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MLB最高の選手は誰だ! 野手総合能力値ランキング1位~5位。走攻守三拍子揃った“怪物”たち(2019シーズン版)

マイク・トラウトやジャスティン・バーランダーを筆頭に、MLBには数々のスター選手が存在する。そして、それらの選手をあらゆる視点から分析することも野球観戦の醍醐味だろう。今回ベースボールチャンネル編集部では、メジャー屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(年俸は『BASEBALL REFERENCE』、ゾーン別打率は『MLB.com』を参考)。※成績は2019シーズンのみ、サイン盗み等を考慮しないものとする

2020/07/06

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【総合3位】クリスチャン・イェリッチ


 
 ナショナル・リーグ最優秀選手賞(MVP)の有力候補と目されながら、終盤の自打球による右膝の骨折でシーズン終了を余儀なくされたイェリッチが総合3位に位置づけた。
 
 メジャー7年目にしてキャリア最多となる44本塁打をマークした28歳のスラッガーは、「長打力」とともに「出塁能力」でも98点を獲得。しかし、イェリッチの驚異的な“攻撃力”はこれだけにとどまらない。
 
 平均93.1マイル(約150キロ)を記録した「打球速度」はジャンル別単独3位の95点で、これは総合順位トップ90の中で最も高い。これに盗塁30個を生んだ「走力」91点を融合することで、得点圏を賑わし相手投手にダメージを与え続けた。
 
 そしてイェリッチ自身もチャンスに強く、得点圏打率.327で「勝負強さ」は総合順位トップ5では最も高い88点を獲得した。MVPに届かず自身のポストシーズン出場も叶わなかったが、今季は昨季に続く活躍に期待がかかる。

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