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千賀滉大はMLBで通用するのか…大型契約結んだ日本人投手6人。メジャー1年目の成績は?

2022/12/25

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産経新聞社、Getty Images



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 福岡ソフトバンクホークスの千賀滉大投手は、今オフに海外フリーエージェント(FA)権を行使し、メジャー挑戦を表明。ニューヨーク・メッツと5年総額7500万ドル(約102億7500万円)の大型契約を締結した。ここでは、大型契約を結んだ日本人投手のMLB1年目の成績を振り返っていく。

 

 

松坂大輔


 
 メジャー1年目にして、ワールドシリーズ制覇を経験した松坂大輔。
 
 高校時代から大きな注目を集め、1998年ドラフト1位で西武ライオンズに入団。高卒1年目から16勝を挙げた。同年から3年連続最多勝を獲得するなど日本球界のエースとして活躍。2006年オフにポスティングシステムを行使し、ボストン・レッドソックスと6年総額5200万ドルの大型契約を締結した。
 
 メジャー初登板で初勝利を手にすると、順調に白星を積み重ね、前半戦だけで10勝をマーク。シーズン後半はやや不安定な投球を見せたが、最終的に32試合(204回2/3)を投げ、15勝12敗、防御率4.40の成績を残した。
 

 
 チームは地区優勝を果たし、ワールドシリーズに進出。第3戦に先発した松坂は、投打に渡る活躍で日本人初のワールドシリーズ勝利投手になるなど、世界一に大きく貢献した。新人王投票でも4位に入るなど、充実のメジャー1年目を過ごした。

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