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大谷擁するエンゼルス、王者と一騎打ちか 6人ローテと補強重ねた打線が機能すれば躍進【30球団戦力紹介】

 今年もメジャーリーグが開幕した。世界一を目指すチーム、数年後の奪還へ向けて再建を図るチーム…いずれにしても、様々な状況の中で162試合という長いシーズンを戦い抜かなければならない。それぞれの戦力とともに、どんな位置付けになっているのか見てみよう。

2018/04/11

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【投手陣:C】昨季は故障者続出だった先発陣。6人ローテは成功するか

 昨季、ロサンゼルス・エンゼルスは先発陣のほぼ全員が故障者リスト入りを経験する事態になった。ギャレット・リチャーズ、タイラー・スキャッグス、マット・シューメイカー、アンドニュー・ヒーニー、J.C.ラミレスの5人に加え、大谷翔平も足首の手術と肘の保存療法であるPRP注射を受けるなど、健康上の懸念は消えない。
 
 今季は6人ローテーションを導入することによって、故障者をいかに少なくシーズンを乗り切ることが出来るかが課題になるだろう。全員が健康であれば、先発陣の総合力はメジャーリーグでも上位に入る。
 
 ブルペンは可もなく不可もなくといったところだろう。クローザー役が予想されるブレイク・パーカーは昨季終盤5週間で7セーブを挙げている。

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