大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » ワールド・ベースボール・クラシック » 侍ジャパン最大のライバルに!? WBC韓国代表の注目選手5人

侍ジャパン最大のライバルに!? WBC韓国代表の注目選手5人

2023/03/09

text By

photo

Getty Images



WBC2023 韓国代表 最新情報

 2023年のWBCはPOOL Aを皮切りに3月8日(水)に開幕した。2017年のWBCではまさかの1次ラウンド敗退に終わった韓国。主力選手の高齢化という問題も抱えているが、日本相手には全力で挑んでくるだろう。そこで今回はWBC韓国代表の注目選手を5人紹介する。

 

 

キム・グァンヒョン


投打:左投左打
身長/体重:188cm/88kg
生年月日:1988年7月22日
国際大会経歴:2008年北京オリンピック、2009年WBC、2015年・2019年プレミア12

 
 日本のプロ野球ファンにとって、キム・グァンヒョン投手は馴染み深く感じる人もいるのではないだろうか。
 
 高校時代から韓国代表に選出され、エースとして活躍したキム・グァンヒョン。2006年にSKワイバーンズ(現:SSGランダース)から指名を受けて入団し、韓国を代表するピッチャーに成長した。名前が知れ渡ることになったきっかけは、2008年の北京オリンピックでの活躍だ。
 

 
 北京オリンピックでは日本戦に2試合登板し、1試合目で6回2失点(勝ち負けつかず)、2試合目の準決勝では8回2失点で勝利投手となった。キレのあるスライダーに多くの打者が苦しめられ、その活躍ぶりから「日本キラー」と呼ばれるようになった。
 
 国内リーグでは2008年に16勝、2010年に17勝を挙げて最多勝。不振に陥ったシーズンもありながら復活し、2020年から2年間セントルイス・カージナルスに所属した。昨年は古巣に復帰して13勝をマークするなど、まだまだその投球は健在。日本戦に登板するか定かではないが、手強い存在となることに変わりはないだろう。

1 2 3 4 5