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大谷翔平、7回11K無失点で今季3勝目! 打っては2安打1打点、二刀流の“聖地”は「本当にいい印象が残った」

2022/05/06

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大谷翔平、最新情報(最新ニュース)

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は5日(日本時間6日)、敵地で行われたボストン・レッドソックス戦に「3番・投手」で投打二刀流出場。投げては7回11奪三振無失点で今季3勝目を挙げ、打っては2安打1打点の活躍でチームを勝利に導いた。米公式『MLB.com』が同日、報じている。

 

 
 二刀流の“聖地”で圧巻のピッチングを見せた。
 
 大谷は初回の立ち上がり、先頭のトレバー・ストーリー内野手を89.4マイル(約144キロ)のスプリットで空三振とすると、続くラファエル・デバース内野手は振り逃げで出塁を許したが、ザンダー・ボガーツ内野手からも85.2マイル(約137キロ)のスライダーで空三振を奪うなど後続を断った。
 
 2回も難なく終えると、3回には2死からの連打を浴びたが、4番J.D.マルティネス外野手を98.4マイル(約158キロ)の渾身の速球で空三振。4回はこの試合初めての三者凡退すると、5回は先頭のジャッキー・ブラッドリーJr.外野手の二塁打で先制のピンチを背負ったが、右直と2者連続三振で無失点投球を継続した。
 
 6回も1死二塁のピンチを凌ぐと、7回にはジャレッド・ウォルシュ内野手の2ランでエンゼルスが先制。快投を続ける大谷はその裏のマウンドにも上がると、走者は出したものの得点は許さず。レッドソックス打線に付け入る隙を与えず、リリーフ陣に後を託した。
 
 この日の投手・大谷は、7回(99球)を投げ、被安打6、与四死球0、奪三振11、失点0の成績で3勝目(2敗)。防御率3.08、WHIP1.03となっている。
 
 一方の打撃では、4回1死一塁の第2打席で、ベテラン左腕リッチ・ヒル投手から中安を放つと、8回無死満塁で迎えた第4打席では、右腕タナ―・ホーク投手の95.1マイル(約153キロ)のフォーシームをとらえ、レフトへのタイムリーヒット。この回一挙5得点の攻撃を演出した。
 
 この日の打者・大谷は、4打数2安打1打点(一ゴロ、中安、中飛、左安①)の成績。打率.240、OPS.695(出塁率.301+長打率.394)となっている。

 大谷は、試合後の取材に応じ、ベーブ・ルース氏がプレーした二刀流の“聖地“フェンウェイ・パークについて、「お気に入りの球場の一つです」とし、「ここでの投球が楽しみだったし、本当にいい印象が残った」と語った。
 
 試合は、エンゼルスが8-0で完封勝利。レッドソックスとの3連戦を2勝1敗で勝ち越した。