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侍ジャパンの“救世主”となるか…歴代WBC、緊急招集された代表戦士5人。牧原大成の活躍は?

2023/03/09

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Getty Images 産経新聞社提供



炭谷銀仁朗


・投打:右投右打
・身長/体重:181cm/98kg
・生年月日:1987年7月19日
・経歴:平安高
・ドラフト:2005年高校生ドラフト1巡目
 
 第4回WBCでは、嶋基宏の離脱という緊急事態に。そこで白羽の矢が立ったのが、炭谷銀仁朗であった。
 
 2005年高校生ドラフト1巡目で西武ライオンズに入団。高卒1年目から開幕スタメンに抜擢されるなど、若くして一軍経験を積んだ。2012年には、自身初のゴールデングラブ賞を獲得。
 

 
 球界でも屈指の捕手となり、2013年に行われた第3回WBCの日本代表メンバーに選出。しかし同大会では、阿部慎之助や相川亮二らベテラン捕手が中心となり、炭谷は3試合の出場となった。
 
 2015年には、ベストナインとゴールデングラブ賞のW受賞。同年オフに行われたプレミア12の日本代表に選出されるなど、その後も実績を積み上げた。
 
 2017年の第4回WBCでは、代表メンバーから漏れたものの、嶋の離脱により、追加招集。同大会では、正捕手に起用された小林誠司が大活躍を見せたため、2試合の出場にとどまったが、経験豊富な捕手としてチームを支えた。

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