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大谷翔平は“不発”も…ドジャースが首位攻防3連勝!2023年7月以降”10戦10勝”のフリーマン×ベッツ「アベック弾」【コラム】

2025/08/19 NEW

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 首位攻防戦でサンティエゴ・パドレスをスイープし、地区首位を奪い返したロサンゼルス・ドジャース。首位攻防3戦目の主役は、2023年7月以降10試合負けなしの不敗神話を持つフリーマンとベッツの「アベック弾」だった。大谷翔平の打撃は沈黙したが、MVPトリオの存在感が際立っていた。(文・八木遊)

 

 

首位攻防戦で3連勝

 
 ロサンゼルス・ドジャースが4年連続地区優勝、そして2年連続世界一に向けて大きく前進した。
 
 ナ・リーグ西地区は今季もドジャースとサンティエゴ・パドレスによる熾烈な争いとなっている。一時は9ゲーム差をつけていたドジャースがやや失速すると、その間にパドレスが勝利を重ね、首位攻防3連戦を前に首位に浮上していた。
 
 そして迎えた天王山は、ドジャースがパドレスをスイープ。1ゲームを追う展開から一気に2ゲーム差をつける展開へと形勢逆転に成功した。
 
 初戦はドジャースとパドレス打線ともに4安打の投手戦。ドジャースはクレイトン・カーショーが6回1失点の好投を見せると、救援陣が奮闘し、3-2で接戦を制した。
 
 続く2戦目はブレーク・スネルが6回無失点の快投。するとドジャース打線は相手先発のディラン・シースの乱調につけ込み、4安打で6得点を挙げた。この試合を6-0で制し、単独首位に立つと、3戦目は3本の本塁打攻勢でパドレス投手陣を攻略。最後はアレックス・ベシアが9回をピシャリと締めて5-4で勝利し、ドジャースが3連勝を飾った。
 
 注目の大谷翔平は、この3連戦で9打数2安打。長打、打点ともにゼロとパワフルな打撃は影を潜めたが、3得点を記録しチームに貢献した。
 

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