「改善する必要がある」大谷翔平所属のドジャース、ロバーツ監督がクローザーに注文!? 米メディア「スライダーを…」【海外の反応】
2025/07/18
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大谷翔平 最新情報
大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・ドジャースは、今一つの成績で前半戦を終えた選手がいる。主にクローザーを務めるタナー・スコット投手もピリッとしない投球が続くが、デーブ・ロバーツ監督は後半戦の復調へ向け注文をつけたようだ。米メディア『スポーツイラストレイテッド』が報じた。
前半戦のスコットは45登板、1勝2敗7ホールド19セーブ、防御率4.09と、セーブ数こそリーグ4位なものの安定感を欠く投球が目立った。前半戦最後の登板だった日本時間14日の試合でも、9回に同点2ランを被弾し今季7度目のセーブ失敗を喫している。
同メディアは「ロバーツ監督は日曜日、今季ここまでのスコットの活躍について語った」としつつ、「スライダーを使うと、ゾーンに入りすぎてしまう。彼は速球をもう少し動かさないといけない。必要に応じてスライダーの曲がりを少なくしたり、ストライクにしたりもできなければならない」というロバーツ監督のコメントを紹介。
続けて、「スコットのスライダーの被打率は.305で、バレル率は9.4%。リーグ全体ではスライダーの被打率は.224、バレル率は5.7%となっている。空振り率は34.5%と高いが、昨季の38.8%よりは低下している。データを総合すると、スコットは変化球で相手を翻弄する能力が想定ほど高くないことが分かる。今季は速球とスライダーしか投げていないことを考えると、球質を改善する必要があるだろう」と指摘している。
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