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強打炸裂!夏の甲子園最高の本塁打バッター6人|全国高校野球選手権大会

2023/08/02

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産経新聞社



高校野球 甲子園最新情報

 第105回全国高等学校野球選手権大会が、8月6日に開幕。夏・王者をかけて出場49校がしのぎを削る。今大会も佐々木麟太郎(花巻東)らプロ注目のスラッガーたちが数多く登場する。そこで今回は、甲子園で強打を見せつけたホームランバッターを6人紹介する。

 

 

中村奨成(広陵)


 
出身:広島県
投打:右投右打
身長/体重:181cm/81kg
生年月日:1999年6月6日
ドラフト:2017年ドラフト1位
 

 2017年(第99回大会)で6本の本塁打を記録した中村奨成。1大会での最多安打19、最多打点17など、甲子園で強烈なインパクトを残した選手だ。しかし、当の本人はここまで打てるとは思っていなかったという。
 
 というのも、中村は広島県大会で死球を受けてしまい、一時はバットが振れない状態になっていた。県大会の準決勝で少しずつ振れる状態になったというが、痛みや不安を抱えたまま甲子園での試合に臨んだ。
 

 
 ところが、いざ甲子園の舞台に立つと、中京大中京戦で2本塁打。いずれも逆方向への打球だった。その後も、秀岳館、聖光学院を相手に1本ずつ、天理戦で2本塁打を記録。それまで清原和博が持っていた本塁打記録を塗り替え、チームを準優勝に導いた。
 
 現在は広島東洋カープに所属する中村。2017年の夏のように、プロの世界でも強打を炸裂できるのか注目したい。

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