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MLB最高の選手は誰だ! 野手総合能力値ランキング1位~5位。走攻守三拍子揃った“怪物”たち(2019シーズン版)

マイク・トラウトやジャスティン・バーランダーを筆頭に、MLBには数々のスター選手が存在する。そして、それらの選手をあらゆる視点から分析することも野球観戦の醍醐味だろう。今回ベースボールチャンネル編集部では、メジャー屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(年俸は『BASEBALL REFERENCE』、ゾーン別打率は『MLB.com』を参考)。※成績は2019シーズンのみ、サイン盗み等を考慮しないものとする

2020/07/06

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【総合1位】コディ・ベリンジャー


 
 メジャー1年目で当時のナショナル・リーグ新人最多記録となる39本塁打を放ち鮮烈なデビューを飾った男が、わずか3年目で野手陣のトップに君臨する数値に上り詰めた。
 
 本塁打は1年目の数字を大きく上回るキャリア最多の47本をマークし、「長打力」は野手部門3位タイの96点。また、見た目のフルスイングとは裏腹に「コンタクト能力」も高く、確実性と長打力を併せ持つメジャー屈指のスラッガーであることを証明ししている。
 
 さらに、DRS(守備防御点)+19で「守備力」は野手部門で2番目に高い97点を叩き出した。主にスプリント能力から計った「走力」が91点と高いため、これが15個にとどまった盗塁数よりも二塁打以上の長打と守備範囲の広さに繋がったことが考えられる。
 
 年齢も24歳と若いことから、これ以上の上積みを考えると、将来は歴代の伝説的な選手と肩を並べるのではないかと末恐ろしいものを感じる。課題を挙げるとすれば「勝負強さ」で、.275だった得点圏打率はチームの主砲としてさらに磨いていきたい。
 
 
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