「大谷翔平&鈴木誠也」のライバルに移籍の噂が浮上!? 動向次第ではタイトル争いから”脱落”も【コラム】
2025/07/26 NEW
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メジャーリーグは全30チームが100試合を終え、勝負の終盤戦に突入する。地区優勝争いとともに、熱を帯びているのが個人タイトル争いだが、大谷翔平&鈴木誠也のライバルに、移籍の噂が浮上している。今後の動向次第では、ナ・リーグの打撃タイトル争いに大きな影響を与えることになりそうだ(文・八木遊)
大谷と鈴木にとって手ごわい相手
メジャーリーグは、全30チームが100試合を終えた。ポストシーズン進出に向けて、上位につける各チームは負けられない戦いが続く。
特に多くの日本人選手が所属するナ・リーグは、3地区ともに混戦の様相を呈している。レギュラーシーズンの最終盤までもつれた展開になることも予想される。
熾烈な地区優勝争いとともに、熱を帯びているのが個人タイトル争いだ。特にナ・リーグの本塁打王と打点王の2冠には日本人選手が絡んでおり、日本のファンも関心を寄せていることだろう。
現地24日(日本時間25日)時点で、本塁打部門トップは、目下5試合連続本塁打中でシーズン37本塁打に伸ばした大谷翔平(ドジャース)。それをユジニオ・スアレス(ダイヤモンドバックス)が1本差で追う展開だ。
打点部門は、そのスアレスが86打点でリーグ最多。これを鈴木誠也(カブス)が81打点で追っている。
スアレスはオールスター後の6試合で5本塁打、8打点とさらに調子を上げており、大谷と鈴木にとって手ごわい相手となりそう。これまで3度“三振王”に輝いたことがあるスアレスだが、主要打撃3部門は49本塁打を放った2019年の本塁打部門2位が最高。両打ちの34歳にとって、今季はタイトル獲得の大きなチャンスといえるだろう。