上初の三冠王に輝いた中島。当時の40試合制で38試合に出場し、打率.361、10本塁打、38打点をマーク。2位の選手がそれぞれ打率.320、5本塁打(いずれもハリス)、25打点(伊藤健太郎)であったことから見て取れるように、断トツの数字だった。
 
 また、同年は7二塁打、2三塁打も記録し、長打率は驚異の.626。2位ハリスの.490から大きく引き離していた。リーグ上位8人が防御率2.50未満の打低時代にこれだけの数字を残したことも見事だ。

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