大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



千賀滉大はMLBで通用するのか…大型契約結んだ日本人投手6人。メジャー1年目の成績は?

2022/12/25

text By

photo

産経新聞社、Getty Images



前田健太


 
 日本人投手のメジャー1年目では、最多タイの16勝を挙げた前田健太。
 
 2006年高校生ドラフト1巡目で広島東洋カープに入団すると、高卒4年目にして沢村賞を受賞した。2015年にも15勝、防御率2.09の好成績で2度目の沢村賞に輝くと、同年オフにポスティングシステムを行使し、メジャーへ挑戦。ロサンゼルス・ドジャースと基本給1年300万ドル、契約ボーナスを加えて8年総額2500万ドルと多額のオプションが付いた特殊な契約内容で合意した。
 
 メジャー初登板は、6回無失点の好投に加え、打撃でも本塁打を放つなど衝撃のデビュー。その後も安定したピッチングを続け、前半戦は8勝を挙げた。後半戦に入っても先発ローテーションを守り切り、32試合(175回2/3)を投げ、16勝11敗、防御率3.48をマークした。
 

 
 ポストシーズンでも先発を任され、新人王投票では3位にランクイン。ルーキーイヤーからMLBの舞台で躍動した。

1 2 3 4 5 6