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侍ジャパンの“救世主”となるか…歴代WBC、緊急招集された代表戦士5人。牧原大成の活躍は?

2023/03/09

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Getty Images 産経新聞社提供



栗原健太


・投打:右投右打
・身長/体重:183cm/97kg
・生年月日:1982年1月8日
・経歴:日大山形高
・ドラフト:1999年ドラフト3位
 
 第2回WBCで緊急招集された栗原健太。決勝戦では、スタメンに抜擢された。
 
 1999年ドラフト3位で広島東洋カープに入団した栗原は、高卒5年目に2桁本塁打を放ちブレイク。故障に苦しむ時期もあったが、広島の主軸打者に成長した。
 

 
 2008年には全試合4番に座り、打率.332、23本塁打、103打点の好成績をマーク。その後、第2回WBCでは直前まで代表選考合宿に参加したものの、代表から落選し、予備メンバーに登録された。
 
 ところが、同大会で2本塁打を放つなど、好調を維持していた主砲・村田修一が第2ラウンドで右足を負傷。村田の代替選手として、同じ右の強打者である栗原に白羽の矢が立ち、急きょ招集される運びとなった。
 
 準決勝の前日に合流すると、同戦では代打で出場。決勝の韓国戦では「7番・指名打者」でスタメン起用された。2試合で3打数0安打2三振の成績となったが、世界一連覇の一員となった。

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